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搭乗時間に間に合わず

今回、幸運にも待機期間がなくなったため比較的ゆっくりできた一時帰国ではありましたが、日本を発つ最後の日は悪夢でした。                     帰りのフライトは5月23日22:30発のカタール航空。ウェブチェックインも済ませていたものの、十分余裕を見て最寄の駅(ひばりが丘)に到着すると、掲示板に表示されている電車が時間を過ぎても到着しません。予定を5分ほど過ぎてから放送があり      「19:24分、清瀬―東久留米間で人身事故があったため上下線とも運転を見合わせております。運転再開は20:30頃の予定です」                    成田まで必要な時間を計算すると、20:30発では空港に着くのは22:00過ぎ。間に合わなくもないけれど、かなり危険と判断して別のルートで向かうことにしました。すなわち田無までバスで行って新宿経由成田空港です。(すでにタクシー乗り場は長蛇の列で望みなしの状況)                               田無行きのバスも混んでいるのかノロノロ運転で、信号もないのに止まってばかり。 西武新宿線高田の馬場経由で、スカイライナーに乗るべく日暮里駅に着いたのは21:20頃。直ぐにスカイライナーに乗れればなんとか間に合うかという時間です。宅急便で送った荷物があるけど、まずカウンターでチェックインをしてしまえばなんとかなるだろう、なんて考えながら京成日暮里駅で                     「次のスカイライナーは何時ですか?」と聞くと                 「スカイライナーは20:20で終了です。これから成田に行くんでしたら、普通電車でXX行きに乗って、YYで乗り換えるのが一番早いです」             「それで行くと何時ごろ着きますか?」                    「22:50ごろになります」 万事休す。

家に戻るしかないのですが、このまま放っておいたらチケットが無駄になってしまうかもと考え、カタールエアーに連絡をしようとしたものの携帯は使えないし(ブラジルのSIMのままなので電話回線に繋がらず、WiFiが無いと役立たず)、公衆電話で連絡しようにもカタールエアーの電話番号も無し。そこで息子に連絡を取って、カタールエアーに電話してもらい事情を話してチケットを後日に振り替えてもらうことを頼もうとしたのですが、公衆電話はあったものの小銭がほとんど無く、また携帯に繋ぐと落ちるのが早いこと。電電公社の頃の長距離電話をしているようです。100円でも1-2分しか話せず、何度も途中で切れてしまいました。息子は連絡を取ってくれたのですが、カタールエアー側も十分確認する必要があったようで、答えられない質問をいくつもされて、なかなか先に進まなかったとか。時間を置きながらそんなやり取りを数回やってなんとか翌日の同じ便に乗せてもらえることになりました。

重い荷物を持ちながら約4時間もさまよい、ほとほと疲れました。         翌朝、宅急便で送ってあった荷物を思い出して、慌ててクロネコヤマトに連絡を取ってなんとか間に合ったのですが、もしもうちょっと連絡が遅れていたら自宅に返送されてしまい、またフライトの延期を申し入れなければならないところでした。                どんな人身事故だったのかは分かりませんが、はた迷惑もいいところです。          実際のところひばりが丘駅で、一本か二本早い電車に乗れていれば問題なく間に合っていました。たった5分ほどの差で天と地ほどの違い。でも世の中ってこんなものなのかも知れません。      

考えた人すごいわ

3-4年ほど前に西武線清瀬駅前にできた高級食パン店の名前は”考えた人すごいわ”。  西武線に乗っていると電車の中から見えるので、気にはなっていたのですが途中下車までして買う気にならず、いままで立ち寄ったことはありませんでした。         一時帰国して和食も一通り堪能すると、洋食というかパンが食べたくなり、思い立ってその日はその食パンを買うためにわざわざ清瀬まで出かけてみました。自宅の最寄駅からは2つ目ですので、遠くはないものの往復で電車賃が340円もかかることを考えれば随分と割高な食パンです。電車賃だけで山崎の食パンなら3斤ぐらい買えるだろうか。食パンそのものは1斤で480円。合計で820円!果たしてそれだけの価値があるだろうか?

