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がっかりの一言・・・

書道の先生が、一時帰国の前に日本で買ってきてほしいものなどを実際に会って確かめたい、と言うので出発前の10月中旬近くの喫茶店で初めてお会いしました。その折、道具も持っていって、普段WhatsAppでは伝えられない筆の使い方なども教えていただきました。やはり対面でなければ伝わらないことはいっぱいあります。Web Meetingのように動画で出来たらかなり対面での授業に近い形になると思いますが、この先生はそこまでは考えていないようです。

11月ブラジルに帰国して、日本で買ってきたもの(日本でしか買えない教科書や特別な用紙など)やお土産などを渡すために、同じ喫茶店で再会いしました。ついでに指導を受けたり、月謝をまとめて支払ったりしたのですが、最後帰り際になって      「9月からのお月謝はいただいてますが、6月から9月の分はいただけませんか?」と、私にとっては耳を疑うような言葉が聞こえてきました。              一瞬たしかにかわいそうかな、という気もよぎりましたが、一旦合意していることを今更覆すというのはどうにも納得いきません。お金の問題ではありません。      ここは毅然と、                               「先生、私は当初からお支払いすると言ったではないですか。それでも先生は『WhatsAppではやったこともないしお金はいただけません』と先生自身で言ったのですよ。でもさすがにいつまでも無料というわけにもいかないから8月に料金を決めたときには、9月から適用するものとして先生も納得されたはずです」         ずるずるとゴールをずらす韓国政府のようなこと言わないでほしいと、かなりガッカリでした。先生の方からはそれから一言も発言なし。納得したんだろうか。してもらわないと困ります。

考えてみれば、結構首尾一貫しないことを口にする人ではありました。たとえば私が、「この筆、先が割れてしまって困るのですが、もう買い替えた方がいいですかね」 「いや、筆は10年以上も持ちますよ。買い替える必要なんてないですよ」     「そうですか」                                「でも、やはり新しいのは書きやすいってのはあるでしょうね」         「えっ!?じゃー、わたしゃどーすればいいんですか?」            「こっちで買うと高いですよ。みんな輸入になりますから3倍はします」などと、答えとも思えないような返事が返ってきて、”この人の血液型はAB型か” あるいは”芸術家特有の自分の矛盾を気にも留めないひとなのか”などと考えつつ、こーゆー人なんだと思うしかありませんでした。                          どのような関係であれ、お金のことで気まずくなるのはいやなものです。そして一旦このような発言を聞いてしまうと、仮に書家としてどんなに素晴らしい先生であったとしても、冷めて行く気持ちはどうしようもないのでした。

話題の映画3本

暇だからといって、2週間の待機期間中に見たわけではないですが、日本で話題の映画を2本、ブラジルに帰って1本見る機会がありました。               一つは話題の「鬼滅の刃・無限列車編」。日本では最速の興行収入を上げているということ、そして子供も大人も楽しめるという評判だったので行ってみました。ちなみにシニア料金が適用され1,800円のところ1,200円です。歳をとって良いこともあります。 このアニメ、全く読んだことがないのでWekkipediaで事前に”勉強”して行きました。本では21巻、テレビアニメでは26話まであり、劇場版の「無限列車編」はどの辺のストーリーを描いているのかは分かりませんでしたが、劇場版として独立して楽しめるのだろうと解釈し、でも実際に見てみるとほとんどわけのわからないストーリーでした。 事前にある程度”勉強”していたので、設定や背景は分かるものの、ストーリーは荒唐無稽と言わざるを得ません。子供だったら理解できるのだろうか?きっとストリー性にこだわってはダメなんだな、と思いつつもなんでこれが最速の興行収入なんだ?というのが正直なところです。でも絵はとてもきれいでした。               近年稀に見るアニメの傑作と言われる「ポケモン」も、荒唐無稽と言う意味では似たようなものですが、ポケモンが受ける理由は分かるような気がします。        息子にそんな感想を漏らすと、「本を読まないで見ても面白くないかも」とのことでした。

