マチュピチュツアー

コロナが収まったわけではないですが、海外にもほぼ自由に渡航できるようになり、かねてより行ってみたいと思っていたペルーのマチュピチュに行って参りました。   参加メンバーは5人のおじさん。おじいさんと言っても良いくらいなののですが、皆駐在員でいずれは日本に帰国する身。この3年近くはコロナのお陰でほとんど動けず、行ける時に行っておこうという気持ちもあったと思います。なにせ南米は地球の反対側。日本から行こうとすると丸3日以上もかかるでしょうから、よほど興味がないとまず訪ねてみようとは思わないでしょう。

SPからでさえリマ(ペルーの首都)まで5時間ほど飛んで、そこからクスコ(インカ帝国の首都)まで国内線で1時間ほど。そこからはバス、鉄道を使ってマチュピチュまで3時間ほどかかります。クスコは標高3,400mほどあり、高山病にかかるほどではなかったものの、さすがに空気は薄く、ちょっと動いただけでも息苦しさを感じます。一方マチュピチュはクスコから1,000mほど下って標高2,400mほどですから、ほぼ普通に動けます。天気にも恵まれ、その日の最高温度は25度ほどで、歩いていると汗ばむほどでした。

*マチュピチュのほぼ全景です。住民は500人ほどだったそうで、”空中都市”というほどでもないかと。階段状になっているのは段々畑で、ジャガイモやトウモロコシを栽培していたそうです。

マチュピチュの風景は、写真で誰もが一度は見たことがあると思いますが、あの写真そのままの絶景です。周りの山々も日本の山容とはかなり違い、切り立った岩山に囲まれたおよそ人が住むような場所には思えません。ここが何のために作られたのかもはっきりしないようですが、インカ帝国の首都であったクスコの王様の避暑地とか別荘とか言われています。でもクスコの方がはるかに涼しいはずですから、”避暑地”ってのは無いだろうと思われます。むしろ”避寒地”という方が正しい気がします。当時はクスコから歩いてきたのですが、片道3泊4日ぐらいかかったそうで、別荘という説も疑問が残ります。                                     とにかくすべて石でできています。鉄もなかった時代全く隙間なく石を加工した技術というか情熱には感心しますが、作られたのは14世紀ごろ。すなわち日本の室町時代で日本ではまもなく鉄砲が登場する時代です。その頃なら鉄の道具はあったのでは?と思ったりしますが、なにせインカ文明は文字が無く、記録がないためはっきりしたことは分からず、多くの説は ”・・・と考えられている”という表現になっています。                              その点、やはり中国はすごいですね。なにせ紀元前1,500年も前に文字(漢字の原型)が作られていたのですから。インカ帝国が栄えた頃より3,000年近くも昔の話です。日本も隣に中国が無かったなら、長いこと文字の持たない民族だったのかも知れません。ということで石の加工には感心させられますが、当時の世界の文明からはちょっと取り残された地域だったと言えるかも知れません。

*マチュピチュとクスコを繋ぐペルー鉄道。ゆっくり走って2時間ほどかかります。線路は狭軌ですが、車両は狭いという感じはしません。日本並みに清潔で快適です。
*車窓(天窓)からみえるアンデス山脈の一部。見えている山は5,800mほどだそうです。
*列車の中には展望車や民族ダンスなどを披露する車両もあります。この仮面はちょっと薄気味悪いですが、伝統的なものかは??です。
*標高3,700m付近(峠)にある観光客向けのマーケット。アルパカの毛で編んだセーターなどが売られています。写真は地元の人による織り方や染め方のデモ。さすがにこのあたりは息苦しいです。
*途中立ち寄った世界最高所にある塩田。山のなかから濃度21%ほどの塩水が流れ出ていて、それを各塩田に流して乾燥させて塩を作ります。塩水の流れはちょろちょろ程度ですが、これまで絶えたことはないそうです。

「マチュピチュツアー」への2件のフィードバック

  1. マチュピチュ観光旅行楽しそうですね。私も行ってみたいです。ただ、私は日本の石見銀山(日本のマチュピチュ)に行くぐらいがせきのヤマかも。

    会計事務所変わりました。Graeme Green会計事務所で、個人事務所です。Sydneyの市内です。同僚の日本人の会計士の労働ビザが昔の事務所では、出にくくなったので、2022年3月に移動しました。

    1. 藤田さん
      ”同僚の日本人会計士の労働ビザが出にくくなった”とのことですが、藤田さん自身は問題ないですよね?いずれ藤田さんのビザも出にくくなるであろう、という意味でしょうか?

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