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新しいインド料理店

コロナ禍の影響で、周りのレストランが大きく変わってしまったなかで、近所に新しいインドレストランが出来ました。以前紹介したインドレストランは”タンドール”というアパートから歩いて15分ほどかかる店でしたが、この新しい店は歩いて5分もかかりません。名前は”Atithi”。ベンガル語で”客”という意味です。ベンガル料理と言えば魚を使った料理が有名ですが、その日のメニューは、バターチキン、チキンティッカ、パコラ(天ぷらのようなもの)、豆カレー、ナン、サフランライス、サラダなどごく普通のインドを代表する料理のバッフェスタイル。しかもブラジル式のPor Kilo(量り売り)のランチです。

*この店知人から教えてもらったのですが、入るまでは結構期待が高かったです。

インド料理というよりおいしいナンが食べたかったのですが、そこのナンは私の好みとは言い難いやや薄めのカリカリタイプ。私の好みはやや厚めのしっとりタイプです。 しかもバッフェスタイルですから、冷めないように工夫したステンレスの容器(正式名称はチューフィングと言うらしいです)に入っているものを好きなだけ取るだけです。すなわち焼き立てとは言えません。                         5-6個あるチェーフィングの中からインド料理の定番とも言えるバターチキンと豆カレーとナン(と少々のサラダ、と言っても玉ねぎの輪切りとキャベツ)を選んでみました。計量(価格決定)の折、インド人風店員から何かを聞かれたのですが、良く分からなかったのですが、飲み物をどうするか?と聞いているようなので、「Drinks?」と聞くと、「Do you speak English?」ということで意思疎通は問題ないことになりました。ひとまず一安心。飲み物は別途ラッシーを注文。合計で29レアルほど(約600円)とかなりリーズナブルな価格ではあります。

*この日のランチメニュー。写っていない左の端にナンとサラダがあります。
*私の取り皿。バターチキンはコクが無く、ブラジルらしく塩味がきつかったです。これにラッシーが付いて29レアルほど。

店内には50人ぐらい座れそうな席がありますが、客は日本人女性と思しき人が一人だけ。私のように何かしらインドと関わりのあった人であろうか。ブラジルではスパイシーな料理はあまり人気が無いのかも知れません。                 食べ始めてしばらくすると先ほどのインド人風店員がテーブルに来て、      「いかがですか?」と聞くので、                       「そうね、まず温かくないナンがイマイチ。私の好みはやや厚めのだけど、少なくとも焼き立てだったらうれしいね」本当はバターチキンにも文句を言いたかったけど、面倒だったので、ナンだけにクレーム。でも豆カレーはまあまあでした。           それを聞いた店員は、驚いたことにすぐにナンの入っている容器(チェーフィング)のところに行って温度を確かめ始めました。そしてすぐに固形燃料を取り換え始めたのです。まあ、当たり前というば当たり前の行動なのですが、そのような迅速な対応はインドでは考えられませんので。                          メニューもあったので、パラパラと見せてもらうと一通りのインド料理が用意されているようです。また店内からは一部厨房の中も見えるのですが、ブラジル人と思しき2人ほどのスタッフが暇そうにお喋りしていました。バッフェスタイルで客が1人や2人ではやることもないだろうな。                             「ナンは焼き立てを食べたいので、ナンだけは注文を受けたら焼くようにすれば?」と提案すると「では焼いてあるナンを無視して別途注文するようにしてください」   私の意図したことと若干違う反応。まあ、そうすれば当然焼き立てになります。やや割高になるだろうけど。                             このインド人スタッフ(店長かも)は店の繁盛を考えて一生懸命やっているようだけど、昼時にこの客の入りでは残念ですがそう長いことないかもです。

*メニューの一部。英語での表示もあって問題なし。一品料理は30-40レアル(600円から800円ぐらい)です。

アルデバラン

再び朝ドラの話題ですが、主題歌の”アルデバラン”という曲はきれいなメロディーと切なさげな歌声が妙に耳に残ります。テーマソングの紹介画面には”アルデバラン・AI”と出てくるのですが、アルデバランってなんだろう。歌の名前なんだろうけど、どんな意味?そしてAIって人口頭脳が作った曲って意味なんだろうか。いや、そんなことないだろうな、事実音楽:金子隆博という人の名前が紹介されているし・・・なんて考えたりしていました。