*右側の小さな窓が販売窓口で、中ではパンを作っている作業がすこし見ることができます。

その日は朝から雨。いつも行列が出来るほどの人気と聞いていたので、雨ならば行列ができることもないであろうという予想も、行ってみる気にさせた理由の一つです。案の定行列は無し。”パンが売り切れ次第閉店させていただきます”といういかにも人気店というか、買いたくなるような案内が貼ってある脇の窓口から対面で買うのみ。商品は基本的に食パンしかないので、店内に入って自分で選ぶということはありません。   食パンにはプレーンな”魂仕込み(こんじこみ)”とレーズンがはいった”宝石箱”の2種類。他にも塩パンとかが目に入りましたが、迷わずプレーンの食パンを一斤だけ購入。                                   帰ってからさて何を付けて食べようかとバター、ハム、チーズなどを用意したのですが、まず切ってみるとふわふわ、もちもち感がすごいので、そのまま食べてみると、なるほどうまい!もうそのままで何もいらないくらいです。バターならいいけど、ハムやチーズと一緒にするとパンそのものの味が殺されてしまうかも知れません。     どうやって作るんだろう?とサイトで調べてみると、作り方は見つからなかったですが、材料は厳選した小麦にバターやクリーム、砂糖なども僅かにはいっているということですから、そのままでもおいしいのは当然といえば当然です。考えた人すごいわ、というほどかはわかりませんが、とにかく人気が出るのも分かります。        でもこれ毎日食べたら飽きないだろうか?ちょうど霜降り肉はおいしいけど、毎日は食べられないと同じように。

*実際に買った一斤の食パン。見たところ普通の食パンですが”ケーキのような食パン”という表現は確かに当たっているかも。
*こちらは”宝石箱”というレーズンパン。大きさは2斤分で1,000円ほどです。(考えた人すごいわのHPより)

続ウクライナ問題

前回このテーマで投稿した時にはまだ侵攻が始まる前で、ウクライナ政府(ゼレンスキー大統領)も「ロシアが侵攻してくる状況とは考えにくいので冷静でいるように」なんて言っていたのですが、同じ頃バイデンアメリカ大統領は「私の見るところ数日中には侵攻が始まるであろう」と明確に言っておりました。当事国でさえ楽観的味方をしているなかで、結果はバイデンさんの言った通りになったわけですが、改めて米国の諜報網はすごいと感じざるを得ません。

連日の報道を見ていると、何の罪もないウクライナ国民があんなことになってしまって気の毒極まりないですが、同時にロシアは本当に恐ろしい国という印象を世界に植え付けました。第二次大戦時に日本はロシアにひどい目にあわされたこともあり、一層ロシア嫌いというか、恐ロシアという感情を持った日本人が増えたことと思います。

気の毒なウクライナであり、前世紀の帝国主義をそのまま地で行くようなロシアはとんでもない国とは思うものの、一方的に攻め込まれたように見えるウクライナには全く非はないのだろうか?                              もしゼレンスキー大統領が本気でNATOに加盟するつもりであったとすれば、それは少々過激な政策ではなかったでしょうか?あまりにバランス感覚を欠いた判断で、見方によっては彼がこの惨事を招いたと言われても仕方がないかも知れません。なにせNATOというのはいまや対ロシア軍事同盟ですから、ロシアが硬化するのは当然というか、ロシアが黙っていないであろうことは予想がついたはずです。なにせ、ソ連時代は同じ国だったのですから。それが中立どころか”敵”に廻るというわけです。                                   フィンランドやスウェーデンでさえ、その辺に気を使ってNATOにまだ加盟していません。

ロシアでは今回の侵攻に対して80%もの国民が支持しているという驚くべきデータも報道されました。”ロシア国民はプーチンさんのプロパガンダに騙されているから”という事かもしれませんが、果たしてそれだけでしょうか?               プーチンさんと同じように多くのロシア国民だってウクライナは良く言って兄弟国、悪く言うと従属国で、ロシアの一部くらいに思っているでしょう。         「戦争は良くないが、ウクライナがNATO加盟などという裏切り行為をするならば侵攻もやむなし」といったところがロシア国民の一般的感情かと思います。                                    今回の紛争では、ロシアが一方的に悪者で、ウクライナは被害者と映っていますが、ウクライナ(ゼレンスキー大統領)にも今回の侵攻を招いた責任は大きいように思えます。

