若いころは、肌のお手入れなど全くお構いなし。いくら日に焼けようが気にすることなどなく、またシミなどになることもほとんどなく気楽なものでした。 歳をとるともう外見など気にしなくて良いようにも思いますが、いままでなかったものが出てきたり、あるいはあるべきものが無くなったりで逆に気になるということもあります。いや、歳をとったからこそ外見に気を遣うべきでしょう。黙っていても、外見の衰えは明らかであり、「加齢臭」なんてものも出てくるようですから、年寄ほど清潔感と身に着けるものには気を使うべきかと。
サンパウロでの飲み会などでそんな話になったことがあり、年配者も多く皆同じように考えているのか、顔のシミをレーザーで除去している人が結構いることがわかりました。女性にとっては普通のことのようで、男性でも結構いたのは意外でした。整形美容大国の韓国製のレーザーを使っているところが良いとか言って、店も紹介してくれたりしましたが、今更レーザーまで使ってそこまでする必要があるのか?と思っていたところ、たまたまですがとても効果的なシミ取りクリームがあると、サイトの宣伝が目に留まりました。たぶん、レーザーでの「シミ取り」とかで検索して調べていたら、そのクリームの宣伝が自動的に入ってくるようになっていたのかも知れません。そこには、魔法のようにシミがきれいに消えてなくなった写真なども掲載されています。 それは今年の2月のことで、コロナ騒動の直前。その後日本へ一時帰国したので、騙されたつもりで、日本のAmazonで買ってみました。約5,000円也。これまで500円もしない化粧水やニベアクリームくらいしか使ったことが無い私にとっては、整髪料などを別にすれば初めての「化粧品」とも言うべきものです。正確には医薬部外品だから化粧品とは言えませんが。
サンパウロに帰ってから使い始め、現在およそ半年が過ぎました。結果を検証してみるに、多少薄くなったか?ぐらいのところでしょうか。以下の写真を比較して全く効果なし、と言う人もいるでしょう。でも騙されたとまでは言えないかも知れません。いずれにしても、顕著に効果があったということは無し。 以下、恥ずかしながら自分の顔の一部を使用前、使用後を公開します。読者の中にも使っているひとがいるかもしれませんが、大きな効果があったという人が居たら教えて欲しいです。効果が薄かったのは、日焼けから来る単なるシミではなくて、老人性のシミだったせいかも。だったらちょっと悲しいけど、仕方ないとあきらめるべきか。