ブラジル製の納豆とほんだし

世界広しと言えども、日本以外の国で納豆とほんだし(味の素)を生産、販売しているのはブラジルぐらいではないでしょうか?中国やタイなども日本人が多いので、あるいは現地産の納豆などもあるのだろうか。でも中国人やタイ人が納豆を食べるとは聞いたことがないし、やはり海外で最大の日本人コミュニティーを持つブラジルならではでしょう。これもまた先人のお陰でもあります。

納豆は、1カップに日本の3倍以上の量が入ってR$90(180円)と日本からの輸入品に比べるとかなりお得。人によっては日本からの輸入物と味が違う、という人もいるようですが、私は違いは少しあるけど、立派な納豆であると思います。           一人暮らしだと一回で食べきれる量ではないので、3回ぐらいに分けて食べるのですが、そうすると他の容器に移さねばならず、わずかひと手間ですが、これが結構面倒。洗い物も一つ増えるし。量は少ないけど日本のカップ納豆は食べきりで”使い捨て”ができるのでとても便利ということに気がつきました。発砲スチロールに入った納豆もほぼ同じくらいの量で、食べきりを考えてあの大きさにしているんでしょうね、きっと。 でもまあ資源の有効活用ということもあるし、たっぷり入った納豆に文句を言うべきではありません。

*大きさは日本のカップの納豆より一回り大きいぐらいです。タレもからしも付いていませんが、タレを開ける時は結構面倒で手が汚れたりするし、シンプルで返って良いかも。

味の素の”ほんだし”も日本からの”正規品”と比べたらとてもリーズナブルなお値段で、味も日本のものと遜色ないと思います。重い物ではないけれど、SPに住む限り日本で買って帰る必要はありません。                        ところが、一つだけ違いがあります。6つほどに小分けした袋に入っているのですが、その袋に切り口が付いていなくて、簡単に開けられません。ハサミで切る必要があるのです。こちらもほんのひと手間ですが、これが意外に面倒なんです。

*味の素はヤクルトとともにブラジルでは古くから最も成功した企業と言われています。

みそもしょうゆもまた日本酒も現地産があるのですが、どれも共通する問題は、簡単に封が切れず、ハサミとかナイフが必要なことなんです。              ブラジル人にとってみれば、そんな細かい事と思うかも知れませんが、痒い所に手が届くというか心憎いまでに使いやすさを追求した日本製の物に慣れてしまうと、意外にイライラするものです。一つ切り口を入れるだけ、あるいはプラスチックのカバーをはがして取るための”耳”が付いているだけで解決するはずなんですけどね。

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