ブラジル製の靴

コロナのお陰で会社に行くことも少なくなり、靴といえばカジュアルなものがあれば事足りるのですが、来月息子の結婚式を控えフォーマルな靴が必要になりました。   東京の家に何足かの革靴はありますが、結婚式に履いて行くのに相応しいような靴は無かったような。日本では2週間の自主隔離もあるし、その期間は前回にも増してより厳しいチェックになったそうです。前回(5月)の時は位置情報の確認がスマホに来て”今ここ”というボタンを押せば済んだのですが、今は現在地の背景をビデオで送らなければならないとか。                                 靴は日本人であれば日本の物を買いたいのですが、そんな事情で日本で買う時間がないかも知れないので、思い切ってブラジルで買ってゆくことにしました。以前ポル語のN子先生の”ブラジル製の靴は良いですよ”という情報もありましたし。

家から歩いて10分ほどのショッピングセンターに”CNS”というなかなか立派な靴屋があります。ここは会社に通っていたころいつも前を通っていて、それとは無しに展示されていた靴を見て気にはなっていたのでした。                   言葉が通じなくとも、靴を買うぐらいならなんとかなるだろうと行ってみると、ラッキーなことにその店には英語を少し話す定員さんがいて助かりました。仮に通じないところがあっても紙に書けばOKです。

*CNSというやや高級靴店。

ブラジル製の靴は日本人の足に合うかどうかはしばらく使ってみないとわかりませんが、ブラジルは牛が豊富なせいか革靴の値段もとてもリーズナブルに思います。もちろんブラジルレアル安というのもありますが、一番高いものでも日本円で一万円ぐらいで買えます。むしろナイキやアシックスといったスポーツシューズの方が高いくらいです。                                      靴はいくつあってもいいですね。足は大きくなるわけでも無し、太るわけでもありません。そもそも”足元を見る”という言葉は悪い意味で使われますが、その言葉通り足元を見た時、靴が汚なかったり貧相だととてもみすぼらしく見えるものです。フォーマルな靴だけを買うつもりが、ついついもう一つ買ってしまいました。値段はどちらも同じくらいで、現金払いだと5%の割引とのこと。普段そんな現金は持ち歩いていませんので、カードで支払おうとしたところ、店としても現金で欲しいらしく、近くのATMまで案内されてめでたく5%割引にしてもらいました。

*その日買った2足の靴。しばらく履いてみないと良し悪しはわからないでしょう。

ところで、結婚披露宴での父親の服装はモーニングが定番ですが、こちらは貸衣装で済ませます。料金1万円弱とかなり手ごろ。本当は紋付き袴にしたかったのですが、相手方(新婦の父親)がモーニングなので、合わせて欲しいということで妥協しました。母親は留袖というんでしょうか、黒の和服なんだからそれに合わせて父親も和服にすべきと思うのですが、なぜか父親はモーニング、母親は和服というのが現代の定番のようです。                                     ノーベル賞授賞式なんかもモーニングが決まっているそうですが、前回だったかノーベル生理学賞の授賞式での本庶佑さんの紋付袴姿は格好良かったので憧れたんですけどね。

「ブラジル製の靴」への1件のフィードバック

  1. 御子息がご結婚ということで、おめでとうございます。
    帰国の予定はどのようなスケジュールなのでしょうか?10月1日からあらゆる制限は解除されましたが、新規陽性者の減少理由が明確ではなく、第6波を警戒する雰囲気が漂っています。でも、もう我慢できない方々が動き回っていますし、自称も含めて、実証実験と称し、飲酒も始めている方々もいます。
    もし、ご都合が良ければ、先日のメンバーに声を掛けますよ。

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