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Big Kahuna Burger

日本にいたころハンバーガーなどは”ジャンクフード”と考えていて、よほど選択が無いとき以外食べたことがなかったし、仮に食べることがあってもほぼ決まって”フィレオフィッシュ”で肉のハンバーガーを食べることはまずありませんでした。      しかしブラジルのハンバーガーは旨いことを発見し、近所のハンバーガー屋だけでも10件ぐらいあるのですが、ほぼすべて試してみました。それぞれに良さ悪さもあるのですが、結局お気に入りのMADERO(以前紹介済み)かその廉価版といえる系列店のJERONIMOなんかに足が向いていました。                    会社の近くにも結構あるので、平日のランチで食べるハンバーガーも入れるとかなりの数試したことになります。たまたま社員とSPのハンバーガー店の話になり、女性社員のDさんが「Big Kahuna Burgerというハンバーガー屋がxxさん(私のこと)アパートの近く、といっても歩いて10分くらいかかるけど、是非ためしてみて」との情報があったので、数日後早速行って参りました。Kahunaとは祭司という意味だそうです。

*近所のBig Kahuna Burger.この周りにもいろんな店があることを発見。

残念ながらその店のメニューには英語版がなかったので、メニューの一番上にリストされているものならまず問題なかろうと、”Kahuna Burger”と書いてあるメニューを指さし、「Pequeno(小)」をとコカ・コーラゼロを注文。通常ハンバーグ(肉)は120g~150gぐらいが標準ですが、Pequenoは100g。年寄には十分です。  

*Kahuna Burger(小)。肉は100gですが、パンとのバランスを考えるとちょうどよいかも知れません。

さすがハンバーガー専門店。”Fast Food”のMacなどとは違い、15分以上待たされてようやく出てきました。ベーコンは要らないな、と思いつつも食べられないわけでは無いので、資源を無駄にしないためにもそのまま食しました。             まずパンが暖かいのがGoodです。上記のようにいろんなバーガー屋を試しましたが、ハンバーガー(肉)そのものがたっぷりでおいしいところは結構あるのですが、パンが冷たい(温めて無い)ところが多く、それが大きなポイントでMADEROなんかを評価していました。でもここはパンも暖かく、程よく野菜(レタス、トマト、玉ねぎ、ピクルス等)が挟まれておりバランスも悪くなさそう。あまり好みではないもののカリッと焼いたベーコンも良いハーモニーとなっているかも知れません。               隣に座った女性グループが注文したのは、チップスが添えられたハンバーガーセットと言ったメニューでベーコンが無さそうにみえました。全員(5人)同じものを注文していたので、人気メニューなのでしょう。「それってなんですか?」とも聞けなかったけど、今度はなんとかそれを試してみよう。

*メニューにはこんなのもあり、さすが”Big”Kahuna。仮に左右の小さ目なものでも普通の日本人なら若者以外まず食べきれないでしょう。

雨のイグアス

9月24日から5日間に亘ってブラジル材料研究学会という催しがあり、開催地はイグアス(の滝)。年一回の開催なのですが、コロナの為に約3年ぶりに対面での開催。    私の勤務先はこの学会のスポンサーになっており、今回は”仕事で”イグアスの滝に行くことになりました。                                     初めてなら良かったのですが、イグアスの滝はちょうど1年ほど前に友人と訪れていて、アルゼンチン側からもたっぷり体験しています。よってイグアスの滝そのものにはそれほど興味は無かったのですが、仕事でもあったので仕方ありません。                               SPを土曜日に出て、翌日曜日はイグアスの滝ツアーでしたが、残念ながらその日は朝から雨。一度来ていることもあり、雨なら遠慮したい気持ちもありましたが、そこは半分仕事ですからそんなわがままも言えず。傘も持っていかなかったので、現地で白いビニール製の簡単な合羽を15レアル(400円ほど)で買って歩き出しましたが、上半身は問題なかったものの、30分も歩くと膝から下がびしょぬれになってしまいました。こちらは冬ですので、足が冷たいのはかなり不快です。履き替えるわけにもいかず、そのままお昼に入ったレストランは豪華なバッフェスタイルではあったものの、食べる楽しさも半減と言ったところでした。                          しかし、その日の雨とは関係ないでしょうが、滝そのものは1年前と比べると水量がずっと多く迫力満点でした。

