クリスマスから新年にかけて家族がサンパウロまで遊びに来てくれました。家族と言っても娘と妻だけです。元々息子夫婦も来る予定だったのですが、妊娠してしまったために止む無く中止。 2人ともカタール航空の同じ便ですが、片方はエコノミー、片方はビジネスと親子で大違い。どちらがビジネスであったかは言うまでもないと思いますが、それでも片道30時間を超える長旅です。それだけでもう大変な海外旅行なのですが、それでもサンパウロだけで過ごす、というわけにも行きません。なにせサンパウロはこれと言って観るものがありません。どこに連れていくか、何をするかを考えるのに結構苦労します。 以前にも書きましたが、娘からはイグアスの滝は行ってみたいとのリクエストがあったので、まずリオデジャネイロに行って、そこから直接イグアスの滝を廻り、年末年始をSPで過ごすという計画を立てて、旅行会社にアレンジをお願いしました。
リオへはGOL(国内エアライン)の15:40発の便で、16:40 着予定です。SP-リオ間はほぼ1時間毎に飛んでいます。15:40ですから、国内便だし2時間も見ておけば十二分であろうとタクシーで13:00に出たのですが、30分もかからないで空港に着いてしまい、余裕たっぷりです。GOLのカウンターには長い行列ができていたので、近くに並んでいるチェックインマシンを試みました。3人同じ便に乗るのに一気にチェックインできなくて、一人一人同じ質問(予約番号、パスポート番号、連絡先など)を繰り返し入れるのですが、どうしても発券まで行きつきません。何度やっても同じです。(実は前の晩ウェブチェックインをしようとしたのですが、途中から先に進めなくなり諦めたのでした)30分以上もトライしたでしょうか。結局機械からのチェックインはあきらめて、仕方なく長い行列に並ぶことにしました。その時点ではまだ1時間半もありますから、仮に1時間待ったとしても間に合うはずです。 見ていると、ひとりひとりの処理に時間がかかることかかること。混雑状況を見て、急いで処理しようという態度もみえなくて、まるでインドのようです。それでもなんとか搭乗40分ぐらいまえには順番が廻ってきて、「やれやれ、なんとか乗れそうだわ」と一安心して搭乗券を受け取って急いで出発ロビーへ。 出発ロビーのある2階に上がるエスカレーターのあたりで、搭乗窓口を確認するつもりでチケットをみると”19:10発”となっています。目が点になって、皆のチケットを確認しても同じ時刻になっています。「なんだこりゃ!?」 慌てて引き返して、先ほどのカウンターに戻り英語で確認すると、幸い近くに英語がわかる女性係員が居て、 「ちょっと待ってください、早い便に乗れるか確認してみますので」5分ほど待たされて、「すみません、この便しかありません」 「まだ40分もあるんだよ。なぜ勝手に3時間半も後の便になるわけ?」 「出発1時間を切りますと自動的キャンセルになってしまいます」 「そんな話聞いてことないぞ。国際便だって30分以内でも乗れるよ。ふざけるな!(とは言わなかったけど)」そうしていると別の男性係員が出て来て 「リオは現在非常に暑くて、車輪がバーストする危険があるので、搭乗人数を制限せざるを得ないのです」などとわけのわからない説明をされて、 「飲食券のバウチャーを出させていただきますので、なんとかお待ちいただけませんか?」 結局どうにも乗れそうもないので、3時間半も無駄な時間を過ごしたわけですが、なんとも呆れかえったのは、発券をするときに窓口の人が勝手に便を変えておきながら、なんの説明もなかったことです。信じられません。仮にポル語でも、時間の事だから説明できるはずです。たぶんオーバーブッキングかんかしてたものと思われますが、お陰でその日の予定は大幅変更です。といっても予定してレストランで食事ができなかっただけのことではありますが、それにしてもGOLの窓口対応には呆れかえりました。どう考えても信じられないですよね。
あけましておめでとうございます。毎回、おもしろく拝見しています。GOL航空会社の対応ひどいですね。シドニーの航空会社も褒められたものでもないですが。日本航空とか全日空はちゃんと対応してくれるので安心です。
藤田さん
ほんと、JALにしろANAにしろ日本の航空会社は安心ですね。いよいよブラジル生活も残り少なくなってきました。シドニーから始まった海外生活ですが、約20年ぶりに今年の3月本帰国の予定です。
もう一度シドニーに住んでみたいです。ち