肉じゃがカレー

週末のゴルフの帰り道、車のなかでの会話の定番は「今日なにを食べようかなー」あるいは「何を作ろうか」というもの。帰る直前にゴルフ場のレストランで適当なメニューを”お持ち帰り”で注文して、それを夕飯にする人も少なからずいるのですが、持ち帰るまでに当然冷たくなってしまうし、たとえば親子丼、カツ丼などは卵が半熟のまま食べるべきで、レンジなどで温め直さないでそのまま食べるのが”正統派”とか。でも一人で”冷や飯”を食べているようで、なんか侘しい感じ。そうかといってソバでは伸びてしまうし、揚げ物なども水分を吸ってしまって揚げたてというわけには行かなくなってしまいます。カレーライスなどは問題ないですが、カレーなどは自分で簡単にできます。コロナのお陰もあって、自分で料理することに抵抗なくなったおじさん達は、毎日家庭の主婦にも似た悩みを抱えています。実のところ、作ることはさほどのことではなく、何を作るかを決めるのが問題というか面倒なことなのです。                                    「今日私は肉じゃがの予定」と言うと、                    「肉じゃがか・・たまにはいいっすね」                    「肉じゃがとかカレーってのは最も簡単で失敗のないメニューだよな」      「どちらも材料はほとんど同じだし、カレーだったら濃ければ水を足せばよいし、薄かったらルーを足せばいいんだから」                          「余った肉じゃがにカレーのルーを入れたらすごく旨いカレーになるの知ってる?」「そんな裏技あるですか?でもそれって相当味が濃くならない?」        「いや、それがそうでもないんですよ。騙されたとおもって一度試して見てください」てなわけで早速2日後には肉じゃがカレーを試してみました。                ちなみに、余った肉じゃがも温め直せば問題なく食べられますが、野菜がくたくたになって、特に溶けてしまったような玉ねぎがイマイチと思っていました。でもカレーにすればその辺は全く問題ありません。                       確かにさほど濃くなったわけでもありません。濃ければ水を足すか、ご飯とのバランスを変えれば解決です。なるほど元々コクがある味付けにカレーの味が加わって絶妙。 和風カレーとでも言いましょうか独特なカレーになります。誰が考えたのか、思いもつかないことをやってみる事に新しい発見、発明があるということでしょうか。

*肉じゃがカレー。色もやや濃いめになって深い味わいのカレーになりました。肉じゃがに好みで入れたシラタキが残ってたりして、肉じゃがの名残をとどめておりました。

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