約3週間の一時帰国も、過ぎてしまえばあっという間に終わり、ブラジルに帰国する日となりました。帰りも当然羽田からフランクフルト経由ですが、来る時と同じように半分はANA、半分はLH(Lufthansa)と思いきや、帰りは全部LHとのこと。羽田からフランクフルトまでは4人席に横になれたのは良かったですが、前半と後半の食事がほとんど一緒。すなわち前半も後半も選択肢の無いパスタメニュー(+簡単なサラダとパンとデザート)。私のような乗り継ぎの客を考慮してか、若干の違いはありましたが、ほとんど一緒。でもビール等の飲み物は自由だったので私にとっては問題ないですが。
今回の一時帰国では、日本でしか買えないものの購入や保険のこと、年金のことなどいろいろやることはあったのですが、その中でも娘の彼氏に会うというのも重要なイベントの一つでした。父親としては気が進まないけど、いつかは来る事。そんなことは出来れば避けたいけど、来ないのも困るといったところです。
その日はブラジルに帰る日の前日の夜。もっと前に設定したかったのですが、双方の都合によりギリギリで実現。これもお互い内心では気が進まないという心理がそうさせたのであろうか。待ち合わせ場所は、新宿の南口近くにある中華レストラン。 入口が見つからずキョロキョロしていると、娘(と彼氏)とバッタリ。と言っても待ち合わせていたのだから当然と言えば当然。 「始めまして、XXです」 「始めまして、○○の父親です」 相手のプロフィールは事前にある程度聞いていたのですが、レストランに入ってから話のとっかかりとして改めて確認。 「出身は岡山でしたか?」 「はい、倉敷です」 「行ったことはないけど、住みやすそうなところですね」 「はい、でも最近は観光地になってしまってちょっと落ち着きが無くなったような気がします」 「○○は彼の実家に行ったことあるって言ってたよな?」 「うん、一泊で」 ま、こんな感じで始まったわけですが、一番聞きたかった将来の予定についてはまだ未定とのことで、親としてはもやもやっとしたものが残りましたが、そんな中でも一応親に会わせておこうという姿勢を評価するべきか。
実は、母親と兄(息子)には既に会っており、事前の”評価”を聞いていたのですが、一度会っただけですべてわかるものでもなし。会った限りでは、少なくとも変な人物では無さそうではあるけど、将来の設計、方向がはっきりしていないからと言って、26歳にもなった娘に今更良い、悪いと言ってもどうにかなるものでもなし。娘(と彼)を信じる以外に方法があろうか。父親というのは、誰が来ても反対するもの、という話もありますが、100%親の期待に応えられる人などいるはずもなく、「人間万事塞翁が馬」を座右の銘にしている私としては、運の良い出会いであることを祈るしかないのでした。
こんにちは。
これは父親として一大事ですね。
将来は未定と言っても家族に会うと言う事は、
ちゃんと考えていると思います。
ちさんが結婚式で大泣きしている姿が目に浮かびます。
それほど遠くない将来だと思います。
心の準備をしておいた方が良さそうですね。
サント―シーさん
わたし、大泣きなんてしませんよ。
いろいろ気になることはあるのですが、むしろ結婚してすっきりしてくれた方が安心なんですけどね。
ブログには書かなかったですが、相手はまだ学生(院生)だし結婚というわけにいかないのはわかるんですけど。
院生といっても技術系ならともかく、文系の院生なんですよ。仕事が見つかるかどうかも怪しいんです。ち