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どら焼きを作る

海外で生活していると、なぜかあんこが食べたくなるというのは、自分の含めて多くの人が同じようなことを言います。                        どうしてだろう?と考えてみるに、日本食というと寿司などを思い浮かべるのと同様、甘いもので日本的なものというと「あんこ」が代表的な日本の甘味ということではないかと思われます。                               先日NHKの「ガッテン」を見ていたら、あんこというかあずきパワーについてやってました。便秘にはすごく良いとか。私はコロナで運動不足とは言っても、何日も便秘になることはまずないのですが、毎日快便というのは何とも快適なものです。      番組では、ある女性ボディービルダーが紹介され、彼女は毎日(毎食というくらい)あんこを食べて、「私の体はあんこでできている」などと言ってました。ボディービルディングとあんことあまり結びつかないような気もするのですが、胃腸が快調なことはボディービルディングには必須の条件なのでしょう。                その彼女のようにあんこそのものだけを食べる気にもならないし、あんこをおかずにご飯というわけにもいかないので、あんこを使った代表的なお菓子の一つ、どら焼きを自作してみることにしました。こんなことコロナがなければ思いもよらないことです。

作りかたは、難しいことはなにもありません。小さめのホットケーキを焼いて、間にあんこを入れるだけです。あんこの製作も簡単に言えば、あずきをじっくり煮て砂糖を加えるだけ。でもその火加減というか、どのくらいの水分量のうちに火を止めるかが結構ポイントとなります。水分を飛ばし過ぎると、冷めてからのあんこが硬すぎてぽろぽろになってしまうし、柔らかすぎてもあんことしてまとまらなくなってしまいます。もっとも固すぎたらあとで水を足して柔らかくすることもできますが。         あんこを挟む「ホットケーキ」の方ですが、実際市販の「ホットケーキミックス」を使って作る人も居るようですが、今回は小麦粉から作りました。ホットケーキミックスだと失敗は無さそうですが、そのものの味が強すぎて、あんこの味が引き立たなくなってしまうような気がしましたので。  

*あずきそのものは普通のスーパーで売っています。500gで200円ほど。
*あんこが出来上がる直前。柔らかくなったあずきに砂糖を加えて適当な粘度にするだけです。
*半分の250gを使っただけですが、大量に出来てしまいました。でも冷凍もできるのでなんとかなるでしょう。
*初挑戦にしては、まあまあといったところでしょうか。カロリーを気にしないならバターを塗って食べてもいいですね。

たった100gの小麦粉から6個もできました。                   しかし改良の余地は多々あり。後でわかったことですが、ベーキングパウダーより重曹を使う方がどら焼きには向ている、あんこには水飴(またははちみつ)を仕上げに使うとよりおいしくなる、生地を焼くときは蓋をすればよりしっとりと仕上がる等。   あんこはまだたっぷりあり、冷凍してありますので、またそのうち作ってみよう。

                       

三浦カズの(行ってた)床屋

これまでお世話になっているアパートのすぐ近くのAllumiという床屋。日本語も少しは分かってくれるのですが、散髪の結果がリクエストした通りにならないという致命的な欠点があります。男ですから細かい注文を付けるわけではなくて、「全体的に1㎝切ってくれ」ぐらいなのですが、仮に1㎝と言うと2㎝は切ってしまいます。切っているうちに左右のバランスが崩れて、もうちょと、もうちょっとと言っているうちにそうなってしまうのでしょう。じゃ、0.5㎝と言えばいいのでしょうが、そこまで客が気を遣う必要があるだろうか。要は下手なんだと思います。

日本人経営の(日本語が通じる)床屋は他にも数件あります。ただ家から多少遠くなるだけ。そのうちの一軒は昔サッカーの三浦カズが愛用していた店ということで、興味もありそこを試してみることにしました。メトロで3駅ほどですから、30分もかかりません。