アルデバランとはおうし座の一等星α星の名前でした。名前の由来は、アラビア語のアッ・ダバラーンという言葉で、これを英語風に読むとアル・ダバラン(アルデバラン)となったそうです。そしてその意味は”あとに続くもの””追いかけるもの”ということで、東の夜空にスバルの後に続いて現れることからこの名がつけられたそうです。    日本でも同じ理由で、”後星(あとぼし)”とも呼ばれるとか。                              なぜこの名前が付けられたのかはドラマを見ている人は察しがついたことと思います。カムカムエイブリバディーは親、子、孫3代の物語ですので、アルデバランとなるわけです。この曲の作詞、作曲はなんと森山直太朗。でもなぜか番組では森山直太朗作とは出てきません。                                彼のお母さんで、歌手の森山良子を知らない人も多いかと思いますが、昔いわば清純派と言った感じの歌手で「子供は絶対芸能界に入れたくない」と言っていたことがなぜか印象深く覚えています。芸能界などはまあやくざの世界と変わりないんでしょうね。 でも結局息子の直太朗さんも歌手としてだけでなく、作曲家、俳優と大活躍の芸能人になりました。”芸能人にしない”のは”する”よりはるかに簡単だとおもいますが、良くも悪くも子供は親の思うようにはならないわけであります。

そしてAI。”あい”さんという歌手のことでした。知っている人からみたら、”人口知能”を連想するなんてバカみたいな話かもしれませんが、知らないとそんなもんです。昔森喜朗さんが総理大臣をやっていた頃(20年ぐらい前)”IT技術”という言葉が頻繁に登場するようになったのですが、「イットってなんだ?」と言ったそうな。                                AIさんは、本当は自分で朝ドラのテーマソングを作ろうとしたそうですが、なかなか思うようにできなかったので、森山直太朗にお願いして出来上がったようです。           ま、いくつになっても知らないことは山ほどあります。自分の無知が認識できれば、その人はもう無知ではない、とも言いますが。

モデルルーム見学

日系3世のLさんとは時々ランチしているのですがある日の事、          「ブラジルではインフレなので、現金持っていても価値が下がるばかりだからマンションでも買おうかな。今度のランチの後一緒に見てみませんか」というので、私も多少興味があったので、「じゃ、そのアパートを貸してもらってしばらくブラジルに住もうかな」なんて冗談言いながら、「では次回はこのあたりで売りに出しているマンションが2件ほどあるので覗いてみましょう」ということになりました。           Lさんはいくつかの事業を経営している実業家で、昨今のコロナ禍でかなりダメージを受けているようではありますが、基本的にはお金持ちで、余剰資金が十分あるのでしょう。日本ではなぜか(お金をじゃぶじゃぶ市中に流しているのに)インフレにならないけど、ブラジルでは年5-10%ぐらい物価が上昇しています。年10%もインフレが続けば、7年もすれば貨幣価値は半分になってしまうわけですから、(預金利息はあるにしても)確かに現金でもっているのは賢明ではないということになります。

モデルルーム展示場は、私のアパートから歩いて4-5分のところにあります。どちらもコロナ前にはレストランなどがあった所です。このあたりはもう空いている土地などほとんどありませんから、不動産屋にとってはコロナ禍はむしろプラスに働いたのかも知れません。                                     一件目は元”アメリカンレストラン”という名前だったか、入ったことはなかったですが、大きなファミレスのような店があった場所です。               モデルルーム展示場は、日本のものと大差ありません。ただ、日本の場合は建設用地とは別の場所に展示場がある場合が多いですが、こちらでは建設予定地にあり、ある程度売れたら(例えば50%とか)、展示場を閉めて建設を始めるとか。          建物の概要を聞いてから、モデルルームへご案内。1DKの33平米とワンルームの23平米の2種類だけです。広大な国土を持つブラジルでなんとたったの23平米。コロナのためにお世話になった日本のアパホテル両国でさえ、ツインルームであれば21平米ほどありますから、ホテルの一室を買うようなものです。                部屋に入ってみるとベッドが無いので、「どこに寝るんですか?」と聞くと、なんとベッドが天井に収納されていて、電動で降りて来る仕組みです。恐れ入りました。   ベッドを天井に上げても、部屋にはソファーと小さいテーブルが置くくらいが精いっぱい。これでお値段約1,500万円ほど。こんな部屋買う人いるんだろうか、と売れ行きを聞いてみると40%ぐらい売れたとか。Lさんによると、買ってから賃貸に出すにしても、2,000レアル(4万円)も取れるかどうか。Lさんも驚いたというか、呆れたというか。33平米の方もWベッドが部屋のほどんどを占領してしまい、食事する場所も満足に確保できないような、まさに寝るだけの部屋という感じでした。

