カローラ納車

一時帰国中に運転免許が届き、後は注文した車トヨタカローラが届くのを待つだけだったのですが、防弾車仕様への改造に時間がかかり、6月14日(火)の午後3時に納車という連絡が入りました。                             その日会社から車で15分ほどのところにあるトヨタのディーラーまで連れて行ってもらうと、受け渡しの前にまず担当の女性社員から防弾車の説明がありました。                                  「基本的に窓はいつも閉めたままにしてください。そして運転席に座ったらすぐにロックをしてください。動き出して20Km /時を超えると自動的にロックがかかりますが、乗り込むときに襲われる危険がもっとも高いのでそうしてください」       「なるほど、その通りかも」                         「前の窓は開きますが、左右一緒には開けないでください。重いためモーターに負担がかかりますから」                              「あれ?パワーウインドーのモーターって左右2つあるんじゃないの?であれば両方一緒に使っても負担は同じだと思うけど。バッテリーに負担がかかるってことじゃないの?」と突っ込みを入れると、その女性社員はちょっと怪訝な顔をして      「そうですかね、たぶんそういうことだと思います。そして後ろの窓は開きませんので気を付けてください。タイヤの空気圧は給油毎にチェックしてください。目安は32pです」云々・・・そんな説明を10分ほど聞いて防弾車の説明は終了。        「最後に質問なんですが、もし賊に襲われたら無視してそのまま体当たりするなどしても逃げていいんですか?」この質問には通訳をしてくれていたO氏が、      「それは辞めてください。賊といってももし挽かれて死んだり怪我したら、こちらの過失になりますから」                             「えー!だって相手は強盗ですよ。相手が怪我しようがなにしようが正統防衛でしょう」                                    「いやいや、ブラジルではそうなりません。とにかくそんな場合は落ち着いて私に連絡ください。もっとも防弾車が襲われることは無いとおもいますけど」     

次は実際の車の操作説明へ。主には備え付けのナビというかスクリーンの使い方についてです。さすがにこの辺は進歩していて、インドで使っていたトヨタイノーバ(ナビ無し)とは大違いです。でもまあ車そのものの使い方に大きな違いはありませんので、さして問題なし。                                 「このカローラはパワーがありますから気を付けてください。180馬力もあるので、いきなり踏み込むと飛び出しますよ。」                     「180馬力?ほんとかいな?」日本のカローラは1.8リットルが基本ですが、これはブラジル製で2リッターで大分力があるみたいです。                   さていよいよ初乗り。アドバイスに気を付けながらゆっくりアクセルを踏み込むと、のっそりと動き出し、いかにも重そうです。なにせ防弾仕様にするだけで150Kg以上も重量が増えているそうで、いつも大人4人が乗っているような感覚です。        さてお値段ですが、本体は147,000レアル(約380万円)で防弾仕様への改造費がおよそ80,000レアル(約200万円)ほどで保険なども入れると600万円を超えます。車2台分といってもいいくらいですが、やはり最近の治安の悪化を考えるとお金には換えられないと考えるしかありません。                         いまやブラジルの防弾車仕様は要人用だけでなく一般車両にも普及し、以前の記事では年間15,000台ほどと書きましたが、今は年10万台を超えメキシコを超えて世界一の需要があるそう。こんな車が普及するようじゃ困ったもんです。

*一通りの説明の後、デーラーでの記念写真。

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