肉じゃがカレー

週末のゴルフの帰り道、車のなかでの会話の定番は「今日なにを食べようかなー」あるいは「何を作ろうか」というもの。帰る直前にゴルフ場のレストランで適当なメニューを”お持ち帰り”で注文して、それを夕飯にする人も少なからずいるのですが、持ち帰るまでに当然冷たくなってしまうし、たとえば親子丼、カツ丼などは卵が半熟のまま食べるべきで、レンジなどで温め直さないでそのまま食べるのが”正統派”とか。でも一人で”冷や飯”を食べているようで、なんか侘しい感じ。そうかといってソバでは伸びてしまうし、揚げ物なども水分を吸ってしまって揚げたてというわけには行かなくなってしまいます。カレーライスなどは問題ないですが、カレーなどは自分で簡単にできます。コロナのお陰もあって、自分で料理することに抵抗なくなったおじさん達は、毎日家庭の主婦にも似た悩みを抱えています。実のところ、作ることはさほどのことではなく、何を作るかを決めるのが問題というか面倒なことなのです。                                    「今日私は肉じゃがの予定」と言うと、                    「肉じゃがか・・たまにはいいっすね」                    「肉じゃがとかカレーってのは最も簡単で失敗のないメニューだよな」      「どちらも材料はほとんど同じだし、カレーだったら濃ければ水を足せばよいし、薄かったらルーを足せばいいんだから」                          「余った肉じゃがにカレーのルーを入れたらすごく旨いカレーになるの知ってる?」「そんな裏技あるですか?でもそれって相当味が濃くならない?」        「いや、それがそうでもないんですよ。騙されたとおもって一度試して見てください」てなわけで早速2日後には肉じゃがカレーを試してみました。                ちなみに、余った肉じゃがも温め直せば問題なく食べられますが、野菜がくたくたになって、特に溶けてしまったような玉ねぎがイマイチと思っていました。でもカレーにすればその辺は全く問題ありません。                       確かにさほど濃くなったわけでもありません。濃ければ水を足すか、ご飯とのバランスを変えれば解決です。なるほど元々コクがある味付けにカレーの味が加わって絶妙。 和風カレーとでも言いましょうか独特なカレーになります。誰が考えたのか、思いもつかないことをやってみる事に新しい発見、発明があるということでしょうか。

*肉じゃがカレー。色もやや濃いめになって深い味わいのカレーになりました。肉じゃがに好みで入れたシラタキが残ってたりして、肉じゃがの名残をとどめておりました。

NHKが見れない・・

以前にも紹介しましたが、”TV Box”と呼ばれる小さな機器をネットに繋ぐと、無料で日本のテレビ番組がほぼすべて見れるのでSPでも重宝しています。民法もWOWOWも見れるし、それどころか米国や英国、中国、韓国、台湾、ベトナム、タイなど世界中のTV番組が見れてしまいます。でももちろん私は日本の番組だけで十分です。    多くはNHKニュースと大河ドラマ、朝ドラそして大谷翔平が出場する試合など、見る番組は比較的限られています。                             4月になってNHKのアナウンサーもたくさんの異動があったようで、大分雰囲気が変わりました。看板アナの桑子さんは朝7:00のニュースを降りて“クロ現=クローズアップ現代”の担当に。後任は首藤奈知子さんという松山出身のアナ。異動は世代交代と言われていたので、当然彼女より年下の人に違いないと勝手に決めつけて見るものの、失礼ながらちょっと老け顔。若くても老け顔の人はいるので、そういう人なんだろうと思っていたのですが、何度も見ているうちに”これはひょっとしたら本当におばさんかも”と気になってサイトで調べてみました。するとなんと42歳ということで、桑子アナより年上でした。世代交代には違いないけど、上の世代に交代とは!?NHKの7時のニュースといえばNHKの顔。そんな人事もあるんですね。大きなお世話というかどうでもいいけど。