*合羽を着たSさんの後ろ姿。
*乾季にもかかわらず今年は雨が多かったせいでしょう、水量が豊富で迫力がありました。
*こちらは前日の土曜日に訪れたブラジル、アルゼンチン、パラグアイ3国の国境地点。手前がブラジル、右側がパラグアイ。見えていませんが、左がアルゼンチンです。
*上の写真とほぼ同じアングルになりますが、日没とともにパフォーマンスが。18世紀あたりのスペインかポルトガルの踊りでしょうか。

ランチを食べたレストランでWifiに繋げてLineをチェックしてみると日本に住む娘から「イグアスは是非行ってみたいな」というコメントが入っておりました。        かねてよりブラジルは是非一度行ってみたいと娘から言われていて、コロナも一段落し来れるようになってきたので、前日に「ブラジルでどこか行きたいところある?」と聞いていたのでした。                                 同行のS氏に「娘が来たらイグアスに行きたいそうだけど、勝手に行かせるわけにいかないですよねー。でも同じところに3回も行くのはなー・・・」などとこぼしていると「当たり前ですよ。僕なら娘が来てくれるなら100回だって行きますよ」Sさんは高校生と中学生2人の娘を持つお父さんです。でも私の場合はもう大人だし、勝手に行ってこいとも言えなくもないけど、まあ常識的に考えて同行することになるだろうな・・。     

アパート売ります

時々一緒にランチしているLさんから、                    「私の顧客(Lさんは旅行代理店を経営)からアパートを売りたいという話が2件ほど入ってきているんですが、観てみますか?」                   「そうですね、ランチのついでに見るだけ見てみましょうか」           現実的に買える可能性は極めて低かったのですが、過日新築のアパートを見学したことでもあり、中古のアパートはどんなものかも興味がわいたので、売主には悪いけど見せていただくことにしました。場所は今の私のアパートから歩いて7-8分のところです。

物件は160平米もある築48年のアパート。持ち主はNさんという日本人夫婦ですが、50年ほど前にSPに移住し、3人の子供たちも巣立ってしまったし、そのうち2人は日本で暮らしていることもあって、日本に帰国することに。お歳は75歳くらいでしょうか。元建築家で、このアパートの設計にも参画したそうな。                                    肝心のお値段は160万レアル(約4,000万円)。とても買える値段ではないですが、                      「SPはとても良いところなので、定年後には選択肢の一つにしようかと。そこでちょうど売りアパートの話がLさんから入ったもので・・・」             「そうですか。この辺は場所も良いし、北向き(日本でいう南向き)でとても気持ちもいいですよ」                                「そうですね。でもこれは私にはちょっと広すぎますね。この半分で十分ですよ」 「大は小を兼ねます」                             ちょっと古すぎますね、とも言いたかったですが、そこは遠慮して        「今のレートだと4,000万円ほどですから私にはちょっと・・・」         支払い方法やブラジルに支払う税金のことなどNさんご夫婦とLさんとの間で議論がしばらく続き、                                「もし一部日本円で払ってもらえるならもうちょっと値段をかんがえましょうか。直接取引なら不動産屋に支払う6%の手数料も払わなくて済むし」などとかなり積極的。

お暇した後Lさんによると、この物件は広告を出してから1年近くも買い手がつかず。    「160万はちょっと高いと思いますね。120万ほどにすればすぐに売れるんじゃないかな。大幅値引きだけど、Nさんは別にお金に困っているわけでもないでしょうし」          「あとやはり古すぎますよね。日本人は新築好きだし」             「そうね、建物はしっかりしていることは確かなんだけど」

*売り物件が入るアパートの外観。築48年には見えません。
*居間の写真。ダイニングも入れておよそ30畳近くあるでしょうか。この他キッチン、3ベッドルーム、書斎、女中部屋があります。
*見学前のランチはPecorinoというそこそこ有名なイタリアンレストラン。満席でした。
*写真はクリームソースのバスタと子牛のステーキ。前菜のサラダ、パンなどとセットで62レアル(1,500円ほど)ボリューム満点で半分くらいしか食べられず。右のLさんのメニューは骨付き豚とパスタ。一部いただきましたがこちらもおいしかったです。
*サラダバー。といってもここにもパスタやパンなどあり、これだけでも十分な感じ。

イルカ先生‐4(再訪)