その店は”Barbearia” という床屋そのものの名前です。経営者はYuriko Hayashiさん。まず電話で営業しているかを確かめると、「はい、やってますよ。でも午後3時頃には閉めます」。ではせっかくなので、近くでランチしてその後行ってみることとし、13:30ごろに予約しました。(一応予約制)

その日のランチは、前から行って見たいと思っていた「レストランSato」。そこのRabada(牛テールの煮込み)がそれなりに有名です。プロが料理がした牛テールはどんなものかという興味もありましたので。

*レストランSatoの入り口。日本でいう街の食堂って雰囲気。うどん、ラーメン、焼きそばなども。
*真ん中が牛テールの煮込み。浮いている白いのはジャガイモです。左から時計まわりに豆の煮たもの、パン、野菜の煮つけ、ライス。味はさすがですが、少々油が強すぎの感あり。お値段35レアル(約700円)
*店内の様子。右側の女性はなんか雰囲気が違うと思ったら、従業員の一人で食事中のところ。日系人の経営で、陽気な従業員が印象的でした。このへんはブラジルらしいところか。

さて肝心の床屋ですが、行ってみると客は私一人。店員もその日はHayashiさん一人(たぶん店長)。普段はもう2人スタッフが居るそうですが、その日はお休みでした。Hayashiさんは年のころ70歳ぐらいで、日本語は完璧。              世間話も料金の内、みたいにさすがに情報豊富、レストランSatoは牛肉の味噌漬けがおいしいとか食材の話などをしていたら三浦カズのこと聞き忘れてしまいました。聞いてみたところで、どーってことなく、ただ客の一人だったというだけでしょうが。お値段も50レアル(約1,000円)とAllumiの85レアルよりかなり安めでもあり、なんといっても意思疎通に問題ないのは助かります。

*今月から引っ越して、現在の場所に。前の店は1階、この新しい店は2階で、鉄格子越しに客の顔を見てから開錠するので安心だとか。
*Hayashiさん(Barberia)の名刺。

針と糸

先週事務所に行ったおり、会社でやや高性能なマスクを購入したので一箱(50枚入り)どうぞ、と手渡されました。もうマスクが手に入りにくいということも無さそうですが、ありがたく頂戴いたしました。

早速翌日使ってみようとすると、いとも簡単に耳掛けのゴムがマスクから切れてしまいました。接続部分は単に圧着してあるだけのようで、製造不良に違いありません。でも2つ目も3つ目もその次も、手をかけただけで簡単に切れてしまいます。切れるというより、最初から繋がっていないぐらいの感じです。                「さて、どうしたものか・・」消耗品とは言え、このまま棄ててしまうのは、”もったいない精神” を是とする私としては忍びなく、再生方法を考えました。 

*50枚入りの箱のパッケージの表示からすると、ブラジル製のようです。不良品であること間違いないので、スタッフに頼んでクレームしてみよう。

一番簡単な方法はホッチキスで止める方法です。でもそのためにホッチキスを買っていたらマスクを新たに買った方が安いだろうし、強度にも問題がありそうな気もします。確実な方法は針と糸で縫うことです。強度も大丈夫だろうし、見てくれも良いはず。

でも針と糸ってどこに売っているんだ?                     会社の日本語が堪能なスタッフに聞いてみると、Americanaという雑貨屋か、Extraというスーパーにあると思う、とのアドバイス。早速、針と糸というポルトガル語(Agulha e Linha)を調べて近所のレストランでのランチの後、その雑貨屋に寄ってみました。確かにAmericanaという雑貨屋は日曜品ならなんでもありそうな店です。店員に携帯に打ち込んだAgulha e Linhaという字を見せると、わかってくれたのですが「取り扱っていません」とのサイン。 こんな店でも置いてないなら、普通のスーパー(Extra等)ではあるわけないと判断して、急ぐわけでもないのでしばらく放置。  それから数日間、通りすがりの「女性用の趣味の店」といった感じの店や、以前紙を買った「Paper & Homes」などにも寄ってみましたが、どちらも取り扱いなし。ブラジル人は針と糸なんて使わないんだろうか・・・