*首藤奈知子アナ。今年の写真ですが、これは良く撮れてますね。

そんなつまらないことを考えていたら、先日突如NHKが見れなくなってしまいました。本当に突然NHKもBS1もBSPも番組選択から消えてしまったのです。何度電源を入れなおしてみても、リモコンのボタンあちこち押しても戻りません。きっとNHKも違法に配信されていることを知り、TV Boxに繋がる何かを切ったのか、中国と思われる配信先に警告を発して配信出来ないようにしたのか。                   以前もそれまで見れていた”ゴルフネットワーク”というチャンネルが見れなくなってしまったことがありましたが、NHKが見れなくなったことに比べれば大したことはありません。TVなど見れなくともどうということはないですが、今まで普通に利用できたものが突如できなくなるってのは、とても損した気分であります。少なくともアメリカとの時差もあまりないため、良い時間に放送されていた大リーグの大谷選手の活躍は見たかった!

車の選定

免許が取れれば次は車の購入ですが、昨今の長納期に加えて”防弾仕様”にするとさらに時間がかかるということで、早速車の選定に入りました。             防弾車にするか普通の車にするかについては、当初は普通の車でも問題ないだろうと考えていましたが、つい最近普通の車を運転していた日本人駐在員が、停車時石で窓ガラスを割られて携帯を奪われたり、麻雀仲間のHさんの経験を聞き、やはり防弾車にすべきかと考え直しました。Hさんの場合、やや昔の話ですが、走行中前後を賊の車に挟まれて停車。(金品を出せなどの)賊の言う事を聞かなかったためにフロントガラスに銃弾を撃ち込まれたそうです。しかし防弾仕様であったことと、警報装置が鳴り響く機能があったため、車(フロントガラス)は傷ついたものの無事逃げる事ができたそうです。さらに最近ではコロナの影響(職を失う人が増えた)もあり、SPの治安はさらに悪化していることもあり、思い切って防弾車にすることにしました。

防弾車にするには車の価格プラス150万円から200万円もかかる上、納期もかかるし、重くなるので燃費も悪くなるし、さらに中古車としての引き取り価格も一般車よりも安くなってしまうというデメリットがいっぱいあるのですが、命には代えられません。  基本的に、ある一定の大きさ以上であればどの車種でも防弾車に加工することは可能なのですが、トヨタの場合、特定加工業者と契約し、”トヨタディーラーが品質を保証する防弾車”を提供しています。                         さらにその防弾車のグラスというのも2種類ある(5年保証、10年保証でそれぞれ透明度も違う)ということで、実際のものを見て決めることを勧められました。

その防弾車加工工場は、事務所から車で40分ほどのところにある、日本でいう”町工場”と言ったところですが、平屋の工場には20台以上が改造中でした。その会社だけで月に100台ほど注文があり、ブラジル全体では年15,000台ほどの需要があるそうです。  日本で一般の人が防弾車を乗るのいうのは考えられませんが、ブラジルでは珍しいことではなく、良くも悪くも日本には存在しない300億円ものマーケットがあることになります。

*防弾車への加工工場の現場。20台以上が改造中でした。
*1台1台、ガラスを入れ替え、電気配線を変えないようにドアに鉄板を埋め込むなどの作業はすべて手作業です。
*実験用の被弾した車体。国の基準では一つの窓に4発受けても耐えられる、というのが一つの基準だそうで、写真では5発から10発受けても耐えていることを示しています。でも同じ場所に2度当たれば、貫通してしまうそうです。

加工工場を見学した後は、そのままトヨタのディーラーに行って、トヨタカローラの防弾車(グラスは10年保証)を注文してきました。さほど急ぐ必要もなかったのですが、メーカーはディーラーが保証するトヨタに決まっているし、その店にあった車で選択できる車種はカローラとヤリス、エティオス、ハイラックスぐらいしかありませんので、(重くなるので)ある程度の排気量の車となると自ずと決まってきます。

運転免許取得‐それから

運転免許取得の申請してから間もなくの2月10日に視力の検査があり、その一週間後適性検査(知能検査のようなもの)を無事終了して、実技試験の日を待っていたのですが、2か月ほど経った先週になってようやく案内が来ました。4月7日(木)に”練習”、翌8日に実地試験です。まあ、ブラジルだからこんなもんでしょう。                                  日本及びオーストラリア、シンガポール、インド等で40年以上も無事故で運転していたし、インドでは4年以上もマニュアルシフトを使っていたのですから、今更練習など必要ないと思ったのですが、ここは謙虚にサポーターのAさんのアドバイスというかアレンジを尊重して7日に練習場へ。

