Liberdade(日本人街)

ブラジルには150万人を超える日系人が住んでいます。そのほとんどは戦前から戦後にかけてブラジルで一旗揚げようと移民として渡航した人々の子孫で、いまや4世、5世となっています。2世も普通に街で見かけますが、もうお爺ちゃん、おばあちゃんです。でもその辺まではふつうに日本語を話しますが、3世以降では話せる人は少なく、流暢に話せる人の多くは日本に留学したことがあったり、働いたことがある人達のようです。

ブラジルは日本以外で最大の日本人コミュニティーがある国ということで、サンパウロには日本人街もあります。そこはLiberdade(リベルダージ)という地区で、サンパウロの中心からやや南に位置し、東京で言えば新橋とか、あるいは新宿を都心と考えると渋谷と言ったところでしょうか。Liberdadeの駅を降りて下って行くと鳥居があり、街灯も日本風です。その一帯には日本のものがほぼなんでもあります。醤油、みそ、豆腐、納豆、こんにゃくなどはもちろん、タケノコ、ゴボウ、糠漬けの糠さえも売っています。またラーメン屋、和食レストラン、総菜屋、和菓子店などなど。インドであったら良いなと何度思ったか分からない”コンビニ弁当”などもあり、またそこで働く人たちも日本語がわかるので、ポルトガル語に苦労している私などは、やはり足が向いてしまいます。自宅からは地下鉄で4駅ほどと近いので、週末時間のある時には買い出し兼ねてランチ、なんて言うのが最初の頃の土曜日の定番のようになっていました。ちょっと侘しいですが。

*Liberdare駅を出ると、いきなりお城のような建物があります。そのあたりには屋台風の小さな店で、日本の小物やお土産などの店でいっぱいです。

*観光地化しており、現地人も多く、通りは狭い上に車も通るので、歩きにくいです。スリにも気を付けなければなりません。

*コンビニではないですが、おにぎりや弁当類もたっぷり。

*日本の食材。お茶つけの素とかふりかけ類。

*日本のスーパーとぼぼ変わらないですが、ちょと狭いです。

*タコ焼き屋がありました。餃子も売ってます。店で働いているのはもちろん日系2世か3世でしょう。GUIOZAはポルトガルの発音で“ギョウザ”に一番近い表記と思われます。5個で7レアルとは180円ほどです。たこ焼きはその倍の値段。1パック10個ほどだったと思います。

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