冬至かぼちゃ

冬至にかぼちゃを食べる習慣「冬至かぼちゃ」という言葉があります。冬至にはゆず湯に入るというのもあります。冬至というか冬の間、緑黄野菜の不足しがちな季節にビタミンの豊富なかぼちゃを食べて、風邪などひかずに元気で乗り切ろうとうことだと思います。                            かぼちゃは好きなんですが、一度インドで試したかぼちゃが日本のものとはあまりにも違い、その時以来「日本でなくてはあの栗のようにほくほくとしたかぼちゃは食べられないのだ」とあきらめておりました。                こちらのフェイラ(市場)やスーパーでも普通に売っていますが、日本のものとは違うと決めつけて、はなから選択肢から消しておりました。          でもブラジルでは農業の神様と言われた日系人が作った(開発した)ものかもしれないし、ひょっとしたら日本のかぼちゃに近いかもしれない。冬至でもあるしダメ元でいいからと、試して見る事にしました。

*値段は半分で7.5レアル(約150円)。写真は半分使った後で四分の一です。決して高くはないです。

天ぷらなんかも良いですが、揚げ物は家で作る気がしないので、単純に甘辛く煮てみることにしました。切って、醤油、砂糖、みりんなんかで煮込むだけの単純料理で、電子レンジだけでもできます。しょせんかぼちゃ、主役にはなれなくとも立派なプラス一品になります。                         結果は、うれしいことに日本のかぼちゃと遜色ありませんでした。ほくほくの栗かぼちゃです。

*電子レンジで作ると、レンジが勝手に作っているあいだ、他のものを準備できるので便利です。

サンパウロは冬至が過ぎ、これから少しずつでも日が長くなってくるかと思うと、コロナで憂鬱な日々も少しは気分も上向きます。5月末には一旦秋らしい陽気になって、朝晩は肌寒いくらいになったのですが、ここ2-3週間は最低気温は19度ぐらい、最高は28度にもなり、まるで冬至どころか夏至です。           街ゆく人もTシャツにショートパンツ姿。 年配者にとってはありがたいことです。エアコン(暖房機能もあり)を入れて備えは万全ですが、このまま春になってくれたらもっといいのだけれど。                         ところで今週の月曜日、ネットを利用しての社員全員参加の打ち合わせで、「在宅勤務もこう長くなると、会社としては家でかかる経費、たとえば電気代とかインターネット料金、あるいはこれからかかるであろう暖房費などの一部を負担するべきではないか?」という話になったのですが、驚いたことにどの家、といっても全部で13人ですが、冬でも暖房器具・設備は使っていないそうです。やはり基本的には温暖なんですね。皆まだ若いってこともありますが。

「冬至かぼちゃ」への2件のフィードバック

  1. コモエスタ・セニョール!

    インドのかぼちゃは本当に不味いです。
    日本に帰国した際に食べたくなる物の一つに、
    かぼちゃの煮つけがあります。美味しそうですね。

    気候が温暖はいいですね。
    インドは今が酷暑期、これから雨季になり少し気温も下がります。
    今年は50℃まで行く事はなかったです。
    最高でも43℃位じゃないでしょうか?
    引きこもっていますが死ぬほどの感覚はなかったです。

    ブラジルもインドもコロナの感染者が増えていますので、
    生活は現状維持でもやむなし・・・な今日この頃です。
    お気をつけください。

    1. サント―シーさん
      いつもコメントありがとうございます。
      なにかとインドを引き合いに出して、あまりいい気分ではないかも知れませんがご容赦を。
      私にとってはインドと日本が基準となってますので。(2つはあまりに違う基準ではありますが)
      サント―シーさんもかぼちゃ好きでしたか。天ぷらなんかもいいですよね?
      今度思い切って家で作ってみようかな。。野菜ならそんなに面倒でもなさそうだし、油が残っても普通に使えそうだし。
      竹内

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