イルカ先生にシミを取ってもらって凡そ2年。またシミが気になりだして、再度イルカ先生に連絡を取りました。今度は比較的すぐに返事をもらえ、アポも取れました。  その日は9月14日17:00。挨拶もそこそこに、                 「前のシミの取り残しなのか、新しいシミなのかわかりませんが、これらは取れますか?」と聞くと、                               「そうですね、じゃお薬りつけましょう」と見た瞬間に判断し、というかもうお決まりにコースであるかのように、綿棒に薬を染み込ませいきなりシミの部分に塗り始めました。大小合わせて凡そ6カ所ほど。アッと言う間でした。すると間もなく薬を塗った部分がピリピリと焼けるように滲みてきて、いかにも薬が効いている感じです。                          「なんかピリピリと効いてきた感じがしますが、これだけで取れるんですか?」  「たぶん一週間から10日ぐらいで赤黒くなった部分が剝れてきますので、そこは日光に当てなように気を付けてください。その頃になったら顔の写真をWhatsAppで送ってください。もし塗り残しがあったら追加で塗りますので。たぶん一か月後ぐらいにはきれいになると思います」                            「このあと普通にシャワーを浴びたり、顔を洗っていいんですか」        「一時間はそのままにして、その後は普通に洗ってもらっていいですよ。でもあまり強く洗わないでください」                           「治療」は5分もかからず。治療とも言えないくらいです。この前はレーザー使ったり、熱で焼いたり結構大変だったのに、こんなんでシミが取れるならなんと簡単な。  「ゴルフもしますが、日に当てないように気を付ければ大丈夫ですか?」     「そうですね、よくサンスクリーンを塗ってください。+60以上のをね」          「一方肝斑(カンパン)の方は、処方していただいた塗り薬のお陰でほぼ満足するところまで取れたみたいです。これからも同じ薬を塗り続けた方がいいんですか?」  「まだ薬が残っているなら、それを使い切って、その次はもうちょっと優しくて、肝斑が出にくくする薬を塗るようにしましょう」

こんなやり取りを含めて全部で20分ほど。                  「XXさん(私の事)は保険に入っていますよね?」               「はい、Sulamericaという保険ですが」                   「今回は領収書に”治療”と書いておきますので、その領収書を出してもらえば保険で払い戻しが受けられると思います」                       「そうですか、それはありがたいですが、前回はそんな話なかったですね?」   「そうですたか、済みません。でもレーザーとかは保険の対象にならないので、お話しなかったんだと思います」(済みませんと謝りましたが、これは間違っていたというわけではなくて、日系ブラジル人とはいえ日本人の習性のようなものだと理解しました)                           薬を塗るだけでシミが取れるなら最初からそうしてもらえばいいのに、という疑問は次回に聞いてみよう。それなりに理由があるはずです。

さて支払いのカウンターに行くと、450レアル(約11,250円)と書いた領収書が見えました。あれー、前回あんな大がかりな治療して350レアルだったのに、今回薬付けただけの治療で450?保険が効くようにしたからだろうか?ま、寿司屋の“時価”みたいに値段なんかあって無いようなものだから、適当に決めているんでしょう。それでも日本に比べたら安いだろうし、こんなんでシミが取れるなら満足度高し。結果が出るのは一か月後ぐらいですが。

*これは顔の右側半分ですが、薬を塗ってまもなくこのような斑点が目立ってきました。こんなのが顔全体に6カ所ですから、なにか悪い病気にでもかかったように相当目立ちます。でも時節柄マスクをしていても自然だし、ほとんどマスクに隠れてしまいます。

SPの打ちっぱなし

サッカーの国ブラジルにもゴルフ場はあります。SP周辺には10個ぐらいのゴルフ場があり、インドのニューデリー並みにはあると思います。しかし打ちっぱなし(練習場)は極めて少ないです。インドでさえニューデリー周辺に5件ぐらいはあったような気がします。もっともゴルフ場にはどこも練習場が併設されていますが。          SPには私の知る限りHonda Golf Centerと呼ばれる打ちっぱなしのみで、家から車で凡そ30分ほどのところにあります。Hondaはあのホンダで、たぶんホンダが出資して作ったのでしょう。                                一階二階併せて28打席があり、9ホールのショートコースもあります。ボールは60個で32レアル(800円ほど)ですから日本とほぼ同じくらいの値段です。ブラジル基準だとちょっと高いような気もしますが、激しいインフレのブラジルと、30年間物価が変わらない日本ですからいまや同じくらいなのは当然なのかも知れません。  