ところがある日、ダイソーに行って小物入れを探していたところ、”ひょっとしたら”と廻りを見まわしてみると、あるではないですか針と糸のセットが。なんと3種類もあります。どれも針と糸どころか、ハサミやボタン、安全ピン、メジャー、針通しなども入って10レアルほど(約200円)。これを(日本なら)100円で売って利益が出るのだろうか?というくらいの充実度です。                       なんかうれしくなってきて、帰ってからすぐに”マスクの修理”です。ささっと10分ほどで5つほど修理完了。小学校の時の家庭科の授業で使い方を習っておいて良かった、なんて思った次第です。ブラジルを含め、海外では日本のような”家庭科”ってのは無いようですね。日本の義務教育に感謝。

*ブラジルでは200円ぐらいになりますが、日本ではこれで100円とは信じられないくらいです。

強盗用サイフと携帯

ブラジルでは年間6万人もの殺人事件が起きているそうです。実に毎日160人を超える計算になりますが、そう考えると自分の身のまわりでもしょっちゅう殺人事件が起きているんでは?などと感じてしまいますが、確率的には2億人の6万人ですから0.03%。しかし日本は0.00024%ですからブラジルは125倍も殺人発生率ということになります。 ちなみに最悪な国はエルサルバドルで0.06%でブラジルの2倍。このレベルでの2倍、3倍は大同小異、日本は100倍以上も安全なのですから別格です。

 でも普段の生活では命の危険を感じるなどということはほとんどありません。住んでいる地区が比較的安全と言われている地域のせいかも知れませんが、ただ、窃盗、強盗となると日常茶飯時とまでは言わないまでも、まあまあかなりしょっちゅうです。  日系人が被害に会うと、登録している日系人には領事館よりメールでレポートされますが、半年に1-2件は発生しているような感じです。路上で少年グループに襲われ、所持品を取られた。石で車の窓ガラスを割られそうになったが、防弾車であったために被害なく無事であった等です。ほとんどは夜中に発生していますが、中には白昼であったり、サンパウロの中心地であるパウリスタ通りの近くであったり、あるいは日本人街のディベルダージで発生したとの報告もあります。

常に周りへの注意を怠らない、(奪い取られることがあるので)歩きながらの携帯はしない、高級時計などは身に付けない。不信な人物が近づいてきたら、店に入ってしまう。(逃げ込む店があればですが)そして、もし万が一強盗に会ったら、命の危険があるので決して抵抗はしない等。                         私も殺されることはまずないだろうけど、一度くらいは窃盗に会うのは避けられないかと覚悟はしております。それでも、多少の現金はあきらめがつくとしても、携帯を取られるのは極めて困ってしまうので、取られてもよい予備の携帯、そしてサイフも準備もしています。

*フェイクの財布と携帯。インドで使っていたキャッシュカードやマイレージカード、日本の使っていないカードなどを入れています。現金も少々。携帯もインドで使っていたiPhoneですが、もちろん使えません。
ケースは日本の100円ショップのものです。

強盗に会った場合には、ポケットやカバンに手を入れてサイフなどを出すしぐさをしてはいけません。強盗に、拳銃を出すかも知れないと思われるので。カバンは丸ごと差し出します。でもカバンを開けて逆さにして中身を出せば、そしてその中にサイフや携帯が含まれていれば、それを奪ってすぐ逃げてくれるかもしれません。本物の財布と携帯は、カバンの内ポケットに入れて、逆さにしても出て来ないようにしておくわけです。これは私独自のアイデアです。フェイクとバレたら余計危険になる可能性はありますが、まずバレないでしょう。強盗だって必死ですから。              万が一の場合、そんな冷静な対応できるかどうかは分かりませんが、備えあれば憂いなし。そうして準備していると、強盗にも会わないような気がします。サンパウロに来て、もうじき1年になろうとしていますが、不審な人に声をかけられたことは1-2度あるものの(何を言っているのか分からないので、完全に無視)、未だこれと言った危険な目には会っていません。