*建物全体の模型。下半分がワンルーム、上半分が1DKのやや広めの部屋。1階にはレストランなどが入るそうです。
*狭い方の部屋。なにせ23平米ほどですから、部屋全体を写すのもままなりません。見えている以外のスペースは、バスルームやクローゼット、キッチンなどで、ベッドがあません。でも天井は高目です。
*天井からベッドが下りてきて、左の5段ほどの階段に繋がります。200Kgまで耐えられるとか。決して大きいベッドではないので、仮に落ちたら怪我しそうです。

それでも折角だからということで、すぐ近くのもう一件の展示場へ。          こちらも外見は似たようなものでしたが、同じ建物の上半分と下半分が全く違う種類の建物といった構造で、入口も別になっています。すなわち下半分は先ほどの部屋と似たような35平米ほどの部屋で、上の方はなんと250平米もの広さの”マンション”です。 この”マンション”のお値段はおよそ1億5千万円ほど。まあ広さの違いからは妥当な値段かと思いますが、同じ建物のなかでこの違いはなんなんだ。日本でも一つのマンションでワンルームタイプがあるかと思えば3LDKぐらいまである物件もあるかも知れませんが、いくら入口が違うと言っても7倍強の違いとは!これもブラジルらしいところなんでしょうか。

*建物全体の模型。やはり一階には元々あったレストラン(凡という和食屋など)が入るそうです。
*252平米の居間の右半分です。さすがに広い!
*同じ部屋の左半分。ベッドルームは4つほどでした。それぞれにシャワー、トイレが付いています。

                               

ウクライナ問題

およそ20年ほど前6年ほどオーストラリア法人に赴任していましたが、そこはたった12-3人のスタッフしかいないのに、日本人、オーストラリア人はもちろんのこと、ニュージーランド、カザフスタン、ベラルーシ、ウクライナと、出身国は多岐にわたり、海外法人のなかではもっとも多国籍な法人でした。                 そのなかでもウクライナ人は3人もいて、いわば最大勢力。                                     なぜ旧ソ連圏からそんなに多くのスタッフが居たのかというと、旧ソ連の崩壊とともにキエフ等にあった現地法人の仕事がほとんどなくなってしまい、そこに居た優秀なエンジニアーを移民の手続きなんかも手伝いながら、オーストラリア法人が雇い入れたというわけです。もちろん各人それぞれ事情は異なりますが。                                     クリスマスパーティ―などでは家族も同伴で泊りがけで出かけたものですが、ウクライナ出身者はその頃から自国の状況について嘆き、悲しんでおりました。もちろん当時はロシアの侵攻という話ではなくて、政治的混乱、内戦に近い状況あるいは貧困についてなどです。                     

そんなわけで、昨今のウクライナ情勢はちょっと気になるところです。       日本での報道を聞いていると、アメリカの影響下にあるせいか、ロシアが悪者でウクライナに侵攻しそうだ、あるいは軍事的圧力をかけている。欧米はウクライナを守るために支援をしようとしている、というような印象かと思います。                  でも私はロシア(プーチンさん)の言い分にも一理も二理もあると思っています。

そもそもロシアとウクライナの関係、違いってなんだろうか?民族も宗教も同じ。言葉もほぼ同じで文化も極めて近い。中国と台湾よりはるかに近いと思います。     両国とも自分たちが正統なスラブ民族と主張するところでしょうが、元は同じであることは疑いありません。よってプーチンさんの”ウクライナはロシアの一部”という主張も十分説得力あります。                             プーチンさんにとってウクライナがNATOに加盟するというのは、日本人の感覚に置き換えてみると、沖縄を中国に取られるぐらいインパクトのあるものなのかも知れません。                                                ワルシャワ条約機構が無くなってしまった今、このNATOという軍事同盟はロシアを仮想敵国として存在していると言っても言い過ぎではないでしょう。ならばプーチンさんにとってみれば、ウクライナがNATOに加盟するというのは、まさに自国の一部が謀反を起こすようなもの。当然黙って見ていられないでしょう。                                 でも、ウクライナは本当にNATOに加盟したがっているのだろうか?そこまでしてロシアと対立して得るものがあるのだろうか。私はそのようには思えません。      だとすればウクライナが希望しているのではなくて、欧米が加盟するようにけしかけているのでは? ウクライナのゼレンスキー大統領は俳優出身だそうで、政治には素人か?なんて思ったりしますが、おっと米国にも俳優出身の大統領がおりました。

