搭乗時間に間に合わず

今回、幸運にも待機期間がなくなったため比較的ゆっくりできた一時帰国ではありましたが、日本を発つ最後の日は悪夢でした。                     帰りのフライトは5月23日22:30発のカタール航空。ウェブチェックインも済ませていたものの、十分余裕を見て最寄の駅(ひばりが丘)に到着すると、掲示板に表示されている電車が時間を過ぎても到着しません。予定を5分ほど過ぎてから放送があり      「19:24分、清瀬―東久留米間で人身事故があったため上下線とも運転を見合わせております。運転再開は20:30頃の予定です」                    成田まで必要な時間を計算すると、20:30発では空港に着くのは22:00過ぎ。間に合わなくもないけれど、かなり危険と判断して別のルートで向かうことにしました。すなわち田無までバスで行って新宿経由成田空港です。(すでにタクシー乗り場は長蛇の列で望みなしの状況)                               田無行きのバスも混んでいるのかノロノロ運転で、信号もないのに止まってばかり。 西武新宿線高田の馬場経由で、スカイライナーに乗るべく日暮里駅に着いたのは21:20頃。直ぐにスカイライナーに乗れればなんとか間に合うかという時間です。宅急便で送った荷物があるけど、まずカウンターでチェックインをしてしまえばなんとかなるだろう、なんて考えながら京成日暮里駅で                     「次のスカイライナーは何時ですか?」と聞くと                 「スカイライナーは20:20で終了です。これから成田に行くんでしたら、普通電車でXX行きに乗って、YYで乗り換えるのが一番早いです」             「それで行くと何時ごろ着きますか?」                    「22:50ごろになります」 万事休す。

家に戻るしかないのですが、このまま放っておいたらチケットが無駄になってしまうかもと考え、カタールエアーに連絡をしようとしたものの携帯は使えないし(ブラジルのSIMのままなので電話回線に繋がらず、WiFiが無いと役立たず)、公衆電話で連絡しようにもカタールエアーの電話番号も無し。そこで息子に連絡を取って、カタールエアーに電話してもらい事情を話してチケットを後日に振り替えてもらうことを頼もうとしたのですが、公衆電話はあったものの小銭がほとんど無く、また携帯に繋ぐと落ちるのが早いこと。電電公社の頃の長距離電話をしているようです。100円でも1-2分しか話せず、何度も途中で切れてしまいました。息子は連絡を取ってくれたのですが、カタールエアー側も十分確認する必要があったようで、答えられない質問をいくつもされて、なかなか先に進まなかったとか。時間を置きながらそんなやり取りを数回やってなんとか翌日の同じ便に乗せてもらえることになりました。

重い荷物を持ちながら約4時間もさまよい、ほとほと疲れました。         翌朝、宅急便で送ってあった荷物を思い出して、慌ててクロネコヤマトに連絡を取ってなんとか間に合ったのですが、もしもうちょっと連絡が遅れていたら自宅に返送されてしまい、またフライトの延期を申し入れなければならないところでした。                どんな人身事故だったのかは分かりませんが、はた迷惑もいいところです。          実際のところひばりが丘駅で、一本か二本早い電車に乗れていれば問題なく間に合っていました。たった5分ほどの差で天と地ほどの違い。でも世の中ってこんなものなのかも知れません。      

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