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NHKが見れない・・

以前にも紹介しましたが、”TV Box”と呼ばれる小さな機器をネットに繋ぐと、無料で日本のテレビ番組がほぼすべて見れるのでSPでも重宝しています。民法もWOWOWも見れるし、それどころか米国や英国、中国、韓国、台湾、ベトナム、タイなど世界中のTV番組が見れてしまいます。でももちろん私は日本の番組だけで十分です。    多くはNHKニュースと大河ドラマ、朝ドラそして大谷翔平が出場する試合など、見る番組は比較的限られています。                             4月になってNHKのアナウンサーもたくさんの異動があったようで、大分雰囲気が変わりました。看板アナの桑子さんは朝7:00のニュースを降りて“クロ現=クローズアップ現代”の担当に。後任は首藤奈知子さんという松山出身のアナ。異動は世代交代と言われていたので、当然彼女より年下の人に違いないと勝手に決めつけて見るものの、失礼ながらちょっと老け顔。若くても老け顔の人はいるので、そういう人なんだろうと思っていたのですが、何度も見ているうちに”これはひょっとしたら本当におばさんかも”と気になってサイトで調べてみました。するとなんと42歳ということで、桑子アナより年上でした。世代交代には違いないけど、上の世代に交代とは!?NHKの7時のニュースといえばNHKの顔。そんな人事もあるんですね。大きなお世話というかどうでもいいけど。

*首藤奈知子アナ。今年の写真ですが、これは良く撮れてますね。

そんなつまらないことを考えていたら、先日突如NHKが見れなくなってしまいました。本当に突然NHKもBS1もBSPも番組選択から消えてしまったのです。何度電源を入れなおしてみても、リモコンのボタンあちこち押しても戻りません。きっとNHKも違法に配信されていることを知り、TV Boxに繋がる何かを切ったのか、中国と思われる配信先に警告を発して配信出来ないようにしたのか。                   以前もそれまで見れていた”ゴルフネットワーク”というチャンネルが見れなくなってしまったことがありましたが、NHKが見れなくなったことに比べれば大したことはありません。TVなど見れなくともどうということはないですが、今まで普通に利用できたものが突如できなくなるってのは、とても損した気分であります。少なくともアメリカとの時差もあまりないため、良い時間に放送されていた大リーグの大谷選手の活躍は見たかった!

車の選定

免許が取れれば次は車の購入ですが、昨今の長納期に加えて”防弾仕様”にするとさらに時間がかかるということで、早速車の選定に入りました。             防弾車にするか普通の車にするかについては、当初は普通の車でも問題ないだろうと考えていましたが、つい最近普通の車を運転していた日本人駐在員が、停車時石で窓ガラスを割られて携帯を奪われたり、麻雀仲間のHさんの経験を聞き、やはり防弾車にすべきかと考え直しました。Hさんの場合、やや昔の話ですが、走行中前後を賊の車に挟まれて停車。(金品を出せなどの)賊の言う事を聞かなかったためにフロントガラスに銃弾を撃ち込まれたそうです。しかし防弾仕様であったことと、警報装置が鳴り響く機能があったため、車(フロントガラス)は傷ついたものの無事逃げる事ができたそうです。さらに最近ではコロナの影響(職を失う人が増えた)もあり、SPの治安はさらに悪化していることもあり、思い切って防弾車にすることにしました。

防弾車にするには車の価格プラス150万円から200万円もかかる上、納期もかかるし、重くなるので燃費も悪くなるし、さらに中古車としての引き取り価格も一般車よりも安くなってしまうというデメリットがいっぱいあるのですが、命には代えられません。  基本的に、ある一定の大きさ以上であればどの車種でも防弾車に加工することは可能なのですが、トヨタの場合、特定加工業者と契約し、”トヨタディーラーが品質を保証する防弾車”を提供しています。                         さらにその防弾車のグラスというのも2種類ある(5年保証、10年保証でそれぞれ透明度も違う)ということで、実際のものを見て決めることを勧められました。

その防弾車加工工場は、事務所から車で40分ほどのところにある、日本でいう”町工場”と言ったところですが、平屋の工場には20台以上が改造中でした。その会社だけで月に100台ほど注文があり、ブラジル全体では年15,000台ほどの需要があるそうです。  日本で一般の人が防弾車を乗るのいうのは考えられませんが、ブラジルでは珍しいことではなく、良くも悪くも日本には存在しない300億円ものマーケットがあることになります。

