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ピザが食べたい

ピザは、生地のパンも、載っているチーズも発酵食品ということで大好物の一つです。 インドに居るときにはランチに週に一度は食べていました。事務所の近くにピザハットがあったので、昼時になると電話で注文して届けてもらったものです。お互いの英語が分かりにくかったり、英語が通じない場合には会社の女性社員に替わって注文してもらったりとちょっと苦労しましたが、日本に比べたら半額以下で味もほとんど遜色ないものでした。                                  SPでもランチに食べたいのですが、なぜかブラジルではピザは夜食べるもの、という習慣というか常識があって、昼間開いている店はほとんどありません。              アパートの近くにDomino Pizzaがあったのですが、コロナの影響を受けて一年近く前に閉店してしまい、ピザはもう何か月も食べていません。            その日は無性にピザが食べたくなり、近所にランチタイムに営業しているピザ屋は無いものかとGoogle Mapで ”ピザ店” と入れて検索してみると、10件近くもありましたが、ほとんどが17:00とか18:00開店になっているなかで、一件だけ11:15開店という店を見つけました。 名前は”Delizi Pizza”。歩くと20分ぐらいかかりそうですが、食べたい思いが勝ります。善は急げ、小春日和の中散歩兼ねててくてく歩いて行ってみると、なんとガッカリ閉まってました。恐らくここもコロナの影響で閉店してしまったのでしょう。Google Mapもそこまではアップデートされていないようです。

*DELIZI Pizza屋はシャッターが下りており、閉店しているようです。

仕方なく、以前行ったことのある近くのバーガー屋で昼飯を済ませ、アパートの近くまで帰って来ると、”Rascal”というレストランの裏口に、”Pizza Delivery”という張り紙が目に入りました。ここからピザを受け取ることが出来るんだろうか、などと思いつつ 「ということはここでピザも食べられるに違いない」                       表通りに廻って中を覗いてみると結構人が入ってます。Rascalはちょっと高級なレストランです。アパートの隣のブロックで、歩いて1分。一人だし、高級レストランという認識だったので、これまで行ったことはなかったのですが、ランチにピザを食べるぐらいならさほどの金額でもないだろうし、一人で入りにくいこともないだろうと、明日にでも来てみることにしました。

*レストランの入り口。Google Mapには”地中海料理”とあります。

さて、早速Rascalに行ってみました。天井が高く、ゆったりとしていて、一目で普通の‷ポロキロ”ランチ屋と大きく違い、やはりここは結構高級な店であることがすぐに感じられます。また中にいる客も、失礼ながらブラジルらしく無いおしゃれな女性が目につきます。ドレスコードが求められるほどではないですが、Tシャツではちょっと入りにくいと言ったところでしょうか。                       お味の方は、流石に専門店だけあって満足度高し。下の写真は、注文したマルゲリータの”Baby”という1人用サイズ。でも、ボリューム満点!こんなピザ一つ食べるのがやっとになってしまった自分がちょっと情けなくなったり。                 ところで、そんなにピザが食べたきゃ夜食べれば?と思うかも知れませんが、私の基準ではピザはお昼に食べるものなのです。もちろん絶対夜食べないというわけではないですが、お酒のおつまみにはちょっと重いし、2人以上ならいいですが、夜1人ではちょっとね。。。。

*案内された席からの風景。これで全体の1/3ぐらいのスペースになりますので、かなり広々としたレストランです。
*ピザを焼く窯が2つもあります。ちょっと高級なピザ屋と言ってもいいでしょう。
*注文したのはマルゲリータ。ポル語でも内容理解できたので。もちろん他にも分かるものはありましたが、まずは基本形。お値段は、コーラ含めて58レアル(1,200円ほど)。和食屋に比べたら十分リーズナブルです。

*こちらは反対側の”バイキングコーナー”。ここでのランチはバイキング(ブッフェスタイル)が人気のようです。

日本は安いか?