二本目は「罪の声」。今から35年以上も前のグリコ・森永事件を素材にしています。この事件は結局未解決事件となってしまうのですが、そこを塩田武士という作家が事実に基づいてミステリー小説として発表し、今年映画化されました。         こちらは面白かったです。きっと事実はこんなものかも知れない、そして真犯人はこんな人たちだろうと思わせるものがあります。おすすめです。

*罪の声の一場面。主役の2人。

三本目は「パラサイト/半地下の家族」。ご存じアカデミー賞の作品賞、監督賞などを取った韓国映画です。                             この映画は今年の2月の一時帰国の折に見たのですが、実に面白くもう一度見たいと思っていました。それは良くわからない部分もあったからなんですが、機内でもやっていないし、ブラジルでは仮に上映していても字幕はポルトガル語だし。。。      ところが今回の一時帰国から帰った数日後、WowWowで見る事ができました。TV Boxありがたし。実は2回見ても疑問の部分はすっきりしなかったのですが、とにかく傑作であると思います。 

*パラサイトの広告写真。疑問(分からなかった)部分は、前の家政婦の行方です。すみません、何のことか見た人しかわからないですね。

娘の彼氏に会う

約3週間の一時帰国も、過ぎてしまえばあっという間に終わり、ブラジルに帰国する日となりました。帰りも当然羽田からフランクフルト経由ですが、来る時と同じように半分はANA、半分はLH(Lufthansa)と思いきや、帰りは全部LHとのこと。羽田からフランクフルトまでは4人席に横になれたのは良かったですが、前半と後半の食事がほとんど一緒。すなわち前半も後半も選択肢の無いパスタメニュー(+簡単なサラダとパンとデザート)。私のような乗り継ぎの客を考慮してか、若干の違いはありましたが、ほとんど一緒。でもビール等の飲み物は自由だったので私にとっては問題ないですが。

今回の一時帰国では、日本でしか買えないものの購入や保険のこと、年金のことなどいろいろやることはあったのですが、その中でも娘の彼氏に会うというのも重要なイベントの一つでした。父親としては気が進まないけど、いつかは来る事。そんなことは出来れば避けたいけど、来ないのも困るといったところです。

その日はブラジルに帰る日の前日の夜。もっと前に設定したかったのですが、双方の都合によりギリギリで実現。これもお互い内心では気が進まないという心理がそうさせたのであろうか。待ち合わせ場所は、新宿の南口近くにある中華レストラン。     入口が見つからずキョロキョロしていると、娘(と彼氏)とバッタリ。と言っても待ち合わせていたのだから当然と言えば当然。                   「始めまして、XXです」                          「始めまして、○○の父親です」                        相手のプロフィールは事前にある程度聞いていたのですが、レストランに入ってから話のとっかかりとして改めて確認。                       「出身は岡山でしたか?」                          「はい、倉敷です」                             「行ったことはないけど、住みやすそうなところですね」            「はい、でも最近は観光地になってしまってちょっと落ち着きが無くなったような気がします」                                  「○○は彼の実家に行ったことあるって言ってたよな?」             「うん、一泊で」                               ま、こんな感じで始まったわけですが、一番聞きたかった将来の予定についてはまだ未定とのことで、親としてはもやもやっとしたものが残りましたが、そんな中でも一応親に会わせておこうという姿勢を評価するべきか。

実は、母親と兄(息子)には既に会っており、事前の”評価”を聞いていたのですが、一度会っただけですべてわかるものでもなし。会った限りでは、少なくとも変な人物では無さそうではあるけど、将来の設計、方向がはっきりしていないからと言って、26歳にもなった娘に今更良い、悪いと言ってもどうにかなるものでもなし。娘(と彼)を信じる以外に方法があろうか。父親というのは、誰が来ても反対するもの、という話もありますが、100%親の期待に応えられる人などいるはずもなく、「人間万事塞翁が馬」を座右の銘にしている私としては、運の良い出会いであることを祈るしかないのでした。

生協(スーパー)