*防弾車への加工工場の現場。20台以上が改造中でした。
*1台1台、ガラスを入れ替え、電気配線を変えないようにドアに鉄板を埋め込むなどの作業はすべて手作業です。
*実験用の被弾した車体。国の基準では一つの窓に4発受けても耐えられる、というのが一つの基準だそうで、写真では5発から10発受けても耐えていることを示しています。でも同じ場所に2度当たれば、貫通してしまうそうです。

加工工場を見学した後は、そのままトヨタのディーラーに行って、トヨタカローラの防弾車(グラスは10年保証)を注文してきました。さほど急ぐ必要もなかったのですが、メーカーはディーラーが保証するトヨタに決まっているし、その店にあった車で選択できる車種はカローラとヤリス、エティオス、ハイラックスぐらいしかありませんので、(重くなるので)ある程度の排気量の車となると自ずと決まってきます。

運転免許取得‐それから

運転免許取得の申請してから間もなくの2月10日に視力の検査があり、その一週間後適性検査(知能検査のようなもの)を無事終了して、実技試験の日を待っていたのですが、2か月ほど経った先週になってようやく案内が来ました。4月7日(木)に”練習”、翌8日に実地試験です。まあ、ブラジルだからこんなもんでしょう。                                  日本及びオーストラリア、シンガポール、インド等で40年以上も無事故で運転していたし、インドでは4年以上もマニュアルシフトを使っていたのですから、今更練習など必要ないと思ったのですが、ここは謙虚にサポーターのAさんのアドバイスというかアレンジを尊重して7日に練習場へ。

そこは日本でいう自動車学校があるところで、一般道の交通量の少ないところを使い、坂道発進や縦列駐車などを練習します。車はフォルクスワーゲンの小型車。日本で走っているかどうか知りませんが、”Golf”の一つ下くらいでしょうか。         自信満々にスタートしようとしたら、いきなりエンスト。1速に入れたつもりが3速でした。1速に入れなおして、快調に加速して3速で時速40㎞を超えると、助手席に座った教員が、何か言いながら何かを指さしています。先を見るとそれは最高速30㎞制限の標識でした。そのあたりは高級住宅街で、制限速度は30㎞。2速までで十分です。慌ててブレーキを掛けると、そのブレーキの利く事。軽く踏んだつもりが急停車のようになってしまい、自信がちょっと揺らぎます。まあ練習だから問題ないですが、慣れない車というのはこんなもんかも知れません。 一周500mぐらいでしょうか、そこを5周ほどして縦列駐車、坂道発進を繰り返しました。左ハンドルはさして問題ないですが、さすがに車そのものにも慣れるためにも練習して良かったと実感した次第です。本番の試験も同じ車種でやるそうですし。

*縦列駐車の練習場所。翌日の本試験も車も含めてほとんど同じ設定でした。実はこの写真の先で教習所の車と一般のスバルフォレスターが衝突していました。どちらが悪いのか分かりませんが、たぶん教習車の方でしょう。30㎞制限なはずなのに、スバルはレッカー車が来るほど壊れてました。もちろん教習車もですが。

さて翌日の試験日。                                場所は別なのですが、道路には同じ車種が10台くらい並んでいます。Aさんによると、その日の受験者数は350人ほど。Aさんは早く済むようにと早い時間(8時から)の受験をアレンジしてくれ、8時過ぎには順番が廻ってきました。            「Aさん、もし万が一不合格だったら、すぐにまた受けられるんですか?」    「大丈夫、合格しますから。私の知っている優しい試験官を付けてもらうようにするから心配なし」Aさんは自信たっぷりです。                    自分の順番が来て車の中を見ると、試験官は女性です。女性だから優しいかどうかは分かりませんが、フレンドリーにいろいろ話かけてきます。正確には分からなかったけど、”どこで働いている?”とか”SPは好きか?”とか、運転試験などどうでも良さそうな雰囲気です。まず最初に縦列駐車のテストのはずですが、前に他の試験車が居て邪魔だったので、「先に行こう」とスキップです。坂道発進のテストもスキップで、ぐるっと一周りりしておしまい。5分もかかりません。                    「あのー、これで終わり?」と聞くと笑顔で「OK。終了!」これは合格の意味なんだろうか・・・                                  降車後Aさんに「なんにもやらなかったけど、これで合格ですか?」と聞くと、  「合格。問題なし」まったく試験とは言い難いほどあっけなく、ホント、これなら落ちようがありません。ブラジルらしいと言えばブラジルらしいですが、こんなんなら試験など無くして、日本の免許の書き換えだけにしてほしいわ。            Aさんによると恐らく4月中には運転免許が郵送されるだろうとの事でしたが、私の周りには合格してから半年も待っている人もいたりして、信用していいものだろうか?

