腎臓結石で地獄の苦しみ-その1

それは歳の瀬も迫った火曜日の早朝3時頃。トイレに起きてから水を飲んでしばらくすると、下腹部が急に痛みだしました。”なにか悪いものでも食べたか?”と自問するも心当たりは無く、今飲んだ水が原因か?でもそのペットボトルはもう空に近く、これまで飲んだ水でなんともなかったのだからこれも原因では無さそう。          まあ、しばらく我慢すれば良くなるだろうと楽観視してまたそのまま寝ようとしたのですが、痛みは増すばかり。                           痛いところを良く探ってみると、やや背中左側の腰の上あたりで、胃腸部分とはちょっと違うようです。もう既にこの時自分なりに”これが噂の腎臓結石というやつかも”と疑い始めたのですが、経験があるわけでもなし、”あるいは盲腸か”とも考えました。  盲腸も経験ないけど、散らしたらマズイということは聞いていたので、早く手術する必要があるだろうなとは思いつつ、でもまだ朝の3時半ごろ、深夜と言っても良い時間です。誰かに連絡するのも憚られ、でも痛みは増すばかり。あまりの痛さに吐き気を催し、吐こうとするのですが、そんな時間に胃袋には何もなく、わずかの胃液を排出するばかり。顔からは油汗が流れ、震えも襲ってきて止まらなくなってきました。    動けないわけではないので、寝返りをうったりうつ伏せになってみたり、少しでも痛くない方法をないかと試してみるのですが、一向に収まりません。そうこうしているうちに我慢も限界にきて、救急車を呼ぼうかと思いましたが、方法もわからず、そもそもポル語ができなければ状況の説明も出来ません。                  もうその頃は5:30ぐらいだったでしょうか、申し訳ないと思いつつも会社で日本語ができるO氏のところにSOSの電話しました。幸運にもO氏は家に居てくれたのですが、痛みのために息も絶え絶えで、”とにかく来てくれ。そして病院に連れてって欲しい”とだけ言うのが精いっぱいでした。

病院はOZWALDO CRUZというドイツ系の評判の良い病院でしたが、そこまでたどり着くまでの時間の長かったこと。そして救急入口に到着しても、病院のスタッフはのんびりしたもので、車いすを用意してくれたものの、私を押しながら鼻歌なんか歌っています。私は痛くて痛くて震えているのに。しかも急いで連れて行くわけでもなく、病院内をゆっくりゆっくり歩いています。「おいおい、走ってでも行って、早く処置してくれよ」と心なかで叫んでいたのですが、私の外見は血が流れているわけでもなく、ほとんど普通の状態に見えたかも知れません。

若い女性の医師が診てくれて、症状を説明すると、定番の血圧と脈を診て、血液検査をし、鎮痛剤を売ってくれたのですが、それがなかなか効かなくて、注入から15分ぐらいかかってようやく少し楽になりました。その後しばらく寝てしまったようです。   結論的には腎臓結石が原因だったのですが、病院でももうその時は腎臓結石と見通しを立てていたのだと思います。その先生は、盲腸の場合は右側の下腹部が痛くなると教えてくれました。                                   その後尿検査とトモグラフィー(断層写真)を撮る予定とのことで、その頃はもう10:30ぐらいだったと思います。鎮痛剤は2時間ぐらいで切れるとのことで、もうとっくに切れている時間のはずなのに痛くなってきません。それどころか、もういつも通りの体に戻ったかのようです。

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