前回の記事で、小洞天の”シュウマイ定食”が30年前とほとんど変わらない値段という話をしました。恐るべきデフレというか停滞です。                       給与面でも日本は既に高い国ではない、というのは10年以上も前から認識しておりましたが、オーストラリアやシンガポールより低いのはともかく、最近は韓国にも負けていると聞いて、少々ショックでもありました。                     およそ30年前の日本は、物価も給与も他の国と比較して突出してました。その頃の日本の経済規模は、中国を含めアジアの他の国すべてを合計しても日本には遠く及ばず、”Economic Giant”などと呼ばれ、日本はお金持ちの国だったのです。     ですがそれも今は昔。現在は、中国一国だけでも日本のおよそ2倍の経済規模になってしまいました。先進国の一角であることさえ疑わしくなってしまった感もあります。 

一時帰国中、電車内のつり革広告にあった”安いニッポン「価格が示す停滞」” という本が気になって読んでみたのですが、物価という誰もごまかすことができない事実に基づいて書かれているので、確かにそうだよなー、と納得させられるのですが、本当に日本はそんなに安いのだろうか。  

実感としては、“物による”ってのが正しいような気がします。           日本での約一か月は、SPに居るときと同じように良くスーパーで買い物をしてましたが、まだ日本の生鮮食料品は高いという印象です。ブラジルと比べても仕方が無いかも知れないのですが、物価がとても高いと言われているシンガポールあたりでも、肉、魚、野菜・果物等は日本より安かったように記憶しております。もやし1袋30円とか、目を疑いたくなるような価格のものもありますが、それは極めて例外です。(ちなみにSPにももやしはありますが、同じくらいの量で200円以上します)                        本の中では100円ショップの同じ商品が、ブラジルでは2-3倍すると書かれていますが、理由は関税の問題です。ブラジルでは輸入品は自動的に2倍以上の値段になります。                タクシーは日本はバカ高ですね。Uberなどを参入規制しているせいだと思いますが。 ビールなんかはブラジルは日本の1/3の価格です。                 車はトヨタやホンダのブラジル製であっても、安めではあっても日本の半分ということはありません。                                結局物によっては日本の方が高かったり、安かったり、一概に日本は異常に安いとも言えないと思います。                              ただ、冒頭のシュウマイの例のように、昔の価格と変わらないものが多いのは事実で(給与もそうですが)、その間他の国、特にアジアの国々が大きく変化して、相対的に日本の物価も給与も安く見える、ということではないでしょうか。                                     また「年収1,400万円は低所得の真実」という副題も刺激的ですが、さすがにこれはサンフランシスコという特別物価が高い地域のことを言っているのであって、今の日本、いや世界的に言えることでは決してありません。こちらもブラジルと比較しても仕方ないでしょうが、こちらでは月給5,000レアル(約10万円)の事務員といえばそこそこ高給取りです。躍進著しい中国でも平均してしまうと、同じようなものと思います。 

要は、一概に”安いニッポン””とは言い切れないけど、”価格が示す停滞””というのはその通りで、30年間停滞している間に発展途上国であった国々が追いつき追い越しつつある。でもまだまだ日本は世界的に見たらリッチな国であることは間違いないけど、もはや昔の面影は無くなってしまったという事だと思います。                            この本は今日にも”Made In Japan”に寄付するつもりですので、近所にお住まいの方で興味がある人は読んでみてください。 

                               

                      

手作りシュウマイ

PLゴルフのロッカー室での帰り際、Yさんが                   「XXさん、今日のメニューはなんですか?(XXとは私のこと)」と聞くので、一瞬考えて「今日はトーフとひき肉があるのでマーボードフでも作ろうかな。先月日本で丸美屋のマーボードーフの素買ってきたし。あれ簡単なわりに悪くないんですよ」    などと答えたのですが、Yさんも知る人ぞ知る料理人。(と言っても私と同じようにコロナの”お陰”で図らずもそうなっただけだと思いますが)                                    「Yさんは?」                               「俺は、シュウマイでも作ろうかな」                     「えっ!シュウマイ自分で作るんですか?餃子を作ることはあってもシュウマイは作ったことないなー」                              「簡単ですよ。それがまた旨いんですよ」                          「そうですか、じゃ私も今度作ってみようかな」