駅にはトイレが無い

サンパウロのメトロには、日本では当たり前のようにあるトイレがありません。稀にある駅もありますが非常に限られています。公共のトイレというのもまず見かけません。朝家から職場に行く途中で催すことも普通にあることだと思うのですが、そんな場合はどうしているんだろうか?なんて、コロナでこのところメトロで通勤はしていないもののちょっと気になります。そして、最近増えているホームレスは、トイレはどうしているんだろうか?なんて疑問も沸いてきます。

その日はアパートの掃除の日だったので、事務所に出社しました。事務所にはもう一人来ていたので、素朴にトイレの疑問を聞いてみると、              「そうですね、どうしても必要な時は店に駆け込みます。店は普通トイレだけでも貸してくれますよ」                               「でも一般的に店は10時以降じゃないと開いてないし、朝の通勤時には使えないんじゃ?」                                   「そうですね、あとはガソリンスタンドかな」                  「なるほど。じゃ、ホームレスはどうしてるんですかね?」           「その辺でいたすしかないでしょう。公園とかあればそこの片隅とか」       「そうですか。でもホームレスも居るところにはたくさんいるので、所かまわずされたら大変。雨も降らないし(今は乾季)」                    「犬みたいに砂でもかけてくれたらまだいいんでしょうが、そんなこともしてないでしょうね。そのままですよ、きっと」                      「飲み水なんかは?」「水は店なんかでもらえるんんじゃないかな。食べるものもあまりものとか」                                「そうですか。日本にもホームレスはいますけど、結構彼らは自らの選択でしている人も多いんですよね。家や仕事が無くて止む無くホームレスになっているのではなくて」「ブラジルでも自ら選択してホームレスになっている人の方が多いんじゃないかな。家族と一緒に居たくないとか」                         「へー、そうなんですか・・」

その後、車中である日本人とそんな話になったところ、「先日ホームレスが木の陰でいたしているところをもろに見ましたよ。やはりその辺にやっていると思いますよ。時々道端にう〇ちが転がっているのを見ますが、あれは犬ばかりでなくて、人間のも混じってるかも」                                  ホームレスは道路脇にも結構いますが、公園や空き地にはテントを張ったりしてかなりまとまって暮らしています。プラスチックゴミなんかとはちがって、いずれは自然に還るものには間違いないですが、狭い公園とホームレスの人数から想像すると、そんな公園にはなんとも近寄り難し。                          日本では公衆トイレも充実しているし、ホームレスの絶対数が少ないので、その点ではやはり清潔ですね。

*数少ないトイレのあるParaiso駅。ParaisoとはParadiseのことで天国、地上の楽園駅です。
*トイレの入り口。表示も共通でごく普通の地下鉄のトイレという感じ。使用料は無しでした。
*トイレットペーパーが備わっていました。でもいつか書いたように、トイレットペーパーは流さず、脇のごみ入れに。〇〇〇が付いたペーパーが少々。昔の日本の公衆トイレよりはきれいかも。
*なぜか個室のみで「小用」のトイレは無しです。手洗い用の水道や手を拭うペーパーは備わっていました。Sanitoriosとは公衆衛生のことで、ここではトイレの意でしょう。

レストランでの一人ランチ

ここ数か月、コロナのお陰で昼食も自宅で食べることが多く、たまにバーガー店やピザ店からテイクアウトするぐらいが、他人様の作ったものをいただく機会でありました。コロナの状況は相変わらずなものの、なぜかサンパウロでは一時よりはマシな状態とか。理由は何?と聞くと、「自然減少」。すなわち経済活動制限などが効果を発揮したわけではなくて、一次感染が自然とピークを過ぎたらしい、ということです。

