冷凍サンマ

いまはもう秋。秋の味覚といえばサンマ。フェイラ(市場)では鯵や鰯といった青物魚も売ってはいるものの、サンマは見かけません。仮にブラジル近海ではなく比較的寒い地域の海で獲れるとしても、アルゼンチンやチリの南の方で獲れてもよさそうに思うのですが、獲れないのかあるいは食べる習慣がないのか。                                  ある人が 「Made In Japan”の冷凍サンマ悪くないですよ」 と教えてくれたので、「そうですか、ワタまで全部食べられますか?」と聞くと、「問題ないいんじゃないですか」 ということだったので早速試してみることにしました。           3匹入って50レアル(1,000円)ほど。一匹300円強ですから高めではありますが、今や日本ではサンマは高級魚になってしまい、一匹1,000円もすることがあるとか。そう考えると冷凍ものとはいえ300円ぐらいならまあまあです。

*切らないで焼きたかったのですが、オーブントースターのサイズの関係で仕方なく半分に。頭と尻尾だけを残してきれいにいただきました。

後日Made In JapanのTさんに「この前の冷凍サンマ悪くなかったですよ。冷凍技術が良いのか、元が良いのか。あれは日本から仕入れてるんですか?」        「いや、台湾から。そうね、両方良いんじゃない」                               「えっ!?台湾でサンマが取れるですか?サンマって北海道とか東北とか比較的寒い海で獲れるイメージがありますけどね」                     「海でつながってるんだから取れるんじゃない?大きいし、油も乗ってて、和食レストランでも使われてて評判いいんですよ」 少なくとも中国のものではなさそうなので、その辺も一安心。                                  ネットからの情報によると、いまや世界一のサンマ漁獲国は台湾だそうです。日本、中国、韓国と続くのですが、台湾では90%以上が輸出で、当然冷凍サンマ。日本でも結構出回ってるんではないでしょうか。台湾国内で出回るサンマもほとんどが冷凍品で、年中売られていて季節感は無いとか。でも漢字は同じ”秋刀魚”と書くようです。

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