こんなやり取りがあって数日後、フェイラ(市場)に豚のひき肉(に見える)が売っていたので、シュウマイの製作を思い立ちました。ちなみにこちらでは豚のひき肉って意外に売っていません。                            「これってポーク?」と指さして聞いてみると、               「Sim Sim(Yes)」そして日本語で「ブタ」といいながら豚の鳴き声を真似てくれたり。シュウマイを作り方は事前にネットで学習していたので、200gの豚ひき肉と玉ねぎ、小エビなど必要な食材はすべてフェイラで買い揃えて、その夜はいよいよ初めてのシュウマイ製作です。

たまたま餃子の皮もあって(本当はシュウマイの皮があるけど、SPに売っているとは思えなかったので)、それで代用することとし、材料(玉ねぎとエビ)を細切れにするのはちょっと面倒だけど、餃子を作るより簡単かもしれません。蒸し器も無いので、大鍋に水を入れて茶碗を使って上げ底にして”蒸し器”を工夫。それでも機能は十分です。

*200gのひき肉で15個ぐらいできました。形は不揃いで、固まり具合もイマイチでしたが、味は悪く無し。固まり具合が良くないのは、片栗粉が足りなかったか、捏ね具合が足りなかったか。

シュウマイと言えば、有楽町に通っていた新入社員のころ、有楽町駅前(読売会館地下)に”小洞天”という中華料理屋があって、そこで良く”シュウマイ定食”を食べたものです。大きいシュウマイが4個とスープとザーサイとご飯だったか。あの頃はバブルの頃でもあり、たったそれだけで980円とか1,000円近くしてたと思います。場所も場所ですからね。                                   まだ小洞天はあるだろうかとサイトを検索してみると、当然というかまだありました。”メディアが絶賛のシュウマイの店”などと、やはりシュウマイが看板商品であるようです。4つで720円とありましたので、定食で1,000円ぐらいという記憶は合っているかと思います。それにしても何十年も昔と値段があまり変わらないとはさすがデフレ日本。でもそこのシュウマイは確かに旨かった。

自作インドカレー

インド在住の友人と一時帰国時会えることになり、私からリクエストしていた”フィッシュカレーマサラ=フィッシュカレーの素”をいただきましたのでSPに帰ってから挑戦してみました。    

*フィッシュカレーマサラの箱(表)。インドで食べた時はだいたい鯉でしたが、この写真の魚も鯉だと思われます。
*パッケージの裏のレシピ。使う油の量や塩加減などの案内は全くありません。

裏にはレシピが書いてあるのですが、日本のカレールーのように、野菜(トマトや玉ねぎなど)と魚を炒めてこのマサラを加えればできるかと思いきや、ターメリックやコリアンダーを加える、などとあります。コリアンダーは好きではないので無視できますが、ターメリック無しではカレーになりません。”そういえばフェイラ(市場)に香辛料を売っていた店があったような”と思い出し、魚や野菜の買い出しのついでに探してみると、ありました。私の記憶もまだまんざらでもありません。大匙4杯ほどで10レアル(200円ほど)。                              最初からターメリックも混ぜといてくれれば楽なのに、と思いつつも、きっとインドでは日本の醤油のようにどの家庭でも常備しているものなのでしょう。                魚は何にしたらよいか適当なものが思い浮かばなかったので、無難にエビを使ってみることにしました。パッケージの写真はたぶん鯉を使っていると思いますが、SPで鯉を売っているのは見たことがありませんし、鯉でなくてはいけないこともないでしょう。

さてレシピ通りに作ってみましたが、写真とはだいぶ違います。野菜が大きい(形が残っている)のは構わないのですが、スープ的なインドカレー風ではなくて日本のカレーのようになってしまいました。レシピ通りに作ってこうなったのですが、普通レシピなら書いてある、水をどのくらい入れるとか油をどのくらい使うとかは全く書いてないのです。塩加減も書いてありません。その辺もインドらしいところです。       よって適当に味付けしたのですが、味はさすがにインド風フィッシュカレーに近いものになりました。まあまあ満足です。                                     一回の製作でこのマサラをスプーン2杯ほどしか使いません。2箱いただいたのでこの先20回ぐらいは楽しめそうです。インドのMさんありがとうございました。