                                             さて仮にロシアがウクライナに侵攻して、それを阻止するために欧米が軍事援助をするとして、武器供与(販売)は喜んでしても、(欧米の)誰もウクライナを守るために本気で戦うとは思えません。                                                    そう考えるとバイデンさんは、ロシアを挑発してウクライナに代理戦争を仕掛けているという風にも考えられます。バイデンさんも国内で人気がないようだし、ここはひとつ目を国外に向けさせたいという事もあるかもしれません。             2014年にロシアがクリミア半島を併合した際には、欧米は文句を言っただけで、なんの行動も起こしませんでした。欧米にとってクリミヤ半島がどこに属そうと大して関心(利害関係)はなかったのでしょう。たぶんその後のクリミヤ半島では大きな問題もないのだろうと思われます。もともとロシアみたいなものだったのですから。 

そこで思い出すのが、今は昔となった多国籍軍(米国)のクウェート侵攻です。あの時のイラクとクウェートの関係も似たようなものでした。イラクのフセインさんの主張(元々クウェートはイラクの一部)も一理あったのですが、石油が大事だったのか米国は即行動しました。クウェートに代理戦争やれと言っても無理だし、客観的に見て米国が勝つのは火を見るより明らかでしたし。その後フセインさんは有りもしない大量破壊兵器保持の嫌疑をかけられ最後は憐れでありました。

こんな風に書くと、私は親ロシアと思われるかもしれませんが、ロシアは好きではありません。米国はというと、日本の”戦後教育のお陰”でそれほど悪くはないですが、米国の身勝手さも困ったものだと思っています。                        私はこの辺の専門家でもなんでもないし、ただ素人考えで書いているだけですが、今回欧米いや米国が騒ぎ立てなければウクライナのNATO加盟問題も、ロシアの軍事演習、侵攻問題も起きなかった気がしますが、どうでしょうか?

朝ドラ あの子役は上手すぎ

Come Come Everybody見てますか?                      話はあっという間に最初のヒロイン、雉真安子(上白石萌音)の孫の話になっております。必ずしも毎回見ているわけではなく、安子が娘のるい(深津絵里)を置いてアメリカに行ってしまった場面を見逃してしまいちょっともやもやしてもいるのですが、それはともかく孫の大月ひなた役をやっている子役はうますぎて感心させられます。                                     かわいいだけでなく、表情豊か、場面によって実に自然に適切に表現できるのは天才としか言いようがありません。

いったいあの子は誰なんだろうと検索してみると、2010年生まれの新津ちせという子だそうです。父親は、”君の名は”で有名なアニメ監督の新海誠(本名新津誠)、母は女優の三坂千絵子。私は三坂千絵子という女優は知らないけれど、いわゆるサラブレッドなんでしょうね。 2歳のとき母親の勧めで劇団ひまわりに入団し、その後新海誠の娘ということを隠してオーディションに合格して役者としてデビューしたとか。現在12歳。小学生6年といえば、大人が思うよりもずっと世の中の事を理解しているということはあるとは思いますが、それにしてもあの演技と思わせない演技はすごいと思います。                    そういえば記録的大ヒットした朝ドラの”おしん”。子供時代のおしん役をやった小林綾子もすごかったけど、彼女もあのころ12歳ぐらいだったかもしれません。12歳の子供恐るべし。男の子よりやや早熟と言われる女の子だからということもあるのだろうか。  

新津ちせさん(ちゃん)は今年の紅白にも出たとか。               彼女の”特技”をみてみると、英語、クラシックバレー、日本舞踊、ピアノ、漢検5級、書道三段とあります。書道の場合、国家試験というわけではないので、流派によって昇格のペースとか基準は異なると思われますが、三段といったら始めてから少なくとも5-6年はかかります。字を書くようになるのは早くて4-5歳だろうから、もうその時から書道を始めていたことになります。その他の特技もどの程度かはなんともわかりませんが、書道と同じようにハイレベルとすれば驚くべき能力です。勉強もして、習い事も人一倍やって、しかも子役の”仕事”までして。もっともいつかも書いたように、出来る人は何をやっても出来る。不公平にも天は人に二物をそれ以上をも与え給いましたのも間違いありませんが。