前回も書きましたように、東京の自宅に帰っても家族はそれぞれ別な場所で仕事を持っているので、基本的にはブラジルに居る時と変わりません。今回はコロナ問題があったので、自宅が空いているのは、2週間ホテルで待機する必要もなく好都合でした。  自宅待機中であっても食品の買い物は欠かせません。家に一番近いスーパーは「生活協同組合」、いわゆる生協で、生協は共産党系の経営という話がありますが、近くて品数があることが最優先ですので、右翼の私でも気にしません。そこには「コンビニ弁当」ならぬ「生協弁当」もたくさんあり重宝しました。あれだけ種類があれば、仮に毎日利用したとしても、2週間は違うものが選べそうです。「カレーコーナー」なんかもあり、カレーだけを容器に詰めて買って帰れます。カレーはほとんどの人が作ったことがあると思いますが、脂っこくて鍋を洗い流すのが結構大変ですので、これだと後片づけはラクチンです。 

*どこのスーパーにもあるのかも知れませんが、この充実ぶりは見事です。しかも安い。奥には総菜と寿司コーナーがあります。

弁当コーナーの隣にはベーカリーもあり、こちらも重宝しました。殊に今回「塩パン」というのを発見し、少々感動しました。これはサンパウロにはありません。日本のパンというのは実に良くできていると思います。たとえそれが「ヤマザキパン」であっても。

*塩パン。レンジであっためて食べたら絶品です。それだけで何もいらないくらいです。

インスタント食品コーナーでは、カップ焼きそばの傑作と言われる「ペアングソース焼きそば」の超大盛を発見しました。確か一度生産中止になったと聞いた気がしますが、再開とともに超大盛もラインアップか。確かに従来の大きさでは食事としてはちょっと物足りないというか、もうちょっと食べたい、と思わせるものがありました。    早速試してみたのですが、さすがに2倍の量(たぶん)ともなると最後の方になると少々気持ち悪くなるぐらいに飽きてきて惰性で食べることに。でも完食しました。やはり傑作ではあります。

*ちょうど2倍の大きさと思われます。208円も安い!標準サイズでもブラジルでは見たことありません。

100円ショップ恐るべし

帰国して一週間が過ぎました。待機期間中に保健所から様子確認のための電話があるはずなんですが、これまで一回もありません。時々買い物には出ていますが、その間に架かってきた様子も無し。もちろん待っているわけではありませんが。PCR検査が陰性であっても、2週間の自宅待機の理由は、機内か空港で感染した可能性を否定しきれないので大事をとるということですが、ブラジルからと言ってもその可能性は極めて低いはずで、保健所もほとんど心配していないという事だと思います。前回書きましたように、乗ろうと思えば入国後そのまま電車やバスにも乗れるし、国も”黙認”と言ったところでしょう。

さて、2週間の待機期間中は何をしていればいいのか。ブラジルを出る前、一時帰国した経験者に聞いたところでは、その人はずっとホテルに居て、食事の時だけ出かけたり、出前をお願いしたりしていたそうです。それ以外はホテルでTVを見たり本でも読んでいたんだろうか。                              私の場合は、たまたま家が空いていたので、勝手知ったる自分の家、料理もできるし、自転車もあって季節も良いので、近くをサイクリングするなんてこともできます。  しかしブラジルとは12時間の時差があるので、昼間はたっぷり時間があります。   そんな時間を有効利用するためにも、書の練習はうってつけです。紙と墨(墨汁)は現地(日本で)買うつもりで、筆だけを持ってきました。              家から歩いて2-3分のところに生協(スーパー)があり、そこの2階にダイソーがあります。SPでもダイソーにお世話になっていますが、さすがに本場、品数が比較になりません。売り場面積は10倍ぐらいあるでしょうか。これなら書道用半紙や墨(墨汁)も売っているかもと、店員に「書道用半紙ってありますか?」と聞いてみると、「はい、ございます」といってわざわざ”書道コーナー”まで案内してくれました。さすがは日本、対応が丁寧です。その”書道コーナー”には、半紙はもちろん、筆、硯、墨、文鎮、半紙用下敷き、墨汁など、関連商品がすべてあるではないですか。しかもどれも100円という信じられない値段です。半紙は100枚入って100円。SPでは25枚で500円ぐらいしますから、その差なんと20倍!日本は安い!(というかSPが高すぎ)   