*あまりおいしそうに見えないかもしれないですが、悪くなかったです。インド風というかパッケージのようにするには、野菜を形が無いくらいに刻んで、油をもっと使うものと思われます。水はほとんど使っていません。野菜の水分だけです。

SPにも振り込め詐欺

ストップ詐欺被害!というコーナーがNHKから毎日放送されていますが、SPでも日本人が振り込め詐欺被害に会いました。以下領事館からの連絡をそのままペーストします。

1 発生日時: 5月12日(水)午後                     2 事件概要: 被害者は、ブラジル銀行(BANCO DO BRASIL)と全く同じ電話番号(40040001)から、クレジットカードのポイントを同日中に現金へ交換する必要がある旨の案内をSMS(ショートメッセージ)で受け取り、そこに記載されているリンクをクリックしたところ、ブラジル銀行の新担当者を名乗る男から同銀行支店の実在する番号で電話があり、ポイントを確認するために支店のATMへ赴くように言われた。そのまま指示どおりにATMを操作したところ、結果多額の現金を振り込んでしまった。(なお、被害者は4月22日に銀行から担当者が変更になった旨WhatsAppで連絡を受けていたが、その時点では新担当者は明らかになっていなかった。)     3 防犯対策:                              (1)実在する金融機関等の電話番号からの電話であっても、面識のない人物からの話は信用しない。                               (2)金融機関を名乗る者から連絡を受けた際には、事実関係をよく確認するとともに、ご家族や、最寄りの支店に相談する等し、直ぐに、一人で対応しない。   (3)ショートメッセージで送られてくる不審なリンクは開かない。      (4)なお、クレジットカードのポイントは品物やクーポンへの交換が一般的である他、ポイントの確認は、アプリ等でも行うことができ、通常電話でATMでの操作を要求されることはありませんので、ご注意ください。

そんなに簡単に騙されるものだろうかと思ったりしますが、(恐らく)言葉が不自由なだけに、つい言われるままに操作してしまうのかも知れません。             邦人がなんらかの被害に会うと、領事館から日本人(登録している日系人も)に連絡がありますが、おおよそ2-3か月に一回くらいなんらかの被害報告があります。何かを取られた、あるいは未遂というのがほとんどで、殺されたという事件はまだ聞いたことはありません。                                 昨日は携帯がひったくられたという事件がありましたが、事件発生場所をよく見ると、何と私のアパートのすぐ近くでした。この辺はかなり安全とされている地域ですが、 「通りでは携帯を使わない方が良いですよ」というアドバイスは本当のようです。  現地人はだれも普通に携帯を使いながら歩いていますが。

以下携帯ひったくりの連絡です。

以下のとおり、邦人が被害者となるひったくり事案が発生しましたので、お知らせします。                                      1 発生日時: 6月9日(水)午前9:00頃                 2 発生場所: サンパウロ市ベラ・ヴィスタ地区ジョアキン・エウジェニオ・デ・リマ通り                                    3 事件概要: 被害者(50代、男性、駐在員)は当館所在のTop Centerビルの横(Alameda Joaquim Eugenio de Lima側)で携帯電話(iPhone)を見ながら喫煙後、吸い殻を路上(車道寄り)に備え付けの灰皿に捨てていたところ、Av. Paulista方向から車道を逆走してきた自転車の男に、手に持っていた携帯電話をひったくられた。その後、男はスピードを出してAlameda Joaquim Eugenio de LimaをRua Sao Carlos do Pinhalに向かって逃走した。後ろ姿からは、賊は痩せ形で黒い服を着用、自転車用のヘルメットを着用していたとのことである。なお、被害者に人的被害はなし。     4 被害品: 携帯電話                            5 防犯対策:                              (1)屋外での携帯電話の使用は避ける。どうしても使用する必要が生じた場合には、付近の建物内等に入った上で使用する。                           (2)常に警戒心を維持し、時折周囲に視線を向けるなど、警戒心を顕示する。

日本のコメは絶品!

