リオのカーニバル

毎年2月の中旬には3日間ほどのカーニバル休暇があり、あの有名なリオのカーニバルもこの時期開催されます。しかし、コロナの影響でしばらく休止。コロナもまあまあ落ち着いてきたということで、今年は3年ぶりの開催です。カーニバルはリオが圧倒的に有名ですが、首都のサンパウロにも同じようなものがあるし、各地方都市にもそれぞれ特色のあるカーニバルがあるようです。サンパウロが2月17日18日(金と土)、リオが2月19日と20日の夜9:00から翌朝の6時までで、TV中継もされます。                                    そもそもの始まりは、アフリカから連れて来られた奴隷に、年に一度3日間ほどの休暇が与えられたことが始まりと言われています。よって、もともとはサンバではなくて、アフリカ音楽がルーツであり、たとえばサルバドール(ブラジル北東部の街)のカーニバルなどは今でもアフリカの雰囲気を色濃く残しているそうです。

実はこのカーニバル、だれでも参加できます。お金さえ出せば。もちろんだたの観客としてではなくて、踊りとパレードに参加できるのです。その参加料は、交通費等すべて込みで6,200レアル(約15万円)ほど。ただの観客として観るだけなら1時間も見れば飽きてしまうと言われているカーニバルですが、参加者としてなら楽しいだろうし、とても良い思い出になることは間違いないでしょう。私も誘わた時、やや惹かれたのですが、徹夜になるし、わざわざリオまで行くのもちょっと面倒いかも、と遠慮しておきました。でも私の知人が参加し、写真なども送ってくれましたので少し紹介します。ひょっとしたら日本でも報道されたかも知れません。

このカーニバルに参加するのは12チームほどで、なんと1チームの構成は3,000人以上もいて、9時間ほどで12チームですから、1チーム1時間近く踊り歌っているということになります。異国情緒十分ですが、確かにそんなに延々と見せられたら飽きてしまうかも知れません。どのチームも似てるように見えますし。              でもこれら各チームは採点されて順位が付けられます。各チームは優勝を目指して一年間この日の為にそれはそれは大変な努力、準備を重ねるそうです。

*マンゲイラチームの一員として参加した日本人チーム。マンゲイラはトップチームだそうです。
*会場の航空写真。およそ700mほどの直線道路で、両側に観客席があります。この写真では上から下にパレードが流れていると思われます。会場はカーニバル専用のものですが、オリンピックの時にはアーチェリー競技の会場として使われたようです。
*日本人チームと他のチームの記念写真。
*別のチーム

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