そのせいか最近はランチタイムには店を開けて、客が中で食べられるところも増えてきました。                                   一方、以前紹介した「Aleloカード=食事カード」の金額がいつの間にかけっこう溜まっていました。このAleloカードは、国が法律で定めた社員のための食事用のクレジットカードともいうべきものですが、毎月定期的に770レアル(約15,400円)ぐらいが加算され、使っていないのですから当然です。                   このカード、スーパーでも食品を買うときには使えますが、お酒には使えません。私が主に食材を仕入れるフェイラ(市場)でも使えないし、もちろん現金に交換することもできません。                                 もともと一人でレストランで食べるのは好きではないのであまり気が進まないけど、このAleloカードを消費するためには、なるべくレストランを利用するしかなさそうです。もっとも、いい加減自分で作って食べるのも飽きてきたしで、良い頃合いかも知れません。

ということでまずは近所を散歩がてらぶらぶらしてみると、以前「閉める店、開店する店」で紹介したところは、BRO Burgerというハンバーガー屋になっておりました。早速試してみることに。

*BRO Burgerの向かって左が和食屋Buenoでまだ休業中。その隣も改装工事中です。たしか元はPor Kilo(従量制)レストランでした。
*39レアルのバーガー。メニューに書いてあることがわからなかったので、一番上のを頼みました。たぶんこの店の基本のバーガーでしょう。
*店内はやや閑散とした感じ。まだテイクアウトが主かも知れません。

その日はやや肌寒かったので(冬ですから当然ですが)、ハンバーガーと温かい飲み物を注文しようとしたところ、温かい飲み物は無いとのこと。たぶん手が掛かるので省力化しているのでしょう。仕方なくハンバーガーには定番のコーラを注文。そこは残念だったものの、ハンバーガーそのものは悪くなかったです。もっとも値段も39レアル(800円ほど)もしますから当然かもしれませんが。               初春のランチタイムにちょっと近所をぶらっとして気分転換するのは、思いのほか気持ちの良いものでした。そして何より食事の後片づけをしなくていいのはありがたし。

シミ取りクリーム

若いころは、肌のお手入れなど全くお構いなし。いくら日に焼けようが気にすることなどなく、またシミなどになることもほとんどなく気楽なものでした。        歳をとるともう外見など気にしなくて良いようにも思いますが、いままでなかったものが出てきたり、あるいはあるべきものが無くなったりで逆に気になるということもあります。いや、歳をとったからこそ外見に気を遣うべきでしょう。黙っていても、外見の衰えは明らかであり、「加齢臭」なんてものも出てくるようですから、年寄ほど清潔感と身に着けるものには気を使うべきかと。

サンパウロでの飲み会などでそんな話になったことがあり、年配者も多く皆同じように考えているのか、顔のシミをレーザーで除去している人が結構いることがわかりました。女性にとっては普通のことのようで、男性でも結構いたのは意外でした。整形美容大国の韓国製のレーザーを使っているところが良いとか言って、店も紹介してくれたりしましたが、今更レーザーまで使ってそこまでする必要があるのか?と思っていたところ、たまたまですがとても効果的なシミ取りクリームがあると、サイトの宣伝が目に留まりました。たぶん、レーザーでの「シミ取り」とかで検索して調べていたら、そのクリームの宣伝が自動的に入ってくるようになっていたのかも知れません。そこには、魔法のようにシミがきれいに消えてなくなった写真なども掲載されています。     それは今年の2月のことで、コロナ騒動の直前。その後日本へ一時帰国したので、騙されたつもりで、日本のAmazonで買ってみました。約5,000円也。これまで500円もしない化粧水やニベアクリームくらいしか使ったことが無い私にとっては、整髪料などを別にすれば初めての「化粧品」とも言うべきものです。正確には医薬部外品だから化粧品とは言えませんが。