前回の帰国時(10月)にも痛切に感じたことですが、日本のコメ(ご飯)は実に旨い!! コシヒカリ、あきたこまち、ゆめぴりかなどどれを取っても外れ無し。北海道に旨い米無しと思っていたけど、ゆめぴりかは北海道産ということでびっくりです。認識を改めないといけません。                          SPでは”MIROKU米”というブランドで、ウルグアイ産のあきたこまちがあり、最初のころはインドから来たこともあり、ありがたくそれなりに満足していたのですが、日本のコメを、しかも一か月に亘って食べ慣れてしまうと、SPに帰ってからのMIROKU米は、あまりの違いに愕然です。炊き立てならまだいいのですが、おにぎりや弁当にした場合の(冷めた時の)味の劣化は、APAホテルの冷たいご飯よりも劣ると言わざるを得ません。日本のコメを持って帰るべきだったのだろうか、と思いながらも時すでに遅し。                                     数日後、たまたま食材を買いにMade In Japan(スーパー)に行ってみると、シンガポールでお世話になった”錦”というカリフォルニア米が売っていたので、店の女主人(Tさん)に「MIROKU米と錦はどっちがおいしいですか?」と聞くと            「それは錦よ」と即答。                              シンガポールでは”錦”がそれほどクオリティーが高いとも感じなかったけど、MIROKU米よりは間違いなく良さそうなので、迷いなく買い物かごに入れたのですが、レジで値段を聞くと135レアルとMIROKU米の2倍もします。           「えっ!そんなに違うですか?」というと                   「そうね・・・じゃこの”宴”ってブランド試してみたら?こちらは日本米のベトナム産で評判いいのよ。値段はMIROKU米とほとんど同じ。でもベトナム産だから違うんですよ」                                   「??。そんなもんですかね」                        「でも日本のコメと比べちゃダメよ」というわけで勧められるままに”宴”を購入。

翌朝早速”宴”を試してみました。確かにMIROKU米よりかなり旨い。品種は書いてなく、”Premium Short Grain Rice”とだけあります。たぶんあきたこまちとかコシヒカリかなんかでしょうが、産地が違うだけでこんなに違うとは。さすが米どころベトナム。同じコシヒカリでも南魚沼産は違うって言うし、産地の違いは大きいのかも。  これならおにぎりにして冷えたご飯でも結構いけそうです。そうはいってもTさんの言うように日本のコメとは比べてしまってはいけません。日本のコメは絶品です。          もう残りのMIROKU米はチャーハンかカレー専用にしてしまおう。

*MIROKU米5Kg. あきたこまちと書いてありますが、本当だろうか。
*宴5Kg。ベトナム産の日本米。

Swiss Airの機内食

行き(SPから東京)はLH(Lufthansa)で羽田着、帰りはLX(Swiss Air)で成田発、なんてのは初めてです。普通ならあり得ない組み合わせだと思うのですが、これもコロナのせいなんでしょう。そうであっても前回書いたようにあの空席状況ですから、航空会社は本当に大変だと思います。

さて、Swiss Airの食事はLHやANAと比べていかに?               LHでは選択肢が無かった(万人に問題がないべジタリアン用食事=パスタのみ)でしたが、Swiss Airではあのおなじみの”Beef or Veg?”のセリフが聞けました。選択肢があったのです。                                   結論的にはANAが最高で、LHはかなりがっかり、Swiss Airはその中間というところでしょうか。

*成田からZurichまでの機内食その1.パンもご飯もアツアツでGood! もちろんBeefの選択です。右上のピンクのものは茶そばならぬ”桜そば”。さすが日本発。機内食その2は簡単な朝食でした。
*ZurichからSPへの機内食その1.Chickenです。鶏肉の隣の黄色っぽいものはクスクスのようでしたがよくわかりません。最初の食事と比べるとかなり低下した感あり。でもパンも暖かでした。その2はやはり簡単な朝食。

LHよりマシとは言ってもしょせんは機内食。私は少々のおつまみと白いご飯に漬物と塩昆布でもあれば幸せなんですけど。そう、温かければコンビニ弁当でいいのに。                        ほぼ2日間機内食が続いただけで和食が恋しくなるのは歳をとったのかも知れません。和食といえば寿司(もしくはうなぎ)。そういえば一時帰国中、寿司は全然食べなかったわけではないけど、寿司屋には行く機会はありませんでした。チャンスはいくらでもあったんだろうけど、きっとそれは自分のなかで寿司の優先順位がさほど高くなかったのかも知れません。(うなぎは2回もあり)                                    SPに帰って一息ついたら無性に寿司が食べたくなりました。ブラジルに帰ってから寿司というのもどうかとは思いますが、SPの和食のクオリティーは高いです。値段も高いけど。                         