*カムカムエイブリバディーの一場面。残念なことにこの新津ちせちゃんはまもなく後任の川栄李奈さんに交代してしまうようです。

ラーメン Misoya

これまでもSPのラーメン屋はいくつか紹介してきましたが、最近また評判のラーメン屋が出来たようなので行ってみました。                      名前は”Misoya”という味噌ラーメン専門店です。場所はメトロのコンソラソン(Consolacao)という駅の近くで、最寄の駅から2駅ほど行ったところです。夏だと歩いて行くにはちょっと辛い距離です。

席に着くと、「初めてでらっしゃいますか?」と聞くので、           「うん、そうね。ここで一番人気はなんですか?」                「そうですね、一番出るのは北海道味噌ラーメンでしょうか。やや濃いめかも知れません。後は信州みそラーメンとか東京味噌ラーメンが良く出ます」          北海道味噌とか東京味噌なんて聞いたことはないけどあるんでしょうね。でも北海道の味噌ラーメンは定評があります。                       「それじゃ、北海道味噌ラーメンお願いします」お値段は54.8レアル(約1,100円)。

*北海道味噌野菜ラーメン。いくら北海道でもポテトフライをトッピングとするのはいかがなものでしょうか。手前のミンチカツのようなものはひき肉のそぼろみたいなもので、チャーシューの代わりです。

まずは一口スープをすすると、確かにしょっぱい。濃いめかも、とは言われましたこれはちょっと濃過ぎでは?私自身は濃いめの方が好みと自認しておりますが、これはちょっと・・・よほど店員にクレームというか感想を言おうかと思いましたが、ブラジルでは濃いめの味が一般的だし、大きなお世話かと思い遠慮しました。通常はラーメンのスープもほぼ飲んでしまうのですが、さすがにこれは半分も飲めず。         麺は北海道ラーメンらしい太目の麺で腰もあり問題ないと思います。

実はこのMisoya、時々ランチをするLさんと行ってみる予定でした。でもそのランチが延期になって、たまたまMisoyaの近くに行く機会があったので一人で寄ってみたのですが、後日Lさんと話してみるとLさんも”下見”のつもりで行ってみたそうな。Lさんの感想は、”高い”とのこと。                          「あの値段では地元の客は入らないのでは?」                     確かにラーメンあすかなどは30レアルぐらいで食べられるので、ラーメンごときにその2倍も払う地元民はいないのでは、との事でした。

*味噌ラーメンの他には餃子、チャーハン、唐揚げなどがあります。チャーシュー麺が64.9レアル(約1,300円)は確かにちょっと高いか。
*昼時なのに、客はあまり入っていません。場所もそれほど便利でもないし、日系人のみであればちょっと苦しいかも。天井に”味噌は日本人の宝物”とあります。それには同意しますが。

運転免許取得へ

前任者が車を運転していなかったせいか、ブラジルでは運転しないもの、という固定観念みたいなものがあって、ブラジルに来てから2年3か月もの間車無しでやってきました。ですが、車無しでは何かと不便であることは疑いありません。         周りを見渡してみると車を運転しないのは私だけと言っても大袈裟ではありません。 会社によっては2台用意していることろさえあります。それは”ホジージョ”と言って車のナンバーによって運転できない日があるため、そのような事(車が無くて会社に来れない等)を避けるためです。そんな日はタクシーか電車で通勤すればいいではないかと思いますが、公共交通機関の利用は危険である、というのもたしかにあります。私はこれまで公共交通機関で危ない目に会ったことはありませんが。                                                        私もこの先そう長いわけでもないだろうし、このまま車無しで我慢しようかとも思いましたが、たとえ仮にあと一年であったとしても、車無しはやはりちょっと辛いと思いなおし、日本の本社及び米国法人(本社と米国法人が親会社)に相談、というか車の運転を認めてくれるよう訴えました。                           すると、本社側としては「特に地域によって車の運転を制限しているところはありません。現地の責任者が問題無しと判断されればそれでいいですよ。米国法人にも相談してみてください」とのこと。現地責任者とは私のことではないか。          赴任当初は米国法人から「必要なタクシー代は支給するので、安全のため自分で運転するのは遠慮して欲しい」と言うので素直に従っていたのですが、米国法人は”車に乗っていた方が犯罪に会いやすい”と考えていたことが分かりました。昔のブラジルでは車に乗っている事自体が”金持ち”を表していたので、襲われやすいということもあったようですが、今はむしろ逆で強盗などに会う日系人のほとんどは夜歩いていて被害にあっています。上記のように車を2台用意している会社がある、というのもそういう背景からです。                                   米国法人も本社の意向(現地責任者の判断による)と、今のブラジルでは車の方がむしろ安全という状況を話すと、意外にあっさり運転することに同意してくれました。                                    というわけで、今更ですがこれから運転免許証取得です。 