そこは日本でいう自動車学校があるところで、一般道の交通量の少ないところを使い、坂道発進や縦列駐車などを練習します。車はフォルクスワーゲンの小型車。日本で走っているかどうか知りませんが、”Golf”の一つ下くらいでしょうか。         自信満々にスタートしようとしたら、いきなりエンスト。1速に入れたつもりが3速でした。1速に入れなおして、快調に加速して3速で時速40㎞を超えると、助手席に座った教員が、何か言いながら何かを指さしています。先を見るとそれは最高速30㎞制限の標識でした。そのあたりは高級住宅街で、制限速度は30㎞。2速までで十分です。慌ててブレーキを掛けると、そのブレーキの利く事。軽く踏んだつもりが急停車のようになってしまい、自信がちょっと揺らぎます。まあ練習だから問題ないですが、慣れない車というのはこんなもんかも知れません。 一周500mぐらいでしょうか、そこを5周ほどして縦列駐車、坂道発進を繰り返しました。左ハンドルはさして問題ないですが、さすがに車そのものにも慣れるためにも練習して良かったと実感した次第です。本番の試験も同じ車種でやるそうですし。

*縦列駐車の練習場所。翌日の本試験も車も含めてほとんど同じ設定でした。実はこの写真の先で教習所の車と一般のスバルフォレスターが衝突していました。どちらが悪いのか分かりませんが、たぶん教習車の方でしょう。30㎞制限なはずなのに、スバルはレッカー車が来るほど壊れてました。もちろん教習車もですが。

さて翌日の試験日。                                場所は別なのですが、道路には同じ車種が10台くらい並んでいます。Aさんによると、その日の受験者数は350人ほど。Aさんは早く済むようにと早い時間(8時から)の受験をアレンジしてくれ、8時過ぎには順番が廻ってきました。            「Aさん、もし万が一不合格だったら、すぐにまた受けられるんですか?」    「大丈夫、合格しますから。私の知っている優しい試験官を付けてもらうようにするから心配なし」Aさんは自信たっぷりです。                    自分の順番が来て車の中を見ると、試験官は女性です。女性だから優しいかどうかは分かりませんが、フレンドリーにいろいろ話かけてきます。正確には分からなかったけど、”どこで働いている?”とか”SPは好きか?”とか、運転試験などどうでも良さそうな雰囲気です。まず最初に縦列駐車のテストのはずですが、前に他の試験車が居て邪魔だったので、「先に行こう」とスキップです。坂道発進のテストもスキップで、ぐるっと一周りりしておしまい。5分もかかりません。                    「あのー、これで終わり?」と聞くと笑顔で「OK。終了!」これは合格の意味なんだろうか・・・                                  降車後Aさんに「なんにもやらなかったけど、これで合格ですか?」と聞くと、  「合格。問題なし」まったく試験とは言い難いほどあっけなく、ホント、これなら落ちようがありません。ブラジルらしいと言えばブラジルらしいですが、こんなんなら試験など無くして、日本の免許の書き換えだけにしてほしいわ。            Aさんによると恐らく4月中には運転免許が郵送されるだろうとの事でしたが、私の周りには合格してから半年も待っている人もいたりして、信用していいものだろうか?

*試験日の朝8時前ぐらい。既に多くの人が列を作っています。さすがに若いひとばかりで、我々日本人(4人)はみな年寄ばかりで、背景を知らない人から見たら異様であったでしょう。受付のあたりにはちゃんと朝ご飯を提供する屋台が出ていました。

Yakissoba(やきそば)

今更ながら、なぜヤキソバのポル語表現が”Yakissoba”になるのかが分かりました。 普通にYakisobaと書くと、ポル語読みでは“ヤキゾバ”となってしまうからです。  日本でもマンションの名前にも使われている“カーザxxxx”のカーザはポル語で”家”の意味ですが”Casa”と書きます。

ヤキソバはブラジルでもとてもポピュラーな食べ物で、いたるところに”Yakissoba”の看板が目に留まります。アパートの近くでも屋台の店なんかもあって気になっていたのですが、2年半も経ってから試してみることにしました。

