アルデバラン

再び朝ドラの話題ですが、主題歌の”アルデバラン”という曲はきれいなメロディーと切なさげな歌声が妙に耳に残ります。テーマソングの紹介画面には”アルデバラン・AI”と出てくるのですが、アルデバランってなんだろう。歌の名前なんだろうけど、どんな意味?そしてAIって人口頭脳が作った曲って意味なんだろうか。いや、そんなことないだろうな、事実音楽:金子隆博という人の名前が紹介されているし・・・なんて考えたりしていました。

アルデバランとはおうし座の一等星α星の名前でした。名前の由来は、アラビア語のアッ・ダバラーンという言葉で、これを英語風に読むとアル・ダバラン(アルデバラン)となったそうです。そしてその意味は”あとに続くもの””追いかけるもの”ということで、東の夜空にスバルの後に続いて現れることからこの名がつけられたそうです。    日本でも同じ理由で、”後星(あとぼし)”とも呼ばれるとか。                              なぜこの名前が付けられたのかはドラマを見ている人は察しがついたことと思います。カムカムエイブリバディーは親、子、孫3代の物語ですので、アルデバランとなるわけです。この曲の作詞、作曲はなんと森山直太朗。でもなぜか番組では森山直太朗作とは出てきません。                                彼のお母さんで、歌手の森山良子を知らない人も多いかと思いますが、昔いわば清純派と言った感じの歌手で「子供は絶対芸能界に入れたくない」と言っていたことがなぜか印象深く覚えています。芸能界などはまあやくざの世界と変わりないんでしょうね。 でも結局息子の直太朗さんも歌手としてだけでなく、作曲家、俳優と大活躍の芸能人になりました。”芸能人にしない”のは”する”よりはるかに簡単だとおもいますが、良くも悪くも子供は親の思うようにはならないわけであります。

そしてAI。”あい”さんという歌手のことでした。知っている人からみたら、”人口知能”を連想するなんてバカみたいな話かもしれませんが、知らないとそんなもんです。昔森喜朗さんが総理大臣をやっていた頃(20年ぐらい前)”IT技術”という言葉が頻繁に登場するようになったのですが、「イットってなんだ?」と言ったそうな。                                AIさんは、本当は自分で朝ドラのテーマソングを作ろうとしたそうですが、なかなか思うようにできなかったので、森山直太朗にお願いして出来上がったようです。           ま、いくつになっても知らないことは山ほどあります。自分の無知が認識できれば、その人はもう無知ではない、とも言いますが。

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