ブラジルでは日本の運転免許が書き換えできません。国際免許も対象外です。よって、ゼロからというほどではないけれど、運転免許取得のための試験を受けなければなりません。運転免許を取得しようなどと言う人はブラジルに来たばかりの人が多いのでポル語ができない人がほとんどです。それではとても試験など受かりそうにないですが、そこはうまく助けてくれる人とか業者があるのです。                     Mr. Aibaという、日本人駐在員では良く知られたいわば”免許取得請負人”がいて、およそ3,000レアル(約6万円)ぐらい払うと、取得申請から最後の実地試験までたとえポル語が出来まいと、あるいはマニュアル車の運転経験がなかろうと比較的簡単に試験が通るまでアレンジしてくれるという事です。                     日本の免許を持っていれば筆記試験は免除のようですが、実地試験はマニュアルシフトで、しかも右側通行なので、ある程度慣れていないと落ちる人も結構いるとか。Aさんは試験官などといわゆる”ズブズブ”の関係になっていて、多少心元なくても手心を加えて通してくれるというわけです。                              Aさんは今や高齢になってしまい、もう新規の受付はしていないという噂もありましたが、ダメ元で電話してみると、                        「いいですよ。じゃ、日本の免許と外国人登録証と住所を証明するもの送ってください」まずはWhatsAppで写真を送ると、数日してから            「”Poupa Tempo”(免許に限らず書類の発行等を一手にやっている機関)と2月9日8:15にアポが取れたので、2月9日に書類の原本を持って一緒に行ってください。当日は7時15分に迎えに行きます」という指示が来ました。

*Poupa tempoからのアポの通知

茶房”未来”-2

塚本恭子。なんか聞いたことあるような名前です。                 確か2年ほど前、まだコロナが流行りだす前に”酔陽会”という飲み会の集まり(実際には飲み会、魚釣り、ゴルフ、ラジコン飛行機などなんでもやっているSP日系人の集まり)での食事会での料理人が同じ名前だったような。そして彼女は昔映画俳優だったと聞いたような気がします。                            早速サイトで”塚本恭子”と入れると出てくる出てくる。確かに若いころは女優で、1980年、日系3世ブラジル人ヤマザキ チズカ監督の”ガイジン‐自由への道”という映画に主演し、カンヌ国際映画祭で特別賞を受賞しています。その他2-3本の映画にも出演しているようです。”ガイジン”の主演を決める最終選考では樋口可南子と争ったそうですから、一流の女優だったと言ってもいいのかも知れません。                しかしその後思うところあって女優を辞め、日本にいるブラジル人出稼ぎ労働者の支援活動をしたり、SPで”未来塾”を創設し、ブラジルの駐在員の家族(子供たち)に日本やブラジルの文化を教えたり、最近ではブラジル人向けの日本語教室を開いたりしているようです。茶房”未来”もそこから来ているのでしょう。             一方料理人としても有名で、冒頭に書いたように2年ほど前に彼女の手料理を10人ぐらいのグループで楽しんだわけです。                       こんな多才というか多芸の塚本さん、サラリ―マンとは無縁の感がありますが、一時はカンピーナス(SPから200㎞ほど北の町)にある東山農場(トウザン農場)というところで働いていたこともあるそうです。この東山農場は、100年以上も昔、三菱の岩崎弥太郎の息子久弥が始めた農場で、いまでは日本酒の東麒麟(私は大変お世話になっています)や、みそ、しょうゆ、みりんなども生産しています。この東山農場についてはまた触れる機会もあるかと思います。

*”ガイジンの1シーン。もちろん右側が塚本恭子さん。約40年前ですけど。
*これも映画のシーンのようですが、着ているものから察するに、現在に近い場面かと思われます。

映画”ガイジン‐自由への道”は、日系ブラジル移民を描いた映画なのですが、Youtubeで見れるだろうかと探してみるとすぐにみつかりました。しかし、冒頭は日本語が流れてきて、若いころの塚本恭子さんも見ることもできるのですが、5分もするとポル語中心になってしまい、わけがわかりません。残念。次に塚本さんに日本語の字幕入りのものが無いか聞いてみよう。