*試験日の朝8時前ぐらい。既に多くの人が列を作っています。さすがに若いひとばかりで、我々日本人(4人)はみな年寄ばかりで、背景を知らない人から見たら異様であったでしょう。受付のあたりにはちゃんと朝ご飯を提供する屋台が出ていました。

Yakissoba(やきそば)

今更ながら、なぜヤキソバのポル語表現が”Yakissoba”になるのかが分かりました。 普通にYakisobaと書くと、ポル語読みでは“ヤキゾバ”となってしまうからです。  日本でもマンションの名前にも使われている“カーザxxxx”のカーザはポル語で”家”の意味ですが”Casa”と書きます。

ヤキソバはブラジルでもとてもポピュラーな食べ物で、いたるところに”Yakissoba”の看板が目に留まります。アパートの近くでも屋台の店なんかもあって気になっていたのですが、2年半も経ってから試してみることにしました。

*屋台(小型トラックの荷台)の主人は中国系の人みたいです。
*中サイズで19レアル(なぜか最近レアルが急に高くなって490円ほど)

肉とかSea Foodとか選べるのですが、肉を選んだところヤキソバを作って容器に入れた後、調理してある肉を載せただけ。肉のうまみがソバに染みない気がしますが、フライパンには肉の味やエキスは残らず、べジ系の人への配慮か?            味はまあそれなりで、日本のヤキソバの味とは違います。

ところで日本のカップ焼きそばは良くできていると思いませんか?ペアングソース焼きそば、一平ちゃん、UFO、ごつ盛りなどなど。袋麺でのヤキソバも悪くないと思いますが、手軽さでいまやカップ焼きそばが主流かと思われます。SPのMade In Japanでは一つ32レアル(830円ほど)もします。日本に帰った折など幾つか持ち帰る人も多いと思われますが、難点はかさばること。他の荷物の隙間に入れるので、3つも入れたらすぐにいっぱいになってしまいます。                               そこでアイデアなんですが、中身だけを袋ラーメンのようにして、容器は別売にして何度も使う。あるいは家にあるどんぶりや耐熱タッパーウェアーを使うようにして、値段を10%とか15%とか安くしたら売れるのではと思うのですが。                    カップヌードルを発明した時には、”どんぶりなんかどの家にもあるもの付けたって売れるわけないやろ!”と言われてから50年ほど。今や時代は変わって省エネ、省資源、さらに脱プラスチックの時代です。外で食べる人も多いでしょうが、家で食べる人の方が主流のはずです。あの大きな発砲スチロールの容器を一回使うだけで捨てていては大変なゴミになるし、私のような運ぶ人(かなり少数派でしょうが)にとっては半分は空気を運んでいるようなものです。                           この案をブラジルN社(食品メーカー)のKさんにお話ししたのですが、      「まだN社に入社して(転職して)数か月なのでなんとも言えないけど、値段がそれなりに安くなるなら売れるかもしれませんね」とのコメント。                                 実に良い案だと思いますけど・・・

*日本から持ち帰った一平ちゃん。メーカーは明星食品で、現在は日清食品の傘下にあるようです。

イカの沖漬け

友人の一人がイカ釣りに出かけて、一晩に50匹(パイ)以上も釣って、”イカ祭り”と称してイカ三昧の夕食に招待してくれました。                  イカ刺し、イカの炒めもの、イカの一夜干し、イカ飯、そしてイカの沖漬け等々。まさにイカづくしで、特にイカの沖漬けは美味でありました。酒のつまみには最高です。 「これって、釣ってすぐに船のなかでタレに付け込んだんですか?」と聞くと、       「いや、家に帰ってから作ったんですよ」                   「へー、全然問題ないというかおいしくできるもんですね。じゃ、私も新鮮なイカが手に入ったら作ってみようかな」                         その日は、このイカの沖漬けとイカ飯のお土産まで持たせていただき、家に帰ってからもしばらくイカ三昧の余韻を楽しめたのでした。