*「シミトリ―」名前からして怪しい気がしないでもなし。顔全体ではなくて、ピンポイントでつけていたので、半年使ってもまだ1/4ぐらい残っています。

サンパウロに帰ってから使い始め、現在およそ半年が過ぎました。結果を検証してみるに、多少薄くなったか?ぐらいのところでしょうか。以下の写真を比較して全く効果なし、と言う人もいるでしょう。でも騙されたとまでは言えないかも知れません。いずれにしても、顕著に効果があったということは無し。                以下、恥ずかしながら自分の顔の一部を使用前、使用後を公開します。読者の中にも使っているひとがいるかもしれませんが、大きな効果があったという人が居たら教えて欲しいです。効果が薄かったのは、日焼けから来る単なるシミではなくて、老人性のシミだったせいかも。だったらちょっと悲しいけど、仕方ないとあきらめるべきか。

*使用前。(半年前の顔の一部)
*現在の同じ部分。肌の色そのものも違うように見えますが、上は半年前のものなので、場所も光の加減も違うためだと思います。

冬はもう終わりか

今はもう8月も中旬。北半球でいえば2月の中旬で冬も終盤ですが、最低気温は17度ぐらいと暖かいにもかかわらず、もうこのまま冬はおしまいになるのか。今日も日の出後の最低気温と思われる時間でも18度。最高気温の予想は28度。明日からは3日連続で30度を超える予想で、まるで夏。                          地元の知人Lさんに「もうこれで冬も終わりですか?」と聞くと、        「もう一度寒くなる時があると思うけど。今年はちょっと異常に暖かいと思う」   もう一度って、まだ一度も冬らしい寒さなんて来てないけど。           前任者からはサンパウロの冬は結構寒いと聞いていたので、今年は例外なんでしょうが、これだと社員のだれも暖房器具を使わない(持っていない)というのも分かります。常夏という言葉がありますが、サンパウロは常初夏いったところです。     シドニーも気候的には快適と思いましたが、夏は40度くらいになることもあったし、サンパウロの方が気候的には快適であること間違いなく、夏も熱帯夜なんてこともまずないし、気候だけみれば世界一の街と言っていいかもしれません。(もちろん残念な点も山ほどありますが)

*日の出直後(6:30頃)の一番気温の低いと思われる時刻でも18度を示す道路沿いの気温と時間を示す掲示板。(温度と時間が交互に表示されます)
*近くのフィットネスクラブ。この国も肥満の問題は深刻です。コロナで人数制限もあり、早朝にもかかわらず行列ができています。しかしわざわざ3密に近いところでしなくとも。。。

アパートは北西向き(北半球では南西向きと同じ)のため、午前中は外の温度が上がるとともに部屋の温度は一時下がる気がしますが、午後は直接日が当たりかなり暑くなります。外が28度なら、部屋の中はカーテンを閉め切っても30度を超えているでしょう。エアコン(冷房)が必要なほどではないですが、Tシャツ一枚で十分です。     日本はいま記録的な猛暑らしいけど、あの強烈な蒸し暑さがあってこそ秋の気持ちのよさや、神々しいような秋の雰囲気が感じられることでしょう。シンガポールは年中同じ気候で、季節感が全くないようなところでしたが、サンパウロはシンガポールほど暑くもなく快適さではずっと勝るものの、刺激の無さという点では似ているかも知れません。日本ははっきりした四季があるので、それが刺激になってみんな勤勉、仕事も勉強も頑張れるんだ、と言った人がいましたが、それも一理あるかもです。

からすみスパゲッティー

ようやく「Takaki魚店」でボラの卵が入手できました。              「電話したけど繋がんなかった。番号間違ってたみたい」             「そうですか。でも大体毎週来てますから問題ないですよ」            「こちらはボラの卵の塩辛。60レアル(約1,200円)。ご飯と食べたらおいしいよ」 最近は自分で作ることが多いので、作り方が気になり、             「塩辛というと塩だけで作ったんですか?」                  「塩とみりんと味の素と、、それから何て言ったっけ赤くて辛いの」       「とうがらしですか」「そうそうそれ」                     「冷蔵庫に入れといたら日持ちしますか?」                  「1-2か月大丈夫だよ」