*打ちっぱなしの打席。28ありますが結構客が入っています。

いざ始めようとすると、Teeがありません。あのゴム製のTeeアップのTeeです。受付で「Teeが無いので貸してくれ」と何とか伝えたら「Teeは個人で用意するか買ってくれ」との事。家にはあるので、買うのもばからしくなってその日はドライバーはあきらめてアイアンのみの練習。しかしそのアイアン用の人工芝もいたくすり減ってえぐれており、よほど正確に当てないとアイアンの端が引っ掛かりそうです。しかたなくえぐれていない部分(前後の山の部分)にそっとボールを置いて練習しました。もちろん日本のようにオートでセットしてくれるわけではなくて、自分の手でセットします。ボールそのものはレバーを踏むと出ては来ますが、一度に2個ぐらい出たりしてかなり旧式の感あり。

*中心部(ボールが見える部分)が打球方向に大きくえぐれていますので、打者から見て前後の”山”の部分を使いました。いくらなんでももう交換して欲しいわ。
*一応レストランもありますが、一人だしその日は利用せず。
*ショートコース(9ホール)の一部。長くても150ヤード程度で、ドライバーは使えません。

ONODA  一万夜を超えて

今からおよそ50年前の1974年、フィリピンのルバング島で発見された元日本軍少尉小野田寛郎さんのことを知っているのは、60代以上の人だろうか。                     ONODA 一万夜を超えて、は小野田さんの軍隊入隊からルバング島で発見され帰還するまでを描いた映画で、日本では10月上旬の公開予定だそうですが、SPでは既に公開されています。以前SPで初めて見た映画、スターウォーズもなぜか日本に先駆けての公開でした。SPで映画を見るのは今回がたったの2度目。ほとんどが英語かポル語ですから仕方無しというところですが、今回のONODAは日本語ですから問題なし。映画館は自宅から歩いてわずか3分ほどのところにある劇場でやっておりました。          この作品はフランス、ドイツ、イタリア、ベルギーと日本の共同制作で、監督はフランス人アルチュール・アラリという人で、原作はベルナール・サンドロンと言う人だそうです。小野田さんを描いた映画が、なぜそんな多くの国の共同制作なのか疑問も沸きますし、監督も原作者もフランス人というのも良く分かりません。実際にあったことですから、まあ史実に則っているとは思いますが、大河ドラマのようにかなり”創作”も入っているのではないでしょうか。ちなみにWekipediaで小野田寛郎さんを検索してみると、いろいろ意外なことも書かれていて興味深いです。 たとえば彼は終戦は分かっていたけれど、地元民の報復を恐れて出て来なかっただけ、すなわち軍の命令を絶対として頑張っていたわけでは無い、といった批判もありました。それだけ現地人を殺したり、迷惑をかけたということでしょう。

*ブラジルでの予告編版。
*小野田さんの後半。(若い頃と役者が別です)
*小野田さんの入隊前(若いころ)。父から”捕虜になったら潔く自決せよ”と短刀を渡される場面。Wikipediaによると同じ趣旨で母親が渡したそうです。ちなみに母親は教師であったそうです。

この映画は2021年カンヌ映画祭特別部門のオープニング作品にも選ばれているそうです。映画自体は見ごたえのある作品とは思いますが、果たして何を描きたかったのだろうか?と考えると良く分からないところもあります。少なくともブラジルでは理解されないというかたぶん受けないだろうと思われます。事実その日の観客は日系人と思われる人が10人ぐらいとブラジル人と思われる人が数人いただけでした。でもブラジルには日系人も200万人もいるわけだから、それなりの興行収入になるのだろうか。 

ところで日本にもシニア料金というのがありますが、ブラジルでは60歳以上は半額で、わずか18レアル(約400円)ほど。ネットでチケットを買った時、「年齢を証明するものも持参のこと」という注意書きがあったのを忘れてしまい、映画館に着いてから気が付き慌てて家に取りに帰ったのですが、結局提示は要求されず。係員が確認するのを忘れたのか、明らかに60歳以上に見えたのか。残念ながらきっと後者でありましょう。                                     