*お土産にいただいたイカの沖漬け。イカの目(写真の下の部分)も生々しいですが、日本人ですから問題なし。お酒が進みます。

翌週のフェイラ(市場)でなじみの魚屋さん(Takakiさん)に行くと、幸運なことに新鮮そうなイカがありました。「このイカ刺身になりますよね?」         「はい、なりますよ。新鮮です」 迷う事なく4杯購入。普段イカを買うときにはワタと皮も取ってもらうのですが、その日は”沖漬け”用にそのままで購入。家に帰ってタレを製作して即漬け込みました。タレは醤油とみりん、酒を同量混ぜて一煮するだけで簡単にできます。

*墨と骨を抜いて漬け込んだイカの沖漬け。2-3日冷蔵庫で保管すれば食べごろに。

3日ほど冷蔵庫に置いて食べてみると、頂いた沖漬けほどではなかったですが、十分楽しめる物に出来上がりました。                         2杯は沖漬けに、残りの2杯はスルメにしてみました。 これはヤリイカでスルメイカではないですが、どちらも一晩干せば”一夜干し”。数日干せばスルメになるということです。なんでも手に入るSPですが、アタリメというか”裂きイカ”は売っていても、なぜかスルメは売ってません。適当に塩して、酒を加えて数時間浸した後、3日ほど干すと出来上がりです。こちらも十分満足いく出来栄えとなりました。            ところでイカを数えるときに、なぜ一杯、二杯と言うのか。                生きているときは一匹、二匹でいいそうですが、店に並ぶようになると”杯”になります。それはイカを逆にすると優勝カップなどと形が似ていることからそう呼ばれるようになったらしいです。同じ理由でカニやホタテ貝も”杯”で数える人もいるとか。知ってました?

*ヤリイカでも問題なし。写真は焼く前の状態です。”♬肴はあぶったイカでいいー” と八代亜紀に歌われたように、ビール、酒との相性は抜群。誰が考えたのかマヨネーズに七味を加えたものと一緒に食べるのもまた良しです。

40年ぶりの麻雀

ゴルフ仲間の一人であるIさんから”麻雀やらない?家で夕飯も出すから”と以前から誘われていたのですが、40年以上もやっていないこともあってなま返事をしておりました。ところが、ある日のラウンド中にIさんの自宅の話になり、「自宅は1,000平米もあり、掃除がたいへんなのよ」と言うので、にわかには信じがたく「えっー?本当に家そのものが1,000平米もあるんですか?」と確認しても「そう」というので、ちょっと見てみたい気になりました。1,000平米の家といえば300坪ですから、御殿というかほとんどお城に違い建物ではないかと思われます。                               オーストラリアに居た時も多くのお屋敷を見る機会がありましたが、さすがに延べ床面積で1,000平米を超える家を見たことはなかったと思います。日系のM銀行の支店長宅など、4人家族とは言え、卓球台を置いてある部屋なんかもあってびっくりしましたが、それでも家そのものは500平米ぐらいではなかったでしょうか、たぶん。 

そんな巨大な家を見てみたいという興味がきっかけになり、           「では一度やりましょうか。麻雀は40年もやってないので思い出すまでしばらく時間がかかるかもしれないけど、それでも良ければ」というわけで、いよいよ参入しました。               「中国語勉強会」と名付けられたその麻雀グループは、現在4人のメンバーが居るものの、一人が欠けた場合は開催不可となってしまうので、そんな場合のいわば”補欠要員”を探していたようです。Iさん宅は私のアパートからタクシーで30分ほど。電車(メトロ)でも行けますが、こちらではUberが使えるので、タクシーでも7-800円程度です。  