*ダイソーの書道コーナー。半紙と墨汁のみならず、文鎮、下敷き、硯、そして筆までも買ってみました。それでもわずか660円!筆の品質はイマイチでしたが、その他は全く問題ないです。 

また前日にはちょっとしたかすり傷を負ったので、近くのマツキヨ(マツモトキヨシ)で500円ほどでマキロンを買ったのですが、ひょっとして100円ショップにもあるのかもと”衛生用品コーナー”を覗いてみると、ちゃんとあるではないですか、オキシドールが。400円損した!なんてね。 

前回100円の針と糸セットの充実ぶりに感心しましたが(SPでは200円ぐらい)、今回は日本の100円ショップの充実さにびっくりです。食品なんかも売っており、普段の生活用品はほとんどが100円ショップで済んでしまうでしょう。しかも普段の生活に関係ない書道用品でもここまで取り揃えているとは恐れ入りました。

          

一時帰国

コロナ禍でいろいろ制約があるものの、思い切って日本に一時帰国することにしました。2月以来およそ8が月ぶりです。                       日本に帰っても2週間の待機期間があるなら帰る意味がほとんどない、とこれまで一時帰国することはあきらめていたのですが、日本でやらなければいけないこともそれなりに溜まってきたので、今回は約3週間強のかなりゆっくりとした一時帰国です。

ブラジルからは北米経由でも欧州経由でもほぼ同じ時間がかかりますが、現在米国は乗り継ぎのみでもブラジルからの入国を認めておりませんので、今回は欧州経由。   テニス仲間のLさんが経営しているJBトラベルという旅行会社にLH(Lufthansa)の格安の航空券を取ってもらいました。SPからフランクフルトまではLH、フランクフルトから羽田まではANAです。値段はなんと4441.19レアル(約86,000円)と格安。ここに税金が16,000円ぐらいかかりますが、合計でも10万円ちょっと。インドからの運賃と変わりません。航空会社には気の毒ですが、コロナの影響で良いこともあります。   空港も空いていました。待ち時間ゼロです。SPからフランクフルトまでは結構混んでいたものの、フランクフルトから羽田まではほぼ3席に一人という具合で、ほぼ全員が横になれるという状態。特に私は腰が悪いので、横になれるかどうかで疲れ方が全然違ってきます。なにせ片道24時間以上のフライトですから。

*SPの空港内。職員が暇そうでかわいそうなくらいでした。
*ANAの機内。機種は787だと思いますが、ほぼだれもが3席占領できる空き具合。
*LHの機内食。選択肢は無く一種のみ。パスタだとイスラム教徒でも、ヒンズー教徒でもだれでもOK。 作る方も簡単だろうな。パンが強烈に冷えてて食べる気せず。
*ANAの機内食。2種類の選択があったと思いますが、これはビーフカレー。おつまみやサラダ、いなりずし、卵焼きなども付いて、LHよりはるかに良いです。

さて、羽田でのPCR検査。機内で必要な書類(4枚ほど)が配られ、まずはそれらの書類をチェックの後、唾液を1‐2㏄ほど採取して提出。最近は大分短時間で結果が出るようになったらしく、待ち時間は1時間ほどでした。もちろん陰性。係官から、「公共交通機関を使わないで帰れますか?」という質問がされますが、「はい」と言えば、なんの確認もなし。私は息子に迎えに来てもらいましたが、あれではそのまま電車に乗っても全然わかりません。そもそも陰性の結果が出ているんだし、機内と空港で感染した可能性がゼロでは無いというだけで、ブラジル帰りとは言え、一般の日本人より安全と言えるのではないでしょうか。

*機内で配られた説明書。この4つのステップ全部で1時間ほどで済みました。

息子の運転する車に乗るのは初めてです。一緒に住んでいたのは高校生のころまでで、その後年に1-2度は会っていましたが、子供にお世話になる、ということはこれまでありません。うれしいことではありますが、もう親は必要とされていないと思うとちょっと寂しいような気もします。                          途中お昼の時間になり、「何食べたい?」というので「なんでもいいけど、ラーメンどう?」と言うと、息子はGoogle検索して近くのうなぎ屋を見つけだして      「うなぎは?」と言うので、                         「昔うなぎ食べなかったんじゃなかったっけ?」と言うと、           「社会人になって好きになった」そうな。うなぎも日本で最も食べたいメニューの一つだったので、もちろんオッケーですが、これって計画的誘導だったのかも。 

