針と糸

先週事務所に行ったおり、会社でやや高性能なマスクを購入したので一箱(50枚入り)どうぞ、と手渡されました。もうマスクが手に入りにくいということも無さそうですが、ありがたく頂戴いたしました。

早速翌日使ってみようとすると、いとも簡単に耳掛けのゴムがマスクから切れてしまいました。接続部分は単に圧着してあるだけのようで、製造不良に違いありません。でも2つ目も3つ目もその次も、手をかけただけで簡単に切れてしまいます。切れるというより、最初から繋がっていないぐらいの感じです。                「さて、どうしたものか・・」消耗品とは言え、このまま棄ててしまうのは、”もったいない精神” を是とする私としては忍びなく、再生方法を考えました。 

*50枚入りの箱のパッケージの表示からすると、ブラジル製のようです。不良品であること間違いないので、スタッフに頼んでクレームしてみよう。

一番簡単な方法はホッチキスで止める方法です。でもそのためにホッチキスを買っていたらマスクを新たに買った方が安いだろうし、強度にも問題がありそうな気もします。確実な方法は針と糸で縫うことです。強度も大丈夫だろうし、見てくれも良いはず。

でも針と糸ってどこに売っているんだ?                     会社の日本語が堪能なスタッフに聞いてみると、Americanaという雑貨屋か、Extraというスーパーにあると思う、とのアドバイス。早速、針と糸というポルトガル語(Agulha e Linha)を調べて近所のレストランでのランチの後、その雑貨屋に寄ってみました。確かにAmericanaという雑貨屋は日曜品ならなんでもありそうな店です。店員に携帯に打ち込んだAgulha e Linhaという字を見せると、わかってくれたのですが「取り扱っていません」とのサイン。 こんな店でも置いてないなら、普通のスーパー(Extra等)ではあるわけないと判断して、急ぐわけでもないのでしばらく放置。  それから数日間、通りすがりの「女性用の趣味の店」といった感じの店や、以前紙を買った「Paper & Homes」などにも寄ってみましたが、どちらも取り扱いなし。ブラジル人は針と糸なんて使わないんだろうか・・・

ところがある日、ダイソーに行って小物入れを探していたところ、”ひょっとしたら”と廻りを見まわしてみると、あるではないですか針と糸のセットが。なんと3種類もあります。どれも針と糸どころか、ハサミやボタン、安全ピン、メジャー、針通しなども入って10レアルほど(約200円)。これを(日本なら)100円で売って利益が出るのだろうか?というくらいの充実度です。                       なんかうれしくなってきて、帰ってからすぐに”マスクの修理”です。ささっと10分ほどで5つほど修理完了。小学校の時の家庭科の授業で使い方を習っておいて良かった、なんて思った次第です。ブラジルを含め、海外では日本のような”家庭科”ってのは無いようですね。日本の義務教育に感謝。

*ブラジルでは200円ぐらいになりますが、日本ではこれで100円とは信じられないくらいです。

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