天丼、旨かった!!

日本領事館はアパートから歩いて3分ほどのところにあり、そのビルの2階にフードコートがあります。ほとんどのレストランは最近ランチの時間には営業していますので、このところ大変お世話になっています。季節もいいし、わずか3分であっても外を出歩くことは気分転換にもなってとても気持ちがいいです。

フードコートはMac、KFCもありますが、それらはともかく、ポルキロ(量り売り)レストラン2種、パスタ屋、ハンバーガー屋、中華系(巻きずしなどもあり)、和食屋など毎日店を変えれば一週間以上かかりそうなくらい色んな種類の店が揃っています。

*ハンバーガー屋、パスタ屋、ポロキロランチ屋等。
*上の写真の反対側。右側は中華系の店。一人で食べている人が結構いますが、フードコートはレストランに比べて一人で行きやすいというのもあります。

普段揚げ物は家で作らないし、油の強いものはなるべく避けているのですが、たまには天ぷらなどの揚げ物も食べてみたいと思い立ち、今日は和食屋の「圭都」という店に行ってみました。この「圭都」は初めてではないのですが、天ぷらは初めてです。メニューに「天丼」があり、63レアル(約1,300円)とちょっと高めでしたが迷わず発注。 待つこと7-8分、豪華な天丼定食が運ばれてきました。 

*店で食べると揚げたてが食べられるので、その点も大きなポイント。
*フードコートのはずれにある圭都の入り口。ここは中で食べる本当のレストランです。日本人も居ましたが、ブラジル人が半分以上でしょうか。

天丼と味噌汁とおしんこ、野菜サラダとパイナップルのデザート付き。       天つゆも付いてきましたが、天丼ですのでもう天つゆが程よくかかっており、まだ熱いくらいのエビの天ぷらをサクッと口にすると、この世にこんな旨いものがあったのかと思うくらい幸せな味。やはりたまに食べると揚げ物は旨い、カロリーは高いけど。  エビが2本とイカ、シソ、ナス、ニンジン、サツマイモ、シイタケと種類もボリュームも満点。純和風のメニューに(なんとなく洋風の)野菜サラダはいまいち調和に欠けているような気もしましたが、実はこれが天ぷらのしつこさを中和してくれて、とても良い取り合わせでした。全部食べられないのでは?と思われた豪華天丼定食ですが、あまりの旨さに完食。もう夜のご飯は要らない、というくらいです。           胃がもたれるだろうなと覚悟をしたのですが、喜びいっぱいで食べたせいか、順調に消化してくれて翌日も快調。十分63レアルの価値あり。

普段家では和食中心に作ってますので、積極的に和食レストランに行こうという気持ちはさほどなかったですが、やはり餅は餅屋。殊に揚げ物などは店で食べるのが正解。 ところで、天ぷらの語源はポルトガル語です。Temporasという「斉日=精進日」を意味する言葉からとか。語源は諸説あるようですが、ポルトガル語であることは間違いなし。であればここブラジルにも「テンプラ」の原型というか似た料理があるのではないだろうか。

「天丼、旨かった!!」への2件のフィードバック

  1. コモエスタ・セニョール!

    フードコートは(どこでもそうかもしれませんが)インドと同じですね。
    天丼の値段は高いですが、値段に見合った味とボリュームであれば、
    大満足ですね。インドとは大違いです。
    ブラジルは意外にも物価が高い・・・と言うのがこれまでの感想です。

    1. サント―シーさん
      ブラジルの物価は、物によりますね。インドもそうかもしれませんが。
      でも一般的に食べるもの(食材含む)は日本より安いと思いますが、和食レストランだったらちょっと高めでしょうか。
      でもレアルが下がる一方なので、最近は日本と同じくらいに感じます。
      いまゴルフから帰ってきたところですが、今日も30度超えてます。ち

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