*おまかせ寿司ランチ。握り寿司が10勘と鉄火巻が一本で150レアル(3,000円)はちょっと高い。サラダ、パイナップルのデザート付き。

さすがに握りずしは自分で作るわけにもいかないし、ランチにはちょっと高かったけど食べたいものが食べられたのだから満足度は高し。日本の”くら寿司”なんかもいまはクオリティーが高い上に、こんな内容なら1,500円ぐらいで食べられるのではないでしょうか。

コロナに振り回されて一時帰国終了

ホテルでの”監禁”含めて2週間の自宅待機が開けるやいなや、5月末まで緊急事態宣言が延長となり、またほぼ同時に梅雨入りしたような天気が続き、一番良い季節を閉じ込められて過ごしたと考えると、最悪のタイミングでの一時帰国になってしまったようにも思えます。しかし仕方がありません。種々個人的な用事は済ますことが出来たので、良しとしましょう。

ブラジルへの出発日は5月29日ですが、またまたPCR検査の陰性証明を取らないと搭乗できません。ブラジルを出るときから4回目です。                 3月にブラジルから一時帰国したH氏によると、浜松町にあるTケアクリニックという検査機関が一番安いとの事ですが、陰性証明書の発行費も含むもののなんと22,000円もします。検査代そのものは5,000円ほどなのですが、証明書の作成費が15,000(残りは税金)。検査代は試薬や検査機械も使うだろうからともかくとしても、証明書だけで15,000円は高い!ひょっとしたらもうちょっと安いところがあるのかも知れませんが、万が一不備があって乗れなかったりしたら取り返しがつかないので”実績重視”ということで仕方なくTクリニックへ。  

*Tクリニックの入っているビル。左の黒いビルの2階なんですが、普通の事務所の一室を簡単に改造したもののように見えました。

そこは知らないと誰も気づかないようなクリニックで、普通のビルの2階部分に急遽PCR検査のために作られたようなところです。わずか50平米ほどのスペースに”急ごしらえ”の内装や間仕切りという感じで、本当にPCR検査だけを目的に”短期決戦で一儲けしよう”と改装したのかも知れません。検査は3分もかかりません。証明書もA4一枚に宛名が違うだけの定型文にサインと印鑑が押してあるだけ。これで15,000円は無いだろう!しかも次から次と客が来ているようで、一時とはいえこれは儲かるに違いないと思われます。ちなみにSPでは証明書込みで、7,000円ほどでした。          しかもインターネットの普及した今どき、証明書は検査日の翌日にまた取りに来いということです。往復の電車代2,000円ほどが2日分ですから、合計26,000円と多大な出費と時間の浪費です。                                  とにもかくにもこの”バカ高い”証明書のお陰で問題なくZurichに向けて飛び立つことができました。成田空港は朝早かったこともあるでしょうが、閑散としていてとても日本の玄関口とは思えません。機内も空いていて、CA(キャビンアテンダント)の数と乗客が同じくらいかと思われるほどです。実際Zurichに着陸して、バスで空港ビルまで移動したのですが、乗客は全部でたったの14人。これではSwissAirは大赤字でありましょう。これで良く飛ばしてくれたものだとSwissAirに感謝です。同時に、コロナで暴利をむさぼるクリニックに余計腹が立ってきました。

*成田空港第一ターミナル。ほとんど人が見えません。その分?床がきれいな事。ピカピカです。
*機内の様子。この写真からは4人の乗客が見えます(頭の一部)。真ん中の4列にゆたったり横になれました。