*屋台(小型トラックの荷台)の主人は中国系の人みたいです。
*中サイズで19レアル(なぜか最近レアルが急に高くなって490円ほど)

肉とかSea Foodとか選べるのですが、肉を選んだところヤキソバを作って容器に入れた後、調理してある肉を載せただけ。肉のうまみがソバに染みない気がしますが、フライパンには肉の味やエキスは残らず、べジ系の人への配慮か?            味はまあそれなりで、日本のヤキソバの味とは違います。

ところで日本のカップ焼きそばは良くできていると思いませんか?ペアングソース焼きそば、一平ちゃん、UFO、ごつ盛りなどなど。袋麺でのヤキソバも悪くないと思いますが、手軽さでいまやカップ焼きそばが主流かと思われます。SPのMade In Japanでは一つ32レアル(830円ほど)もします。日本に帰った折など幾つか持ち帰る人も多いと思われますが、難点はかさばること。他の荷物の隙間に入れるので、3つも入れたらすぐにいっぱいになってしまいます。                               そこでアイデアなんですが、中身だけを袋ラーメンのようにして、容器は別売にして何度も使う。あるいは家にあるどんぶりや耐熱タッパーウェアーを使うようにして、値段を10%とか15%とか安くしたら売れるのではと思うのですが。                    カップヌードルを発明した時には、”どんぶりなんかどの家にもあるもの付けたって売れるわけないやろ!”と言われてから50年ほど。今や時代は変わって省エネ、省資源、さらに脱プラスチックの時代です。外で食べる人も多いでしょうが、家で食べる人の方が主流のはずです。あの大きな発砲スチロールの容器を一回使うだけで捨てていては大変なゴミになるし、私のような運ぶ人(かなり少数派でしょうが)にとっては半分は空気を運んでいるようなものです。                           この案をブラジルN社(食品メーカー)のKさんにお話ししたのですが、      「まだN社に入社して(転職して)数か月なのでなんとも言えないけど、値段がそれなりに安くなるなら売れるかもしれませんね」とのコメント。                                 実に良い案だと思いますけど・・・

*日本から持ち帰った一平ちゃん。メーカーは明星食品で、現在は日清食品の傘下にあるようです。

イカの沖漬け

友人の一人がイカ釣りに出かけて、一晩に50匹(パイ)以上も釣って、”イカ祭り”と称してイカ三昧の夕食に招待してくれました。                  イカ刺し、イカの炒めもの、イカの一夜干し、イカ飯、そしてイカの沖漬け等々。まさにイカづくしで、特にイカの沖漬けは美味でありました。酒のつまみには最高です。 「これって、釣ってすぐに船のなかでタレに付け込んだんですか?」と聞くと、       「いや、家に帰ってから作ったんですよ」                   「へー、全然問題ないというかおいしくできるもんですね。じゃ、私も新鮮なイカが手に入ったら作ってみようかな」                         その日は、このイカの沖漬けとイカ飯のお土産まで持たせていただき、家に帰ってからもしばらくイカ三昧の余韻を楽しめたのでした。

*お土産にいただいたイカの沖漬け。イカの目(写真の下の部分)も生々しいですが、日本人ですから問題なし。お酒が進みます。

翌週のフェイラ(市場)でなじみの魚屋さん(Takakiさん)に行くと、幸運なことに新鮮そうなイカがありました。「このイカ刺身になりますよね?」         「はい、なりますよ。新鮮です」 迷う事なく4杯購入。普段イカを買うときにはワタと皮も取ってもらうのですが、その日は”沖漬け”用にそのままで購入。家に帰ってタレを製作して即漬け込みました。タレは醤油とみりん、酒を同量混ぜて一煮するだけで簡単にできます。