     

*特上、松、梅、竹の4種のうちの松。3900円也。特上はうなぎが3枚になります。でもなぜ松、梅、竹が上、中、下を意味するのだろうか?と調べてみると、特に意味はなく、どれも”同格”で、松、竹、梅の場合やその逆もありだそうです。

安楽椅子導入

ブラジルに来てから早一年。前任者のアパ―トにそのまま入居し、何でも揃っていて不自由はないのですが、ソファーだけは柔らか過ぎて少々不満に思っていました。というのも私は腰が悪く、柔らかいソファーなどに長時間座っていると腰がドーンと重い感じになり疲れてしまいます。腰が悪いのは、もう30年も昔の話になりますが、椎間板ヘルニアを患い手術した名残りです。手術後は何をしてはいけない、出来ないということはないのですが、床に長くは座れないし、深く沈むようなソファーに座っていると腰が痛くなってしまいます。                             入居後すぐに自分好みの安楽椅子を買うことを考えましたが、ソファーには横になることはあっても座らず、椅子に座る必要がある時には食卓用の固い椅子に座れば済むこと、と思っているうちに一年が過ぎてしまいました。               しかし、本を読んだり、TVを見るときにはやはり、ゆったり安楽椅子にでも座って見たいもの。

そこで、いつもお世話になっている会社の日本語が堪能なO氏の助けを借りて家具屋に連れて行ってもらいました。会社の近く(それはO氏の家の近くでもあるのですが)、にある家具屋に連れて行ってもらいました。会社の廻りには思いのほか家具屋が多いのにはちょっとびっくり。そして値段が高いのにも。電動でリクライニング出来るものの、最低でも5,000-レアル(10万円ほど)もします。インドで買ったときには手動式だけど2万円ぐらいでした。そんな印象があったので、10万円ではもうちょっと出せばマッサージチェアーが買えるんでは?などと言いながらもうちょっと安いものない?と2-3件見てみましたが、どこも同じようなものです。               O氏が「ではちょっと離れているけど、今のアパートの家具を買った店に行ってみましょうか?」というので、最後のつもりで行ってみることに。 

*モデルを決めてレザーの色を選んで、左の女性が発注作業中。店内の様子は日本の家具屋とほとんど同じような感じです。

そこは家具屋のデパートというかアウトレットのようなところで、右も左も家具屋ばかりです。値段は全体的に多少安い感じで、4,100レアル(8万円ほど)という安楽椅子を見つけたので、これ以上探しても同じと判断して、ほぼ即決。納品は約一か月後という、完全に注文生産です。無くてはならないものではないので、全然問題ないですが。

納品当日は、9:00から12:00の間と言われていたものの、ブラジルのことだからと当てにしていなかったのですが、意外にも10:30ごろちゃんと来ました。その配達業者はちゃんとゴミ(包装材)を持ち帰るなどなかなか感心。              ところで、こんな高い椅子なので、仮に日本に帰ることになったら持ち帰るべきだろうか。ブラジルの電圧は110V。仮に日本で使うとしたら、昇圧トランスが必要になるだろうし、もし故障したら直すのは不可能だろうから、置いてゆくべきか・・・

*店にあるときはそうでもなかったですが、居間の真ん中に置くとかなりの存在感です。
*このくらいの角度(リクライニング度)が私には快適ですが、ビールでも飲んだら間もなく気を失う事必定。

SPの運転マナーは良い?