マチュピチュツアー 食べ物編

出発する前、ペルー料理は日本人の口に合う、などと言われて期待していたのですが、結論から言いますと、まあまあといったところでしょうか。もちろん多くのペルー料理を堪能したわけではなく、2泊3日の内でアルパカの肉やガイドさんに「おいしいですよ」と言われたものを試しただけですが、おいしいものもあり、そうでもないものもあり、総合的には日本人の口に合うとは言い難いのでは?というのが率直な感想です。         一方、ビールは普通に買えるし、味の方も問題なし。ワインは試さなかったですが、こちらも普通に買えます。                             以下現地で試した料理を紹介します。

初日はクスコで日本人経営のレストランでのランチ。とても雰囲気の良いお店で、横浜出身の60歳ぐらいのおじさんがシェフ兼ご主人です。               有名な”クイ”の丸焼き(の一部)もありましたが、私は食べませんでした。なにせそれは”ねずみの丸焼き”と聞いていましたので。

*レストランの外の席。昼間の気温20度ぐらいで、最低は5度程度。年中同じような気温だそうです。
*写真の上あたりにある茶色のものがクイの丸焼き(の一部)。その上にあるジャガイモはおいしいです。隣のとうもろこしも問題なし。左下はチーズのかかったパプリカ。
*こちらはたしか”アヒ・デ・ガジーナ”という料理で、カレー風ですがスパイシーではなくて、優しくおいしいです。ご飯は日本風の米を圧力なべで炊いているそうです。お皿の隅っこの食べかけの肉はアルパカの肉で、臭かったので一口でやめました。

実はクイというのはねずみではなくて、モルモットだそうです。それでもねずみみたいなものだと思いますが、地元ではおもてなしの料理で、誕生日祝いとかお客様が来た時などの特別な日しか食べられないそうです。ガイドさん(Ronaldoさん)も家でクエをかっているとか。

*クイ(モルモット)を飼育している檻。標高3,700mにあるマーケットの中で飼われておりました。
*こちらはアルパカ。もちろん主目的は肉を食べるのではなく、毛をとってセーターなどを作るためです。
*2日目の夜食べた牛肉ヌードルスープ、卵入り。これはかなりおいしかったです。ラーメンなどとも全く違い、柔らかくて細いスパゲティーが牛肉スープに泳いているという感じです。
*スープと一緒に食べた鶏肉を揚げた料理。ガイドさんに勧められて食べてみましたが、悪くはないけどちょっとピンと来ない味。鶏肉のから揚げといえば、日本のから揚げの味に毒されているのかも。
*インカコーラ。コーラといってもコカ・コーラとは色も味もまったく違います。まあ普通の清涼飲料水と思って飲めばOK。
*こちらはもっとも有名と思われるセビーチェ。エビや鮭と野菜のマリネという感じですが、ホテルのブッフェなどでは定番として並んでいます。日本人には口に合う料理かも知れません。もっともこれはスペインの植民地になってから出来た料理ではないかと思われますが。

マチュピチュツアー

コロナが収まったわけではないですが、海外にもほぼ自由に渡航できるようになり、かねてより行ってみたいと思っていたペルーのマチュピチュに行って参りました。   参加メンバーは5人のおじさん。おじいさんと言っても良いくらいなののですが、皆駐在員でいずれは日本に帰国する身。この3年近くはコロナのお陰でほとんど動けず、行ける時に行っておこうという気持ちもあったと思います。なにせ南米は地球の反対側。日本から行こうとすると丸3日以上もかかるでしょうから、よほど興味がないとまず訪ねてみようとは思わないでしょう。

SPからでさえリマ(ペルーの首都)まで5時間ほど飛んで、そこからクスコ(インカ帝国の首都)まで国内線で1時間ほど。そこからはバス、鉄道を使ってマチュピチュまで3時間ほどかかります。クスコは標高3,400mほどあり、高山病にかかるほどではなかったものの、さすがに空気は薄く、ちょっと動いただけでも息苦しさを感じます。一方マチュピチュはクスコから1,000mほど下って標高2,400mほどですから、ほぼ普通に動けます。天気にも恵まれ、その日の最高温度は25度ほどで、歩いていると汗ばむほどでした。

*マチュピチュのほぼ全景です。住民は500人ほどだったそうで、”空中都市”というほどでもないかと。階段状になっているのは段々畑で、ジャガイモやトウモロコシを栽培していたそうです。