成田からZurichまでは順調だったのですが、Zurich空港でSPへの乗り換えでトラブリました。ブラジル入国にはANVISAと呼ばれる”現在の健康状態の申告”を日本を発つ前にWEB経由でしておかなければなりません。もちろん知っていたので、28日に済ませていたのですが、来るはずの”受領確認メール”が来ず、おかしいな、とは思いつつ、申告した内容はブラジルの住所や現在の健康状態などそれほど重要なこととは思えなかったので、そのままにしてしまいました。                     SPに向けの搭乗直前になって、パスポートや陰性証明とともにブラジル保健省(たぶん)からのANVISA受領確認メールを見せろ、と言うのです。            「ANVISAは日本からちゃんと申告したけど返事がもらえなかったんです」       「そんなはずはない。もう一度メールを調べてみて。スパムに入っているかも知れませんよ」 すぐに携帯で調べてみたのですが、やはり返事(受領確認)は来ていません。                                  「では、今ここで申告してください。URLはここになります」            まだ出発まで30分もあるし、”落ち着いて” と自分に言い聞かせ携帯から入力を始めたのですが、PCから入力するのは簡単なものの、携帯からだと画面が小さくて、携帯の下部に現れる選択肢(国とか生年月日とか)をスクロールして選んでいると、一番下の画面を閉じるバーをつい触ってしまい画面を消してしまいます。半分以上すすんではそんなことを2度ほど繰り返していたら、出発まであと10分ほどになってしまいました。    やばい!と思いつつ、さらに”落ち着け”と自分に言い聞かせ、なんとか80%ほど進んだところで、SwissAirの係員がつかつかと寄ってきて、                                    「もういいから、機内でやってください」”なーんだ、これやらなくても乗せてくれるんだ”と心の中で思いつつも                         「もうちょっとだから待って」と言って終わらせようとしたのですが、出発が遅れて他の人に迷惑かけるもの悪いしと思い直し、入力途中のまま機内に駆け込んだのでした。                               機内に入ってしまえば落ち着いたものです。残りの20%はなんなく終了でき、受領確認の返事ももらえました。                            でも、SPに着いてもこのANVISAの確認はされず、なんのチェックも無しに入国できました。自主隔離の期間もまったくありません。さすがはブラジル、おおらかというかいい加減というか。

日本のMacにて

3日間のホテル軟禁を解かれ、自宅での待機も一週間を超えました。2週間は電車もバスも乗るなということですが、自宅には自転車があるので半径数キロの行動の自由はあります。ただ厚生労働省から一日2回ほど携帯を通じて現在地をチェックされますので、あまり遠くというか電車でしか行けないような場所には行きにくいです。そのソフトはOEL(Overseas Entrants Locator)というもので、海外からの帰国者の行動を監視するものです。”今すぐ現在地をお知らせください” というメッセージが届くので、”今ここ”というボタンを押して、自宅に引き籠っていることを証明しなければなりません。ちょっとした買い物なんかで外に出ていても問題ないでしょうが、例えば東京駅の近くに居たとか、他県に居たとなると、お咎めがあるのかも知れません。チェック時間は朝とお昼ごろだったり、午後2回だったりと日によってバラバラです、。もっとも携帯を持ち歩かないでずっと家に置いておけばバレないのですが、あまり長い間返事がないとすると、これも”不審者” みなされることでしょう。まるでジョージオーウェルの小説”1984年”のビッグブラザーの世界が現実になったかのようです。        さらに毎日厚労省から”熱はありませんか?健康上なにか問題ありませんか?”という質問がメールされます。こちらは大体11時ごろに来るのですが、午後2時までに回答してください、とやはり長い間外には出ないようにという意図が感じられます。

*OELの回答画面。作業は”今ここ”をクリックするだけ。

幸か不幸かたまたま自宅には誰も住んでいないので、ブラジルの一人生活とほとんど変わりません。スーパーにはさすがに和食材は豊富で、またおいしいものが山ほどありうれしい限りです。しかし一週間も日本のものばかりを食べているとふとブラジルやインドメシが懐かしくなったりします。私にとってブラジルメシといえばハンバーガー。”久しぶりにMacのハンバーガーでも食べてみるか”と自宅から最寄の駅前にあるMacに行ってみました。日本に居たころは毎日のように前を通っていましたが、中に入ったのはたぶん初めてだと思います。                                     そこはPARCOと一体の建物なのですが、非常事態宣言のせいでPARCOが閉店しているせいでしょうか、空いています。名前は忘れましたが、チーズバーガとフレンチフライ、飲み物のセットで550円。かなり安め。しかし、ちょっとがっかり。日本のMacもブラジルのとさほど変わらず。まあどこも同じクオリティーというのがMacの売りなんでしょうが、ブラジルのハンバーガー専門店の方がはるかに旨いです。肉の味がイマイチなのとチーズがもっと欲しいところ。でも全部で550円ですからね。ブラジルの専門店なら2倍の値段はします。  

