イグアスの滝-アルゼンチン側

アルゼンチンは、ガソリンの値段がブラジルの半額ほどのため、アルゼンチンがオープンになってから国境越えに連日長い列ができるとのことで、その混雑を避けるために朝7時に出発。運良くさほど混んでいなくて、PCR検査結果とワクチン接種証明、ブラジルのIDカードを提示してほどなくアルゼンチン側へ。途中にあったガソリンスタンドでは既に長い車の列で、およそ50-60台も並んでいたでしょうか。ガイドによると夜中に国境を越えてガソリンを買いにくるのだそうです。それも一人15リットルまでと決められているので、入れてからまた列に戻って、それを2-3回繰り返してからブラジルに帰るとか。そういえばシンガポールとマレーシアの関係も同じでした。シンガポールからマレーシアに入る車は、タンクの残量が2/3以上無いと国境を通過できないという規制でしたが。

出発前、イグアスの滝はアルゼンチン側からの方が良い、と聞いていたのですが、そもそも80%がアルゼンチン側にあるわけですから当然といえば当然です。それは”悪魔の喉笛”と呼ばれるイグアス最大の滝を間近に見た時に納得しました。すごい迫力です。こちらも文字や写真では伝わらないと思いますが、以下いくつか写真を紹介します。

*悪魔の喉笛。瞬く間に水しぶきを浴びて、たちまちカメラも水滴だらけに。
*悪魔の喉笛から左へ(下流方面)。
*さらにその左側。アルゼンチン側は遊歩道がとてもよく整備されていました。川の向こう側はブラジルです。

ランチはガイド紹介のステーキ屋。ブラジルもそうですが、アルゼンチンといえば牛肉です。これでその日の朝ご飯を除くとステーキ3連チャン。飽きを感じ始めているものの、”ここは牛肉を食べるべきところ”と思うせいか、結構食べれます。しかし、お勧めのフィレ肉のステーキは500gもあろうかというボリューム。普通の日本人ならまず完食できないでしょう。もちろん結構なお味でしたが、アルゼンチンだからといって特にどうということはなかったように思います。

*写真はもちろん2人分です。それにサラダとビール。ステーキのお値段は日本円にしてなんと1,500円ほど。この後はアルゼンチンワインで昼飲み満喫してあとは帰るのみ。
*ビールはパタゴニアという銘柄の地ビール。パタゴニアはアルゼンチン南部、南極に近い有名な観光地ですが、その名前だけでもおいしく感じます。珍しくエールビール。

最後にガイドさん。Paul Yanoさんという日系2世の人。18歳の時(1990年)日本の岐阜に”出稼ぎ”に行って、それから20年間三菱自動車で働いていたということで、日本語は全く問題なし。日本に居た時は、若かったし、皆親切にしてくれて楽しかったそうです。彼の日本語には少し名古屋弁が混じっていて、私には懐かしかったです。

*向かって右側がPaul Yano氏。イグアス空港にて。

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