*墨と骨を抜いて漬け込んだイカの沖漬け。2-3日冷蔵庫で保管すれば食べごろに。

3日ほど冷蔵庫に置いて食べてみると、頂いた沖漬けほどではなかったですが、十分楽しめる物に出来上がりました。                         2杯は沖漬けに、残りの2杯はスルメにしてみました。 これはヤリイカでスルメイカではないですが、どちらも一晩干せば”一夜干し”。数日干せばスルメになるということです。なんでも手に入るSPですが、アタリメというか”裂きイカ”は売っていても、なぜかスルメは売ってません。適当に塩して、酒を加えて数時間浸した後、3日ほど干すと出来上がりです。こちらも十分満足いく出来栄えとなりました。            ところでイカを数えるときに、なぜ一杯、二杯と言うのか。                生きているときは一匹、二匹でいいそうですが、店に並ぶようになると”杯”になります。それはイカを逆にすると優勝カップなどと形が似ていることからそう呼ばれるようになったらしいです。同じ理由でカニやホタテ貝も”杯”で数える人もいるとか。知ってました?

*ヤリイカでも問題なし。写真は焼く前の状態です。”♬肴はあぶったイカでいいー” と八代亜紀に歌われたように、ビール、酒との相性は抜群。誰が考えたのかマヨネーズに七味を加えたものと一緒に食べるのもまた良しです。

40年ぶりの麻雀

ゴルフ仲間の一人であるIさんから”麻雀やらない?家で夕飯も出すから”と以前から誘われていたのですが、40年以上もやっていないこともあってなま返事をしておりました。ところが、ある日のラウンド中にIさんの自宅の話になり、「自宅は1,000平米もあり、掃除がたいへんなのよ」と言うので、にわかには信じがたく「えっー?本当に家そのものが1,000平米もあるんですか?」と確認しても「そう」というので、ちょっと見てみたい気になりました。1,000平米の家といえば300坪ですから、御殿というかほとんどお城に違い建物ではないかと思われます。                               オーストラリアに居た時も多くのお屋敷を見る機会がありましたが、さすがに延べ床面積で1,000平米を超える家を見たことはなかったと思います。日系のM銀行の支店長宅など、4人家族とは言え、卓球台を置いてある部屋なんかもあってびっくりしましたが、それでも家そのものは500平米ぐらいではなかったでしょうか、たぶん。 

そんな巨大な家を見てみたいという興味がきっかけになり、           「では一度やりましょうか。麻雀は40年もやってないので思い出すまでしばらく時間がかかるかもしれないけど、それでも良ければ」というわけで、いよいよ参入しました。               「中国語勉強会」と名付けられたその麻雀グループは、現在4人のメンバーが居るものの、一人が欠けた場合は開催不可となってしまうので、そんな場合のいわば”補欠要員”を探していたようです。Iさん宅は私のアパートからタクシーで30分ほど。電車(メトロ)でも行けますが、こちらではUberが使えるので、タクシーでも7-800円程度です。  

タクシーで教えられた住所にたどり着き、インターホンを押すと、”はいはい、どうぞ”と入口の鍵がリリースされて、興味深々で中に入っていくと、日本ではなかなかお目にかかれない邸宅であることは間違いないものの、1,000平米の建物という風にも見えません。メンバーの一人、Iさんの旦那さん(こちらは純粋な日本人)に確認したところ、結局敷地面積が1,000平米で、建物の床面積ではないという事でした。ちなみにIさんはスペイン系日本人女性で、日本語に不自由はないものの、失礼ながら細かい表現になるとちょっと怪しくなってしまうという感じです。

麻雀は午後4時から始まり、あっという間に4時間ほどが過ぎて夕食タイム。その日のメニューはカツ丼。トンカツはIさんの旦那さんこだわりの豚肉で、大変美味でありました。なんでも豚の喉の部分だけをキロ単位で購入しているとか。           その後また麻雀再会で、終わったのはとうに日付が変わって1時近くになっておりました。麻雀をやったことがある人なら分かると思いますが、8時間ぐらいアッという間に過ぎてしまうんですよね。これが良いとことでもあり、悪いところでもあり。    翌日(といってももうその時は当日になっていましたが)はゴルフの予定もあり、睡眠時間は3時間ぐらいしか取れませんでしたが、不思議なことに眠さというか寝不足感をあまり感じなかったのには意外でした。これも良いのか悪いのか分かりませんが、たぶん年齢のせいなんでしょう。

*麻雀そのものは花パイを全部(8枚)使い、それらがすべてドラになる、いわば超インフレ麻雀です。一回の振込で飛ぶ(ハコ点)になることも。