タクシーで教えられた住所にたどり着き、インターホンを押すと、”はいはい、どうぞ”と入口の鍵がリリースされて、興味深々で中に入っていくと、日本ではなかなかお目にかかれない邸宅であることは間違いないものの、1,000平米の建物という風にも見えません。メンバーの一人、Iさんの旦那さん(こちらは純粋な日本人)に確認したところ、結局敷地面積が1,000平米で、建物の床面積ではないという事でした。ちなみにIさんはスペイン系日本人女性で、日本語に不自由はないものの、失礼ながら細かい表現になるとちょっと怪しくなってしまうという感じです。

麻雀は午後4時から始まり、あっという間に4時間ほどが過ぎて夕食タイム。その日のメニューはカツ丼。トンカツはIさんの旦那さんこだわりの豚肉で、大変美味でありました。なんでも豚の喉の部分だけをキロ単位で購入しているとか。           その後また麻雀再会で、終わったのはとうに日付が変わって1時近くになっておりました。麻雀をやったことがある人なら分かると思いますが、8時間ぐらいアッという間に過ぎてしまうんですよね。これが良いとことでもあり、悪いところでもあり。    翌日(といってももうその時は当日になっていましたが)はゴルフの予定もあり、睡眠時間は3時間ぐらいしか取れませんでしたが、不思議なことに眠さというか寝不足感をあまり感じなかったのには意外でした。これも良いのか悪いのか分かりませんが、たぶん年齢のせいなんでしょう。

*麻雀そのものは花パイを全部(8枚)使い、それらがすべてドラになる、いわば超インフレ麻雀です。一回の振込で飛ぶ(ハコ点)になることも。

新しいインド料理店

コロナ禍の影響で、周りのレストランが大きく変わってしまったなかで、近所に新しいインドレストランが出来ました。以前紹介したインドレストランは”タンドール”というアパートから歩いて15分ほどかかる店でしたが、この新しい店は歩いて5分もかかりません。名前は”Atithi”。ベンガル語で”客”という意味です。ベンガル料理と言えば魚を使った料理が有名ですが、その日のメニューは、バターチキン、チキンティッカ、パコラ(天ぷらのようなもの)、豆カレー、ナン、サフランライス、サラダなどごく普通のインドを代表する料理のバッフェスタイル。しかもブラジル式のPor Kilo(量り売り)のランチです。

*この店知人から教えてもらったのですが、入るまでは結構期待が高かったです。

インド料理というよりおいしいナンが食べたかったのですが、そこのナンは私の好みとは言い難いやや薄めのカリカリタイプ。私の好みはやや厚めのしっとりタイプです。 しかもバッフェスタイルですから、冷めないように工夫したステンレスの容器(正式名称はチューフィングと言うらしいです)に入っているものを好きなだけ取るだけです。すなわち焼き立てとは言えません。                         5-6個あるチェーフィングの中からインド料理の定番とも言えるバターチキンと豆カレーとナン(と少々のサラダ、と言っても玉ねぎの輪切りとキャベツ)を選んでみました。計量(価格決定)の折、インド人風店員から何かを聞かれたのですが、良く分からなかったのですが、飲み物をどうするか?と聞いているようなので、「Drinks?」と聞くと、「Do you speak English?」ということで意思疎通は問題ないことになりました。ひとまず一安心。飲み物は別途ラッシーを注文。合計で29レアルほど(約600円)とかなりリーズナブルな価格ではあります。

*この日のランチメニュー。写っていない左の端にナンとサラダがあります。
*私の取り皿。バターチキンはコクが無く、ブラジルらしく塩味がきつかったです。これにラッシーが付いて29レアルほど。

