Yakissoba(やきそば)

今更ながら、なぜヤキソバのポル語表現が”Yakissoba”になるのかが分かりました。 普通にYakisobaと書くと、ポル語読みでは“ヤキゾバ”となってしまうからです。  日本でもマンションの名前にも使われている“カーザxxxx”のカーザはポル語で”家”の意味ですが”Casa”と書きます。

ヤキソバはブラジルでもとてもポピュラーな食べ物で、いたるところに”Yakissoba”の看板が目に留まります。アパートの近くでも屋台の店なんかもあって気になっていたのですが、2年半も経ってから試してみることにしました。

*屋台(小型トラックの荷台)の主人は中国系の人みたいです。
*中サイズで19レアル(なぜか最近レアルが急に高くなって490円ほど)

肉とかSea Foodとか選べるのですが、肉を選んだところヤキソバを作って容器に入れた後、調理してある肉を載せただけ。肉のうまみがソバに染みない気がしますが、フライパンには肉の味やエキスは残らず、べジ系の人への配慮か?            味はまあそれなりで、日本のヤキソバの味とは違います。

ところで日本のカップ焼きそばは良くできていると思いませんか?ペアングソース焼きそば、一平ちゃん、UFO、ごつ盛りなどなど。袋麺でのヤキソバも悪くないと思いますが、手軽さでいまやカップ焼きそばが主流かと思われます。SPのMade In Japanでは一つ32レアル(830円ほど)もします。日本に帰った折など幾つか持ち帰る人も多いと思われますが、難点はかさばること。他の荷物の隙間に入れるので、3つも入れたらすぐにいっぱいになってしまいます。                               そこでアイデアなんですが、中身だけを袋ラーメンのようにして、容器は別売にして何度も使う。あるいは家にあるどんぶりや耐熱タッパーウェアーを使うようにして、値段を10%とか15%とか安くしたら売れるのではと思うのですが。                    カップヌードルを発明した時には、”どんぶりなんかどの家にもあるもの付けたって売れるわけないやろ!”と言われてから50年ほど。今や時代は変わって省エネ、省資源、さらに脱プラスチックの時代です。外で食べる人も多いでしょうが、家で食べる人の方が主流のはずです。あの大きな発砲スチロールの容器を一回使うだけで捨てていては大変なゴミになるし、私のような運ぶ人(かなり少数派でしょうが)にとっては半分は空気を運んでいるようなものです。                           この案をブラジルN社(食品メーカー)のKさんにお話ししたのですが、      「まだN社に入社して(転職して)数か月なのでなんとも言えないけど、値段がそれなりに安くなるなら売れるかもしれませんね」とのコメント。                                 実に良い案だと思いますけど・・・

*日本から持ち帰った一平ちゃん。メーカーは明星食品で、現在は日清食品の傘下にあるようです。

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