ブラジルに来てからは車を運転しなくなったので、あまり気にすることも無かったのですが、SP(サンパウロ)の運転マナーはかなりいいです。            まず、クラクションを鳴らすことがほとんどありません。この点インドでは、前に車や人が見えれば即鳴らしていた感があり、私にとっては耐え難いことに一つになっていました。ところがSPではめったにクラクションの音を聞くことはありません。     また横断歩道でなくとも、人が渡ろうとすると車を止めて譲ってくれます。日本と同じくらいマナーが良いかも知れません。もちろん、インドでは普通だった道路を逆走するなんてのは皆無ですし、信号無視なんてのもこれまでほとんど見たことがありません。

ブラジルでは治安が悪いので、人々のマナーも悪いような印象があるかもしれませんが、そんなことは無いのだろうと思いつつ、サイトで世界の交通事故状況を見てみたら、世界で一番交通事故での死者が多いのはロシアで、ブラジルが2番目でした。  人口も2億を超えますので、絶対数が多いのは当然ですが、10万人あたりの死亡者数をみると、日本は3.1人に対し、ロシアは19.2、ブラジルでは18.5人と一桁違います。(2017年の資料) 原因は一部の地域を除き運転マナーが悪い、交通ルールを守っていないからということです。スピード違反、飲酒運転、駐車違反は後を絶たず、無理な追い越し、二輪車の無謀運転は日常茶飯事とか。確かに高速道路を走っていると、二輪車の無謀な運転や、ヘルメットはしていても、気候が温暖なので上下ともに肌がむき出しの服装だったりで、見ている方が心配になったりすることはあります。       もう一つの原因は、医療施設が整っていないので、交通事故で病院に運ばれてきても、助かる命も助からないケースが多いとのこと。                  結局、SPは例外の「一部の地域」だったようです。

一般に、交通マナーの悪いのはアジアの国に多いと言われています。筆頭は中国。交通ルールなんてあって無きが如し。東南アジアの悪さも目立ちますが、上記検索したサイトには中国とインドは交通事故死亡者数の統計に入っていませんでした。公表されていないのでしょう。                               私がインドに居たころは、公式には年間15万人ほど死んでいたといわれていましたが、10万人あたりに換算すると、およそ11.54人となります。でも公式に発表されている2倍くらいは居るはず、とも言われていましたので、実際の死亡者率はブラジルより多いかも知れません。                                ではインドと中国はどちらが多いか?分母はほぼおなじですが、たぶん車の絶対数も多い中国の方でしょう。                             いずれにしても、残念ながら運転マナーが良く見えたのは、一部地域のみでブラジル全体では相当悪いということでした。

天丼、旨かった!!

日本領事館はアパートから歩いて3分ほどのところにあり、そのビルの2階にフードコートがあります。ほとんどのレストランは最近ランチの時間には営業していますので、このところ大変お世話になっています。季節もいいし、わずか3分であっても外を出歩くことは気分転換にもなってとても気持ちがいいです。

フードコートはMac、KFCもありますが、それらはともかく、ポルキロ(量り売り)レストラン2種、パスタ屋、ハンバーガー屋、中華系(巻きずしなどもあり)、和食屋など毎日店を変えれば一週間以上かかりそうなくらい色んな種類の店が揃っています。

*ハンバーガー屋、パスタ屋、ポロキロランチ屋等。
*上の写真の反対側。右側は中華系の店。一人で食べている人が結構いますが、フードコートはレストランに比べて一人で行きやすいというのもあります。

普段揚げ物は家で作らないし、油の強いものはなるべく避けているのですが、たまには天ぷらなどの揚げ物も食べてみたいと思い立ち、今日は和食屋の「圭都」という店に行ってみました。この「圭都」は初めてではないのですが、天ぷらは初めてです。メニューに「天丼」があり、63レアル(約1,300円)とちょっと高めでしたが迷わず発注。 待つこと7-8分、豪華な天丼定食が運ばれてきました。 

*店で食べると揚げたてが食べられるので、その点も大きなポイント。
*フードコートのはずれにある圭都の入り口。ここは中で食べる本当のレストランです。日本人も居ましたが、ブラジル人が半分以上でしょうか。