店内には50人ぐらい座れそうな席がありますが、客は日本人女性と思しき人が一人だけ。私のように何かしらインドと関わりのあった人であろうか。ブラジルではスパイシーな料理はあまり人気が無いのかも知れません。                 食べ始めてしばらくすると先ほどのインド人風店員がテーブルに来て、      「いかがですか?」と聞くので、                       「そうね、まず温かくないナンがイマイチ。私の好みはやや厚めのだけど、少なくとも焼き立てだったらうれしいね」本当はバターチキンにも文句を言いたかったけど、面倒だったので、ナンだけにクレーム。でも豆カレーはまあまあでした。           それを聞いた店員は、驚いたことにすぐにナンの入っている容器(チェーフィング)のところに行って温度を確かめ始めました。そしてすぐに固形燃料を取り換え始めたのです。まあ、当たり前というば当たり前の行動なのですが、そのような迅速な対応はインドでは考えられませんので。                          メニューもあったので、パラパラと見せてもらうと一通りのインド料理が用意されているようです。また店内からは一部厨房の中も見えるのですが、ブラジル人と思しき2人ほどのスタッフが暇そうにお喋りしていました。バッフェスタイルで客が1人や2人ではやることもないだろうな。                             「ナンは焼き立てを食べたいので、ナンだけは注文を受けたら焼くようにすれば?」と提案すると「では焼いてあるナンを無視して別途注文するようにしてください」   私の意図したことと若干違う反応。まあ、そうすれば当然焼き立てになります。やや割高になるだろうけど。                             このインド人スタッフ(店長かも)は店の繁盛を考えて一生懸命やっているようだけど、昼時にこの客の入りでは残念ですがそう長いことないかもです。

*メニューの一部。英語での表示もあって問題なし。一品料理は30-40レアル(600円から800円ぐらい)です。

アルデバラン

再び朝ドラの話題ですが、主題歌の”アルデバラン”という曲はきれいなメロディーと切なさげな歌声が妙に耳に残ります。テーマソングの紹介画面には”アルデバラン・AI”と出てくるのですが、アルデバランってなんだろう。歌の名前なんだろうけど、どんな意味?そしてAIって人口頭脳が作った曲って意味なんだろうか。いや、そんなことないだろうな、事実音楽:金子隆博という人の名前が紹介されているし・・・なんて考えたりしていました。

アルデバランとはおうし座の一等星α星の名前でした。名前の由来は、アラビア語のアッ・ダバラーンという言葉で、これを英語風に読むとアル・ダバラン(アルデバラン)となったそうです。そしてその意味は”あとに続くもの””追いかけるもの”ということで、東の夜空にスバルの後に続いて現れることからこの名がつけられたそうです。    日本でも同じ理由で、”後星(あとぼし)”とも呼ばれるとか。                              なぜこの名前が付けられたのかはドラマを見ている人は察しがついたことと思います。カムカムエイブリバディーは親、子、孫3代の物語ですので、アルデバランとなるわけです。この曲の作詞、作曲はなんと森山直太朗。でもなぜか番組では森山直太朗作とは出てきません。                                彼のお母さんで、歌手の森山良子を知らない人も多いかと思いますが、昔いわば清純派と言った感じの歌手で「子供は絶対芸能界に入れたくない」と言っていたことがなぜか印象深く覚えています。芸能界などはまあやくざの世界と変わりないんでしょうね。 でも結局息子の直太朗さんも歌手としてだけでなく、作曲家、俳優と大活躍の芸能人になりました。”芸能人にしない”のは”する”よりはるかに簡単だとおもいますが、良くも悪くも子供は親の思うようにはならないわけであります。

そしてAI。”あい”さんという歌手のことでした。知っている人からみたら、”人口知能”を連想するなんてバカみたいな話かもしれませんが、知らないとそんなもんです。昔森喜朗さんが総理大臣をやっていた頃(20年ぐらい前)”IT技術”という言葉が頻繁に登場するようになったのですが、「イットってなんだ?」と言ったそうな。                                AIさんは、本当は自分で朝ドラのテーマソングを作ろうとしたそうですが、なかなか思うようにできなかったので、森山直太朗にお願いして出来上がったようです。           ま、いくつになっても知らないことは山ほどあります。自分の無知が認識できれば、その人はもう無知ではない、とも言いますが。

モデルルーム見学

日系3世のLさんとは時々ランチしているのですがある日の事、          「ブラジルではインフレなので、現金持っていても価値が下がるばかりだからマンションでも買おうかな。今度のランチの後一緒に見てみませんか」というので、私も多少興味があったので、「じゃ、そのアパートを貸してもらってしばらくブラジルに住もうかな」なんて冗談言いながら、「では次回はこのあたりで売りに出しているマンションが2件ほどあるので覗いてみましょう」ということになりました。           Lさんはいくつかの事業を経営している実業家で、昨今のコロナ禍でかなりダメージを受けているようではありますが、基本的にはお金持ちで、余剰資金が十分あるのでしょう。日本ではなぜか(お金をじゃぶじゃぶ市中に流しているのに)インフレにならないけど、ブラジルでは年5-10%ぐらい物価が上昇しています。年10%もインフレが続けば、7年もすれば貨幣価値は半分になってしまうわけですから、(預金利息はあるにしても)確かに現金でもっているのは賢明ではないということになります。