さて、塚本さんにもらったメールアドレスに連絡すると、すぐに注文書が送られてきて、食パン、ヨーグルト、うどんなどを発注。金曜日の午後受け取りに行ったのですが、ついでに店にあったメンチカツとヒレカツ(それぞれ12レアル/100g)も一緒に買って、全部で89レアル(約1,800円)。食パンが一斤(10枚)24レアル(480円)、うどんが6玉で20レアル(400円)。ブラジルでは高めだけどまあ日本並みか。どれも防腐剤など一切使わない安全食品だそうです。

尚この茶房”未来”は、夜になるとBarにもなって、単身赴任者が集まって”ぼっち会”なる飲み仲間を作っているとか。ぼっち会とは一人ぼっちのぼっちです。確かにこのあたり(Paraiso地区)は日本人駐在員が多く、この店を教えてくれたH氏なども常連だそうです。私も”ぼっち”なので参加資格ありですが、アパートから歩いて20分ぐらいかかるので、熱い夏はちょっと辛いし、良い地区(お金持ちや日本人駐在員が多い)ではあるのですが、それだけに夜20分も一人で歩くのは極めて危険と思われますので、夜は遠慮しておこう。

茶房”未来”

知り合いのH氏から、未来という名の喫茶店を教えてもらいました。喫茶店ではあるけれど、自家製のパンやヨーグルト、総菜なども売っていて評判が良いとか。     早速サイトを調べてみると、ランチなんかもやっているようだったので、さっそく散歩がてらランチでも食べてみるつもりで行ってみました。                   店にはブラジル人と思われる女性が一人だけいたので、             「ランチOK?」と聞いても困ったような顔をしてなんか言っています。日本語でも言ってみるのですが、会話は成立しません。”未来”とう名前なんだから日本人の一人ぐらいいてもいいだろうと考えていると、彼女は「ちょっと待っててて。日本語分かる人連れて来るから」と言うような素ぶりを見せて店を出て行ってしまいました。                                     1-2分待つとどこからか日本人のおばちゃんが来てくれたので、         「ランチしたいんですけど」というと、                    「すみません、今ランチやってないんですよ」                 「えっ、そうなんですか。サイトを見たらお弁当のようなメニューがいっぱいありましたけど」                                  「そうですか。今は作る人がいなくなっちゃって、すみません」じゃ、しょうがない。どこか別のところで昼飯にするか、と思いつつもこの近辺に知っている店もないし、どうしようかと迷っていると、ショウケースの中にはサンドイッチが置いてありました。「じゃ、このサンドイッチをここで食べてもいいですか?」と聞くと       「もちろん。どうぞどうぞ。コーヒーサービスしますよ」             「いや、私基本的にはコーヒー飲まないので、お茶でお願いできますか?」と妙な取り合わせのランチに。

*茶房未来の店内。カウンター席しかありません。総菜などの商品は店の奥(この写真の撮影者のあたり)にあります。

そのサンドイッチの中身はハムとか茹で卵とか定番のものなんですが、パンそのものが実にしっとりとした、ブラジルではお目にかかれない食パンです。        「このパンおいしいですね。日本のおいしい食パンと遜色ないですよ」      「ありがとうございます。実はこれ80歳にもなる台湾人のおばあさんが作っているんです。彼女は元々日本でパン屋をやっていたのですが、作り方が特別で彼女しか作れないんですよ」                                 「そうなんですか。80歳のおばあさんがね。でもこれなら家からちょっと遠いけど買いに来たいですね」なんて話をしながら、紹介してくれたH氏の話などもしていると、店の裏側あたりから食パン一斤を持ってきてくれて、               「あの、これちょっと焼き過ぎて商品にならないので、よかったらどうぞ。お近づきの印に」「え、いいんですか?でもどこが焼き過ぎなんですか?私はむしろこんがり焼けた”耳”の方が香ばしくて好きなんですけどね。サンドイッチもこんなきれいに耳を取り落としたものより耳付きの方おいしいと思いますけど」             「そう言ってもらえると嬉しいです。ほんと耳おいしいですよね」なんて適当に調子を合わせてくれているような気がしないでもなし。                            「私は主に総菜や和菓子を作ってるんです。トンカツとかコロッケとか饅頭、おはぎとか。基本的には毎週月曜日に注文していただいて、その週の木、金、土に引き取りに来てもらっています。ではこのメールアドレスにメールしていただければ、注文票を送りますのでよろしくお願いします」

