商業活動の制限で、基本的には床屋も閉まっています。3月24日から早や3か月近く、男であっても3か月間も髪の毛を切らないってわけにもいきません。 アパートから歩いてすぐのところに日本語が少し通じる床屋があり、去年の10月サンパウロに引っ越してきた頃からそこでお世話になっているのですが、商業活動制限の始まった3月24日ごろから1か月以上閉店していました。 ある日散歩の途中で前を通りかかると、電気がついていて営業しているように見えます。”従業員だけで掃除でもしているんだろうか” としばらく眺めていると、明らかにお客と思しき人が見えます。「なんだ、やってるじゃん」と、中に入っていつもお世話になっている日系のおばちゃんに「営業してるんですか?」 と聞くと 「はい」と言うではありませんか。散歩の途中でお金もカードも持っていなかったので、 「じゃ、家に帰ってお金持ってくるから5分待ってて」と期せずして生まれて初めての床屋の予約することに。店の名前は 「Allumi」。アルミ?「Hallumi(はるみ)」のこと?
そのおばちゃんは日系3世くらいでしょうか。片言の日本語は分かってくれます。 たとえば、「全体的に1cmぐらい切ってくれ」とか。 「客は結構来ますか?」 「いやまだまだ全然。コロナを怖がって来ないみたい」 「営業しているのは問題無いんですか?」 「この店は広いので、お客さん同士を離したり、窓を開け放つなど対策してるんですよ」 「そうすれば営業しても構わないいんですか?」 「役所の人が来たらよろしくないです」 「そんな場合は罰金?」 「バッキン?」 「罰金」とかその辺になるともう通じません。ちなみに上記の会話は、片言のやり取りを私が補っています。
私の場合は、近所の床屋がたまたまやっていたからよかったけど、他の人はどうしているんだろう。家族がいたらなんとかなるけど、一人暮らしだったら? たまたま収納棚を届けてくれた会社のスタッフ(独身)にどうしているのか聞いてみると、行きつけの床屋の自宅に行って切ってもらっているそうです。そこは「八尋」という名前の床屋なんですが、その店主の自宅まで行って切ってもらうわけです。 なるほど、そういう手があったか。 そのスタッフによると床屋はまだ営業を認められていないので、摘発された場合は罰金が課せられるそうです。罰金とはどのくらいの金額かは知りませんが、そんなリスクを冒してまで営業するメリットがあるんだろうか。きっと罰金額は軽微なものか、ちょっとした「袖の下」でなんとかなってしまうのでしょう。
支払いを済ませて帰り際、前から気になっていた店の名前「Allumi」について「どういう意味なんですか?」と聞くと、そのおばちゃんは「日本語で説明できない」とのコメント。帰って辞書を引いてみると、アルミニウムの「アルミ」でした。 たしかに日本語では説明できないかも。でもなんでアルミなんだ。。
コモエスタ・セニョール!
私も床屋に行きたいんです・・・。
それからクリーニング屋にも。
こちらは営業しているのですが躊躇しています。
大丈夫でしょうか?
サント―シーさん
大丈夫でしょうか?とはコロナを心配しているんでしょうが、クリーニング屋は問題ないでしょう。
特別顔を近づけて話さなければ。でも床屋(美容院)はどうでしょうか。
ブラジルも最悪の状況なのに平気で行っている私からは、確率的には大丈夫というしかないですかね。
インドの外の床屋(UMTと言うらしいですよ。Under Mango Tree)なら格安だしまず大丈夫でしょうけど、女性がやってもらっているところは見たことないですね。
インドのバスに普通に乗れるサント―シーさんなら、、、なんて失礼しました。ち