一日遅れでSPの自宅に帰り、ポストボックスを開けてみると”Detran=運転免許試験場”から手紙が。予定どおり一時帰国中に運転免許証が届いたかと封書を取り上げてみると、へなへなで運転免許証のような硬いカードが入っているようには見えません。 では単なる合格したことの通知レターかとややガッカリして開けてみると、ただの紙ではあるものの免許証らしいものが入っていました。聞いていた通り裏にはQRコードもあって、晴れてブラジルでの運転免許証の取得となったようです。 翌日それを会社に持っていって、同僚に免許証であることを確認してもらい、早速その日からSPでの運転に挑戦してみることにしました。 発注したカローラは、5月の末ごろまでには納車を期待していたのですが、防弾仕様が遅れ気味で7月ごろになるとか。まあブラジルだからそんなもんでしょう。でも会社には一台余っている車があって、早速それを使って会社から帰ってみようというわけです。その車はホンダフィットのマニュアル車。マニュアル車はインドでも乗っていたので全く問題ないですが、右側通行であることもさることながら、道がよくわからないということが大問題。しかもこちらは5時半というと暗くなってくるので、ややハードル高し。会社のスタッフは、 「初めてなのでOさんに一緒に行ってもらいましょう」と親切に提案してくれたのですが、いまや”ナビ”という便利なものがあるので、 「いや、その必要はないでしょう」とありがたく断って、一人でいきなり夜のSPを走ってみることになりました。 その便利なナビの名前は”Waze”。無料でダウンロード出来てしまいます。日本語の案内もあり(もちろん英語、ポル語にも変えられます)、またスピード違反カメラの設置情報なども教えてくれる優れもの。広告収入なども得ているようにも見えず、どうやって採算をとっているのか不思議です。携帯を取り付ける器具がなかったので、膝の上に携帯を載せて案内の通りに走るのですが、出口のタイミングを逃したりしても、また新しい道案内がされてさすがに便利。実は私、ナビを使って運転したのは今回が初めてです。オーストラリアに居たころから使うことを強く勧められていたのですが、必要性をそれほど感じず、なんとなく無しで済ませておりました。今回は全く運転したことないところなので、お世話になりましたがやっぱ便利だわ。あたりまえですが、これなら住所さえ分かればどこでも行けます。ということでその日も無事ご帰館。

この優れもののWazeもさることながら、GoogleマップやWebミーティング用のZoomやTeamsまたGoogle翻訳など、あんな便利なものがみなタダで使えてしまうのですからびっくりです。私のような昭和の思考ではあんな便利なもの仮に1万円であっても十分売れるように思うのですが・・・