*全部で550円だけあって、かなり小さめ。
*店内の様子。よくこんなところで仕事や勉強やる気になるな、と個人的には思うのですが。

店内を見渡すと、何もやること無くて暇そうなご老人が2人、PCひろげて仕事らしいことをやっている人が2人、勉強している学生風が1人と小さな子供を連れたお母さんが1人。ご老人は新聞を見ながらなにやら書いているようでしたが、暇つぶしとしかみえません。そのうち私もこんな風になるのだろうか・・・

                                 

APAホテル両国

羽田に着陸してから入国までに4時間ぐらいかかったでしょうか。         その間ブラジルでのPCR検査の陰性確認、厚生労働省への帰国事前登録のチェック、日本での位置情報確認のためのソフト(OEL)やCOCOAと呼ばれる接触確認アプリを携帯にインストールされているかの確認など5か所ぐらいのステップを通過。そこの係員の多くは中国人と思われる人たちで日本語が聞き取りにくく、「えっ?」と何度か聞き返ししたりしました。日本語も英語もできるとなると彼らが有利なのだろうか?あるいはこんな仕事をしたがる日本人は少ないのだろうか?とにかくこれでもか、これでもかというくらい何度もチェックされ、最後にまた羽田でのPCR検査が陰性であることを確認後、ホテルに案内されました。                         ホテルはAPAホテル両国。ここの受付もほとんどが中国人アルバイトに見えました。(他のアジアの国かもですが) これからまる3日間監禁です。外に出ることはおろか、弁当を配るときにのみドアを開けることが許されるというまさに囚人のような扱いです。先月日本に一時帰国したH氏の情報では「食事は結構悪くないですよ。量もたべきれないくらいです」なんて聞いていたので、少しだけ楽しみにしていたのですが、その日の夕食は以下の写真の通りです。そう悪くはないけど、完全に冷たくなっていてがっかり。また私のような年配者には問題ないけど、若い人、特にブラジル人やアメリカ人などには量的にも問題ありそうに思われます。H氏は成田から東急インに連れていかれたとか言っていたので、ホテルによって食事の内容が結構違うのかも知れません。

*夕食の弁当。
*弁当に付いてくるメニュー。

これは”APAホテル特製”だそうです。メニューには”牛肉のストロガノフ風温野菜添え” とか”わかめとシラスのマリネ”とか名前は立派なんですが、実際はそんな名前とは程遠く、ただの牛肉と野菜の炒めものとわかめの酢の物です。しかも量もほんのわずか。ちめたく冷えたポテトフライなんか食べる気になりますか?目玉焼きは味付けなしです(塩味も無い)。

*翌日の朝食。こちらも良く冷えてました。朝食ぐらい温かいご飯が食べたかった。。朝食としては品数も量も十分でしょう。

*お昼です。ご飯はチャーハンでも炊き込みご飯でもない、なんだか良くわからない味付けご飯。右下の揚げ物は”チキン南蛮”とありましたが、パサパサした鶏肉を揚げたもの(ジューシーさがまるでなし)。どちらの味も今いちどころか今二。

こうして3食の弁当はどれも見たところも味も似ています。APA社長カレーってのが結構有名らしいですが、せめてお昼にそのカレーでも出してくれたらまだ良かったのに。でも税金で食べさせてもらっているのであまり文句も言えませんが、せめて部屋に電子レンジがあれば全然違うんですけどね。                               さらにふと思ったのですが、自分で作ったものには文句ない(言えない)けど、人の作ったものには言いたくなるという事もあるかもしれません。