マチュピチュの風景は、写真で誰もが一度は見たことがあると思いますが、あの写真そのままの絶景です。周りの山々も日本の山容とはかなり違い、切り立った岩山に囲まれたおよそ人が住むような場所には思えません。ここが何のために作られたのかもはっきりしないようですが、インカ帝国の首都であったクスコの王様の避暑地とか別荘とか言われています。でもクスコの方がはるかに涼しいはずですから、”避暑地”ってのは無いだろうと思われます。むしろ”避寒地”という方が正しい気がします。当時はクスコから歩いてきたのですが、片道3泊4日ぐらいかかったそうで、別荘という説も疑問が残ります。                                     とにかくすべて石でできています。鉄もなかった時代全く隙間なく石を加工した技術というか情熱には感心しますが、作られたのは14世紀ごろ。すなわち日本の室町時代で日本ではまもなく鉄砲が登場する時代です。その頃なら鉄の道具はあったのでは?と思ったりしますが、なにせインカ文明は文字が無く、記録がないためはっきりしたことは分からず、多くの説は ”・・・と考えられている”という表現になっています。                              その点、やはり中国はすごいですね。なにせ紀元前1,500年も前に文字(漢字の原型)が作られていたのですから。インカ帝国が栄えた頃より3,000年近くも昔の話です。日本も隣に中国が無かったなら、長いこと文字の持たない民族だったのかも知れません。ということで石の加工には感心させられますが、当時の世界の文明からはちょっと取り残された地域だったと言えるかも知れません。

*マチュピチュとクスコを繋ぐペルー鉄道。ゆっくり走って2時間ほどかかります。線路は狭軌ですが、車両は狭いという感じはしません。日本並みに清潔で快適です。
*車窓(天窓)からみえるアンデス山脈の一部。見えている山は5,800mほどだそうです。
*列車の中には展望車や民族ダンスなどを披露する車両もあります。この仮面はちょっと薄気味悪いですが、伝統的なものかは??です。
*標高3,700m付近(峠)にある観光客向けのマーケット。アルパカの毛で編んだセーターなどが売られています。写真は地元の人による織り方や染め方のデモ。さすがにこのあたりは息苦しいです。
*途中立ち寄った世界最高所にある塩田。山のなかから濃度21%ほどの塩水が流れ出ていて、それを各塩田に流して乾燥させて塩を作ります。塩水の流れはちょろちょろ程度ですが、これまで絶えたことはないそうです。

バクダン

行きつけのスーパーでビールを購入しようと、お酒のコーナーでBRAHMAというブランドの350㏄缶を6本買いました。この銘柄はブラジルでは最もポピュラーなブランドの一つで、世界で10番目に多く消費されているブランドとか。なんの迷いもなく6缶買い物かごにいれ、家に帰って冷蔵庫に入れる時、”0.0%”という表示に気が付きました。その下には”ZERO ALCOOL”とも書いてあります。             「なんと、ノンアルコールビールを買ってしまったか?」             その表示以外、色もデザインも普通のビールと全く同じです。通常の缶に上から0.0%とZERO ALCOOLを重ね書きしたのでしょう。スーパーの売り場には普通のビールとノンアルビールは混在して置いてあるので、一つ一つ確認するしかありません。これでは間違うなって方が無理だと思うのですが、家まで持ってきてしまっては仕方がありません。コーラのように清涼飲料水として飲むか・・・でも今は冬だし、アルコールの入ったビールとして飲む方法はないものだろうか??

*BRAHMA350㏄缶。値段は普通のビールと同じです。でも80円ぐらい。

その時、韓国の”バクダン”という飲み方を思いだしました。それはビールに焼酎(Jinro)を混ぜて飲むもので、焼酎が25度ぐらいありますので、加える量にももちろん依りますが、かなり強烈はビールとなります。よってバクダン。なにせ韓国では酔いつぶれるまで飲むのがマナーとさえ言えるお国柄ですので、世界で最もコスパの高いアルコール飲料と言われるJinroのビール割は、手っ取り早く酔うには最適です。                                     たまたま一年ほど前にSPの韓国人街でJinroを買って、そのままになっていたのを思い出し、ノンアルコールビールにJinro入れてを飲んでみよう。そのJinroは輸入品のせいかなぜか17度ほどですから、計算上はおよそ4倍に薄めると、4.5度ほどの普通のビールに近いものになるはず。しかも焼酎味も加わって、さらに旨いビールになるかも、などと期待しながら試してみました。