モデルルーム展示場は、私のアパートから歩いて4-5分のところにあります。どちらもコロナ前にはレストランなどがあった所です。このあたりはもう空いている土地などほとんどありませんから、不動産屋にとってはコロナ禍はむしろプラスに働いたのかも知れません。                                     一件目は元”アメリカンレストラン”という名前だったか、入ったことはなかったですが、大きなファミレスのような店があった場所です。               モデルルーム展示場は、日本のものと大差ありません。ただ、日本の場合は建設用地とは別の場所に展示場がある場合が多いですが、こちらでは建設予定地にあり、ある程度売れたら(例えば50%とか)、展示場を閉めて建設を始めるとか。          建物の概要を聞いてから、モデルルームへご案内。1DKの33平米とワンルームの23平米の2種類だけです。広大な国土を持つブラジルでなんとたったの23平米。コロナのためにお世話になった日本のアパホテル両国でさえ、ツインルームであれば21平米ほどありますから、ホテルの一室を買うようなものです。                部屋に入ってみるとベッドが無いので、「どこに寝るんですか?」と聞くと、なんとベッドが天井に収納されていて、電動で降りて来る仕組みです。恐れ入りました。   ベッドを天井に上げても、部屋にはソファーと小さいテーブルが置くくらいが精いっぱい。これでお値段約1,500万円ほど。こんな部屋買う人いるんだろうか、と売れ行きを聞いてみると40%ぐらい売れたとか。Lさんによると、買ってから賃貸に出すにしても、2,000レアル(4万円)も取れるかどうか。Lさんも驚いたというか、呆れたというか。33平米の方もWベッドが部屋のほどんどを占領してしまい、食事する場所も満足に確保できないような、まさに寝るだけの部屋という感じでした。

*建物全体の模型。下半分がワンルーム、上半分が1DKのやや広めの部屋。1階にはレストランなどが入るそうです。
*狭い方の部屋。なにせ23平米ほどですから、部屋全体を写すのもままなりません。見えている以外のスペースは、バスルームやクローゼット、キッチンなどで、ベッドがあません。でも天井は高目です。
*天井からベッドが下りてきて、左の5段ほどの階段に繋がります。200Kgまで耐えられるとか。決して大きいベッドではないので、仮に落ちたら怪我しそうです。

それでも折角だからということで、すぐ近くのもう一件の展示場へ。          こちらも外見は似たようなものでしたが、同じ建物の上半分と下半分が全く違う種類の建物といった構造で、入口も別になっています。すなわち下半分は先ほどの部屋と似たような35平米ほどの部屋で、上の方はなんと250平米もの広さの”マンション”です。 この”マンション”のお値段はおよそ1億5千万円ほど。まあ広さの違いからは妥当な値段かと思いますが、同じ建物のなかでこの違いはなんなんだ。日本でも一つのマンションでワンルームタイプがあるかと思えば3LDKぐらいまである物件もあるかも知れませんが、いくら入口が違うと言っても7倍強の違いとは!これもブラジルらしいところなんでしょうか。

*建物全体の模型。やはり一階には元々あったレストラン(凡という和食屋など)が入るそうです。
*252平米の居間の右半分です。さすがに広い!
*同じ部屋の左半分。ベッドルームは4つほどでした。それぞれにシャワー、トイレが付いています。

                               

