眼瞼下垂

この字を読める人ってどのくらいいるでしょうか?私ももちろん読めませんでしたが、”がんけんかすい”と読みます。言われてみればそんな風に読むのかなと思えます。これは加齢により瞼(まぶた)を動かす筋肉が弛緩してしまい、あるいは瞼の皮膚が垂れ下がってきて、目を必要以上に覆ってしまい、周りが見えにくくなったり、肩こり、疲れやすいなどの症状を引き起こします。もちろん外見も悪くなり、いつも半分寝ているような、あるいは朝起きたばかりのような目になってしまうということになります。

先日M氏のゴルフコンペ祝勝会があり、私も”お呼ばれ”で参加したのですが、15人ほどの参加者の何人かが、私の隣に座ったI氏をみて                「あれっ!Iさん、目がすっきりしましたね」                  「ほんとだ。目がパッチリして全然印象がちがいますよ」という声があがり、I氏は 「実は眼科医の娘の勧めでまぶたを上げる手術をしたんですよ」              70歳を超えるI氏と私はそんなにしょっちゅうご一緒したことが無かったので、私には違いが良く分からなかったのですが、目元を良く見ると目の上下にわずかな腫れのようなものが感じられました。                                                   「どうですか?良く見えるようになりましたか?」                「私はあまり感じないけど、他の人に宣伝して欲しいというのもあるみたいですね」                                  その会に参加した多くの人は60歳以上のためか皆さん感心がありそうで、いろいろ質問攻めです。私もその一人で、なにせ隣に座っているものだから話もし易くて       「Before・Afterの写真ないですか?」                    「今はないけど、娘にもらえば見せられると思いますけど」           「料金は幾らくらいかかるんですか?」                    「いや、娘だから私は払ってませんが、今度聞いておきますよ」          私は自分自身それほど視野が狭くなったとか、目が細くなった(元々細いですが)などの自覚症状はさほどなかったですが、長年かけて徐々に進行していくものでしょうから、変化はほとんど自覚できないと思われます。疲れやすくなったとか物が見えにくくなったというのもすべて加齢のせいにして瞼(まぶた)の変化など考えもしませんでした。そもそも目元がすっきりして若く見えるようになるのは、年寄にとって実に魅力的なことではないか。

善は急げ。後日このIさんのお嬢さんであるDr. Daniela Iさんとアポを取って話を聞いてみると、手術は1時間もかからず、術後2-3日で普通の生活に戻れるそう。      料金は7,000レアルほど(175,000円ほど)で、日本とそれほど違わないかも知れません。でもまあ簡単に終わる手術みたいだし、乗りかかった船ということで、その場で実施を決めました。手術日は1月30日(月)と決まり、それまでに血液検査と心電図(私は不整脈があるため)を取っておいてください、ということでその指示書が渡されました。ENKYOという日本人向けのクリニックでその指示書を渡せばすぐに検査してくれるそうです。

*Dr. Daniela Mayumi I先生。これは面接(診断)の後に携帯に送られてきたメッセージ(アンケ―ドなど)に添えられていた写真です。これまでの18年間で4,000人の手術をしてきたそうです。
*Before
*After(もちろん写真は私ではありません)あるクリニックの再度から借用しました。

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