*ビールとJinro4:1の”カクテル”。BRAHMAの左下が凹んだままで売っているのもブラジル的です。

うーん、ビールに近い味でアルコールも間違いなく入っているけど、ビールとはちょっと違うな、当たり前だけど。Jinro自体が少し甘いのだろうか、やや甘めのビールになります。違和感ありですが、私的にはノンアルを飲むよりは良いかなといったところ。  韓国で飲んだ”バクダン”もこんな味だったかなー・・・でも通常バクダンを飲むころにはもう相当酒が入っていて、味などほとんど分からず状態のため、どんな味だったかもほとんど記憶になし。冷静に考えると、何のためにお酒を飲むのかわけがわかりませんが、また同じことを繰り返してしまう、それがお酒っていうもんでしょうか。

SPの歯医者

歯医者が好きな人はまずいないだろうけど、時には行かざるを得ないところであります。                                     大福を食べたから虫歯になったわけでもないでしょうが、コロナ感染も一段落したある夜、右下の歯に鈍痛を感じました。”虫歯だろうか?”               翌朝毎日飲んでいる冷たい牛乳を飲むとキーンと滲みてきます。温かい味噌汁を飲んでも滲みます。歯の事については経験豊かな私としては、すぐピンときました。これは虫歯ではなくて、歯茎に覆われていない歯の付け根あたりに冷たいものや暑いものが刺激しているのだ、と。まあ、なにもしていなければ痛くはないのですが、食事の度に痛い思いをするのは耐え難し。できれば日本で治療したいけど、次の一時帰国時までは待てずということで、SPで歯医者に行くしかないと判断しました。                                  翌日会社で歯医者の事を相談してみると、C氏がすぐにアポを取ってくれました。C氏によるとその歯科医は英語ができるし、前任者のMさんも行っていたので、問題ないでしょうとの事。                                 アポ当日(7月27日の18:00)に行ってみると、”お待ちしておりました”と言わんばかりの雰囲気で案内されました。早速症状を説明すると、分かってくれたかどうか良く分かりませんでしたが、先生は「ではまずレントゲンを撮りましょう」              間もなくレントゲン写真が出来て、それを見ながら説明してくれるのですが、その説明が良く理解できません。専門用語の問題もあると思いますが、基本的には英語の問題です。お互い紙に英語で書いたり、絵をかいたりして説明するのですが、どうも埒があきません。                                   レントゲン写真を写しているモニターはPCと繋がっており、結局その画面上でGoogle翻訳を使って会話ということになりました。要は筆談ですが、はるかに効率的です。 改めてGoogle翻訳に感謝です。                         私は歯根のあたりに、刺激物(冷たいものや熱いもの)が直接触らないように、セメントなどでカバーしてくれれば済むことと勝手に考えていたのですが、この先生(Dr.Gilmar Avelino Pereira氏)は、現在かぶせてあるクラウンを取って、神経を抜きましょう、と提案してきました。滲みるところをなんらかでカバー(覆う)ぐらいでは済まない、ということのようです。歯科医がそう判断するならば、素人の私が反対できるわけもなく、当初の予想よりはるかに大がかりな治療となりました。麻酔をして神経を抜き終わるまで凡そ1時間半。筆談で時間をロスしたのもありますが、思いがけずの本格的治療となりました。

治療は、新しいクラウンに付け替えるまで全部で3回来院する必要があるということで、費用は全部で2,400レアル(5万円強)。うーんこれはちょと高い!しかもブラジルでは歯医には保険が効かないのでその金額そのまま払わなくてはなりません。   日本で3割負担だとすると1万5千円ほど?でもこれまで日本の歯医者に1万5千円も払ったことあっただろうか?                           今日本は何もかも安いと言われていますが、歯科医の治療費も世界的に見て安目なのかも知れません。特に日本では歯科医は過当競争とも言われているし。          そして日本の健康保険は歯科にも適用されるので本当にありがたいです。

*Dr. Gilmarの診察室。マンションの一室といったところです。設備は日本とほぼ同じ感じです。右端がDr. Gilmar氏。