新たな赴任地に向かう時にはビジネスクラスでの渡航が認められています。エコノミーと比べてほぼ3倍の値段ですから、インド法人の懐具合を考えると、自分自身としてはエコノミーでも良かったのですが、会社の体面というのもあります。その辺の感覚は現地人には良くわからないらしく、ビザの修正に大活躍してくれた例のアドミスタッフも明らかに “エコノミーで行ってくれないかな” という顔をしています。 ドバイ経由のEmiratesのビジネスでINR390,000-(624,000円)ほどでしたが、私もややためらいつつもそれを指定すると、しばらくしてから、“AF(エアーフランス)だとINR100,000-ほど安いのがありました。ちょっと飛行時間が長くなりますが、到着予定はほとんど同じです” とうれしそうに提案してきました。 もちろん私に反対の理由はありません。Emiratesは中東で何度も使ったことがありますが、AFはこれまでないし、憧れのおフランスでざーますから即OK。 これだとエコノミーの約2倍の値段。ビジネスクラスはスペースも約2倍強ほど占めているわけだから、2倍ぐらいだとまあまあリーズナブルと言えるかもしれません。 夜便だったので、フルフラットで寝れるビジネスクラスはとても楽ではありましたが、あんなにいろいろ出されても、時差もあるし、半分も食べられません。好きなものを好きなだけ食べられるビュッフェスタイルだったらいいんだけど。 もったいない、なんて思うのはエコノミーに慣れている私だけでしょうか。 パリでの乗り継ぎは3時間ほどの待ち時間。インドからのお土産など何もないので、パリの空港でちょっとしたものを買って、用を足しに。さすがにきれいです。(でもインドも空港はかなりきれいではあります) しかし、(インドで普通はない)トイレットペーパーはあってもウォッシュレットでもないし、手動ウォッシュレットもありません。手動とは言え、ウォッシュレットになれている私の体はかなりガッカリ。トイレットペーパーにトイレの水含ませて使おうかと思うぐらいでしたが、さすがにそこまでははばかられ、今は昔となった方法でフィニッシュ。うーん、やっぱインドのトイレの方が快適かも。