*これで焼き過ぎで商品にならないとは、良くわかりません。私は一番端の茶色の一切れなんか好きですけどね、香ばしくて歯ごたえもあって。
*茶房未来のオーナー、塚本恭子さんのメールアドレスカード。

エレベーターの故障で部屋に入れず

先日外出先から帰ると、エレベーターの入り口に”修理点検中”の案内板が置いてあったので、良くある定期点検中で少し待てば使えるようになるだろうと、しばらく前で待っていました。10分ほどすると、鍵の束を持った男が現れて、何やら言っています。 どうやら”このエレベーターはしばらく使えないので、もう一つのを使ってくれ”と言っているようです。普段使う事はないけど、もう一基勝手口用(荷物や掃除人などの)エレベーターがあったことを思い出しました。

*英語で、”MAINTENANCE SERVICE” とあったので、しばらくすれば動き出すと思ったのですが・・・

”OK、OK”と理解した旨を伝え、勝手口用のエレベーターで自分の部屋がある15階に。途中、”ひょっとしたら鍵が違うかも”という不安がよぎりましたが、鍵は一個しか持っていないので考えても仕方ありません。共通の鍵であることを祈るのみです。        果たして、勝手口の鍵は別でした。じゃ、表のエレベータの点検修理が終わるのを待つしかないか、とまたエレベーターの前でしばらく待っていると、また同じ男が現れてなにやら言っています。私が理解できないという表情をすると、”ついてこい”と勝手口用エレベーターで12階まで連れてきました。                    そこには中国人風のアジア人とオートバイ用ヘルメットを持った男がいたのですが、そのアジア人は日本人で、                           「エレベーターは明日まで動かないようです。私もちょっと買い物に行った間に締め出されてしまい、どうしようもないので持っていた携帯で“鍵屋=鍵を開けてくれる業者”を探して、来てもらったんですよ。150レアル(3,000円)でやってくれますがどうしますか?」                                「そうなんですか。でもこれはエレベーターの故障だからビルの責任なのに、住民が150レアル払って鍵を開けてもらうってのは納得がいかないですね」                    「確かにそうなんですが、ブラジルでは勝手口の鍵も持ち歩くのは常識だそうです。 私は12階に住んでいるんですが、今開けてもらったところです。どうしますか?」 「そりゃもう入れなければ、ホテルを探すしかないですから、150レアルで開けてもらえるなら頼むしかないですね」                        「現金がなければPIXでもいいそうです」                    家に入れば、150レアルくらいあるかもですが、PIXを使えるようにしておいて良かった!

早速15階に移って鍵開けの作業に入ってもらったのですが、ドライバーのような針金のようなものを鍵穴に入れて上下にカチャカチャこまめに動かしはじめました。こんなことで開くのだろうか?先ほどの12階の日本人も、開くまでに10分かかったと言っていましたが、15分以上かかってもまだ開きません。開かなければ150レアル支払わないだけのことだけど、ホテルに泊まるのは高いし面倒。何とか開けてくれると信じつつ、待つこと20分ほど。なんと開いたではないですか。あんなことをやって、頑丈な鉄の板が横に大きくスライドする構造の鍵が開くのだろうか!?でも目の前にはシリンダーを壊すことなく開いたドアが見えます。助かった!                   鍵屋さんも相当てこずったようで、うっすら汗もかいています。鍵屋さんありがとう。そして12階の日本人(名前も聞き忘れました)の方ありがとう。もしこの日本人と会う事ができなかったら、私はその日部屋に入れなかったでしょう。

*勝手口のドアの鍵をこじ開けようとする業者。小道具を使って、20分以上かかりましたが、簡単に開くようでも困りますね。

それにしても、日本だったらエレベーターの故障は無いとは言わないけれど、即刻直してくれると思われます。仮に深夜であっても。ブラジルの基準では、翌日の修理ならまあまあ良いほうなのかも。                           この日以来外出時には2つの鍵を持ち歩くようにしております。ブラジルでは常識なのかも知れないけど、これまで誰もそんなこと教えてくれなかったな・・・        尚階段もあるのですが、階段は裏口=勝手口のみに通じていて、表の入り口にはエレベーターでしか行けないという、考えてみれば裏口重視のちょっと変な構造です。