*ボラの卵の塩辛。量的には100gぐらいか。
*ようやく手に入った新鮮なボラの卵。これから2週間強かけてからすみに仕上げます。

からすみを作る途中、すなわち塩漬けした後、日干しする前の状態で取り出したものを「生からすみ」というそうですが、この塩辛もそれに近いものと思われます。ならばたらこのように、スパゲッティーにあえて食べたら旨いかも。早速その日のお昼は、「生からすみスパゲッティー」を試してみることにしました。既に出来ている、スズキのからすみをおろしてふりかけたら、豪華なからすみ三昧のスパゲッティーです。    塩辛さ加減を見るために、少しつまみ食いしてみましたが、あまり塩っぱくなくて、塩辛という感じではありません。でも、塩加減は後でいくらでも調整できるので問題なし。  

*中央にふりかけてある薄茶色の粉がスズキのからすみをすりおろしたものです。

さてお味の方ですが、材料的にはリッチなスパゲティーにはなったものの、今一つピンと来ません。食べ慣れているせいか、たらこの方が合うようにも感じます。あるいは料理の仕方がまずかったか。もっとも食べ始めた途端に米国法人の駐在員から電話が入ってしまい、(元々はこちらから電話して、その返信なのですが)またそれが結構長電話になってしまい、電話が終わった後はもうどうでもよくなり、惰性のように冷めた残りを食べ終えたのでした。                            今度はレシピを良く見てもう一度挑戦してみよう。

魚屋の日本人おばちゃん

スズキの卵でからすみを仕込み始めてからも、ボラの卵でからすみで作ってみたいとの思いは捨てがたく、翌週もフェーラ(市場)に行ってみました。          2件目の魚屋に、年配の日本人らしきおばちゃんが居たので、いきなり「ボラの卵ありますか?」と聞いたら「今週は入ってないね」。                 うれしいことに日本語は完璧に通じました。でも、ショウケースの先を眺めて行くとボラの卵らしいものが置いてったので、「これってボラの卵じゃないの?」とそのおばちゃんに聞いてみると、「それあんまり新しくないんだよ。おいしくない。」     なんと自分が売っている商品をキッパリ否定してきました。           「それって、売れ残りって意味?」と聞くと、「そう、先週入ったものでちょっと古い」。私が日本人なので、魚にうるさいとみて正直教えてくれたのだろうか?    この短いやり取りで、私はこのおばちゃんの言うことを信用することに決めました。 「今度来る前にここに電話して、ボラが入っているかどうか確認したらいいよ」と、名刺をくれました。                               「名前は何て言うの?ボラが入ったら連絡してあげるから電話番号教えて」     彼女の名前はTakakiさん。名刺にはPescados Takakiとあったので、Pescadosがファーストネームかと思いきや、それは魚屋を意味するポルトガル語でした。     「ポルトガル語ダメ?」                           「もう覚えられないよ。覚える気力も無くなってきたし」             「いつ来たの?ここに居たらすぐ覚えるでしょう」               「若かったらね。とにかく連絡待ってます、よろしく」

 

*Takakiさん。カレイを3枚におろしたものを2つ購入。ほんとは皮が付いていた方が好みなんですが、もう取ってあったので仕方なし。
*Takakiさんの名刺

翌週も連絡はなかったけど、野菜や果物の買い物もあったのでTakakiさんの魚屋によってみると、「あ、ボラの卵ね、今週も入んなかった」               「いや、いいんですけど、今日はなにかいい魚ないですか?干物にしたいんだけど」 「うーん、じゃカレイなんかどう?さっきさばいたばかり」            「えっ?カレイがあるですか?じゃ是非それ一つください」 もう実物も見ずに即注文しました。信用しているということもありますが、実際カレイを干物や煮物にしたくて(唐揚げもいいですが)買えないものかと思っていたところでした。        一塩したカレイの干物は、えんがわもついていて、たんぱくな白身ではあっても味わい深く、また日本語が出来て信頼できる魚屋さんに出会えたことがさらに味を引き立ててくれているようにも感じたのでした。