ウクライナ問題

およそ20年ほど前6年ほどオーストラリア法人に赴任していましたが、そこはたった12-3人のスタッフしかいないのに、日本人、オーストラリア人はもちろんのこと、ニュージーランド、カザフスタン、ベラルーシ、ウクライナと、出身国は多岐にわたり、海外法人のなかではもっとも多国籍な法人でした。                 そのなかでもウクライナ人は3人もいて、いわば最大勢力。                                     なぜ旧ソ連圏からそんなに多くのスタッフが居たのかというと、旧ソ連の崩壊とともにキエフ等にあった現地法人の仕事がほとんどなくなってしまい、そこに居た優秀なエンジニアーを移民の手続きなんかも手伝いながら、オーストラリア法人が雇い入れたというわけです。もちろん各人それぞれ事情は異なりますが。                                     クリスマスパーティ―などでは家族も同伴で泊りがけで出かけたものですが、ウクライナ出身者はその頃から自国の状況について嘆き、悲しんでおりました。もちろん当時はロシアの侵攻という話ではなくて、政治的混乱、内戦に近い状況あるいは貧困についてなどです。                     

そんなわけで、昨今のウクライナ情勢はちょっと気になるところです。       日本での報道を聞いていると、アメリカの影響下にあるせいか、ロシアが悪者でウクライナに侵攻しそうだ、あるいは軍事的圧力をかけている。欧米はウクライナを守るために支援をしようとしている、というような印象かと思います。                  でも私はロシア(プーチンさん)の言い分にも一理も二理もあると思っています。

そもそもロシアとウクライナの関係、違いってなんだろうか?民族も宗教も同じ。言葉もほぼ同じで文化も極めて近い。中国と台湾よりはるかに近いと思います。     両国とも自分たちが正統なスラブ民族と主張するところでしょうが、元は同じであることは疑いありません。よってプーチンさんの”ウクライナはロシアの一部”という主張も十分説得力あります。                             プーチンさんにとってウクライナがNATOに加盟するというのは、日本人の感覚に置き換えてみると、沖縄を中国に取られるぐらいインパクトのあるものなのかも知れません。                                                ワルシャワ条約機構が無くなってしまった今、このNATOという軍事同盟はロシアを仮想敵国として存在していると言っても言い過ぎではないでしょう。ならばプーチンさんにとってみれば、ウクライナがNATOに加盟するというのは、まさに自国の一部が謀反を起こすようなもの。当然黙って見ていられないでしょう。                                 でも、ウクライナは本当にNATOに加盟したがっているのだろうか?そこまでしてロシアと対立して得るものがあるのだろうか。私はそのようには思えません。      だとすればウクライナが希望しているのではなくて、欧米が加盟するようにけしかけているのでは? ウクライナのゼレンスキー大統領は俳優出身だそうで、政治には素人か?なんて思ったりしますが、おっと米国にも俳優出身の大統領がおりました。

                                             さて仮にロシアがウクライナに侵攻して、それを阻止するために欧米が軍事援助をするとして、武器供与(販売)は喜んでしても、(欧米の)誰もウクライナを守るために本気で戦うとは思えません。                                                    そう考えるとバイデンさんは、ロシアを挑発してウクライナに代理戦争を仕掛けているという風にも考えられます。バイデンさんも国内で人気がないようだし、ここはひとつ目を国外に向けさせたいという事もあるかもしれません。             2014年にロシアがクリミア半島を併合した際には、欧米は文句を言っただけで、なんの行動も起こしませんでした。欧米にとってクリミヤ半島がどこに属そうと大して関心(利害関係)はなかったのでしょう。たぶんその後のクリミヤ半島では大きな問題もないのだろうと思われます。もともとロシアみたいなものだったのですから。 

そこで思い出すのが、今は昔となった多国籍軍(米国)のクウェート侵攻です。あの時のイラクとクウェートの関係も似たようなものでした。イラクのフセインさんの主張(元々クウェートはイラクの一部)も一理あったのですが、石油が大事だったのか米国は即行動しました。クウェートに代理戦争やれと言っても無理だし、客観的に見て米国が勝つのは火を見るより明らかでしたし。その後フセインさんは有りもしない大量破壊兵器保持の嫌疑をかけられ最後は憐れでありました。

こんな風に書くと、私は親ロシアと思われるかもしれませんが、ロシアは好きではありません。米国はというと、日本の”戦後教育のお陰”でそれほど悪くはないですが、米国の身勝手さも困ったものだと思っています。                        私はこの辺の専門家でもなんでもないし、ただ素人考えで書いているだけですが、今回欧米いや米国が騒ぎ立てなければウクライナのNATO加盟問題も、ロシアの軍事演習、侵攻問題も起きなかった気がしますが、どうでしょうか?