天丼と味噌汁とおしんこ、野菜サラダとパイナップルのデザート付き。       天つゆも付いてきましたが、天丼ですのでもう天つゆが程よくかかっており、まだ熱いくらいのエビの天ぷらをサクッと口にすると、この世にこんな旨いものがあったのかと思うくらい幸せな味。やはりたまに食べると揚げ物は旨い、カロリーは高いけど。  エビが2本とイカ、シソ、ナス、ニンジン、サツマイモ、シイタケと種類もボリュームも満点。純和風のメニューに(なんとなく洋風の)野菜サラダはいまいち調和に欠けているような気もしましたが、実はこれが天ぷらのしつこさを中和してくれて、とても良い取り合わせでした。全部食べられないのでは?と思われた豪華天丼定食ですが、あまりの旨さに完食。もう夜のご飯は要らない、というくらいです。           胃がもたれるだろうなと覚悟をしたのですが、喜びいっぱいで食べたせいか、順調に消化してくれて翌日も快調。十分63レアルの価値あり。

普段家では和食中心に作ってますので、積極的に和食レストランに行こうという気持ちはさほどなかったですが、やはり餅は餅屋。殊に揚げ物などは店で食べるのが正解。 ところで、天ぷらの語源はポルトガル語です。Temporasという「斉日=精進日」を意味する言葉からとか。語源は諸説あるようですが、ポルトガル語であることは間違いなし。であればここブラジルにも「テンプラ」の原型というか似た料理があるのではないだろうか。

60の手習い

リタイアした後の趣味というか、習い事というか、時間つぶしというか、典型的なものに短歌または俳句、詩吟、書道などがあります。いずれも体力は必要ありません。  私はまだ現役ではありますが、60の手習よろしく書を習い始めました。しかし私の場合は、日本やシンガポールに居るときからやっていたことなので、正確には「再開」ということになります、念のため。なぜブラジルくんだりで書道なのか?それは日系人が200万人もいて、それなりの先生がいるからです。さすがにインドでは叶わぬことです。                                     ゴルフ仲間で日本語の先生をやっているMさんに、Oさんという書道の師匠を紹介してもらいました。最初連絡を取った時は1月か2月ぐらいで、コロナはまだ他人事だったのですが、O先生との時間の調整が折り合わず、入門不成立。仕方がないので「独学」で再開することにしたものの、4月頃消耗品である墨を買う必要があったので、O先生にサンパウロで墨を売っている店を教えてもらおうと連絡してみたら、「コロナの為、対面では教えられないけど、WhatAppでやってみないか?」という話になりました。  O先生もそんなレッスンはやったことがないので、月謝の基準もないし、しばらく無料でOKということで始めてみました。(今は有料)                 そんなわけで、4か月以上もお世話になっていますが、O先生はまだ見ぬ書道のお師匠というわけです。     

Mさんによると、O先生は歳のころ70は超えたおばさん(おばあさん)で、コロナの為に日本語教室も書道教室も閉めてしまい時間が空いていたので、WhatsAppでの指導はO先生にとっても良い仕事というかアクティビティーになったようです。      先生から課題を送っていただき、それを自分なりに書いて返送し、先生からコメント、指導していただくという流れです。お互いに時間の制約がほとんどなく、物理的移動もないので、その点は大変好都合ですが、対面での教室にくらべれば少なからず不都合があることも事実です。「百聞は一見に如かず」で、目の前で一度みれば理解できることでも、WhatAppで説明するとなるとなかなか大変です。 

一旦は一人で始めると決めたものの、やはりこういった定期的な指導や刺激がなかったならば、到底続いていなかっただろうと思います。そもそもこのデジタルの時代に筆字を習う必要があるのか?全然ありません。ただ書いてみたいだけです。このブログと同じかも知れません。特に目的があるわけでもないですが、時間が空いた時に、硯にむかって墨の香りをかぎながらゆっくり墨をするのはなかなかいいものです。そして少しずつでも必ず向上してゆきますので、それはそれで喜びというところです。

*こんな風に写真を撮って送ると、コメント(指導)がもらえるわけです。
*「花いろをも香をも知る人ぞしる」と読みます。私も解説がないと読めません。自分でも読めない字を書く意味があるのか?という疑問はありますが、「そのうちわかるようになるから」という師匠の言葉を信じて。