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茶房”未来”

知り合いのH氏から、未来という名の喫茶店を教えてもらいました。喫茶店ではあるけれど、自家製のパンやヨーグルト、総菜なども売っていて評判が良いとか。     早速サイトを調べてみると、ランチなんかもやっているようだったので、さっそく散歩がてらランチでも食べてみるつもりで行ってみました。                   店にはブラジル人と思われる女性が一人だけいたので、             「ランチOK?」と聞いても困ったような顔をしてなんか言っています。日本語でも言ってみるのですが、会話は成立しません。”未来”とう名前なんだから日本人の一人ぐらいいてもいいだろうと考えていると、彼女は「ちょっと待っててて。日本語分かる人連れて来るから」と言うような素ぶりを見せて店を出て行ってしまいました。                                     1-2分待つとどこからか日本人のおばちゃんが来てくれたので、         「ランチしたいんですけど」というと、                    「すみません、今ランチやってないんですよ」                 「えっ、そうなんですか。サイトを見たらお弁当のようなメニューがいっぱいありましたけど」                                  「そうですか。今は作る人がいなくなっちゃって、すみません」じゃ、しょうがない。どこか別のところで昼飯にするか、と思いつつもこの近辺に知っている店もないし、どうしようかと迷っていると、ショウケースの中にはサンドイッチが置いてありました。「じゃ、このサンドイッチをここで食べてもいいですか?」と聞くと       「もちろん。どうぞどうぞ。コーヒーサービスしますよ」             「いや、私基本的にはコーヒー飲まないので、お茶でお願いできますか?」と妙な取り合わせのランチに。

*茶房未来の店内。カウンター席しかありません。総菜などの商品は店の奥(この写真の撮影者のあたり)にあります。

そのサンドイッチの中身はハムとか茹で卵とか定番のものなんですが、パンそのものが実にしっとりとした、ブラジルではお目にかかれない食パンです。        「このパンおいしいですね。日本のおいしい食パンと遜色ないですよ」      「ありがとうございます。実はこれ80歳にもなる台湾人のおばあさんが作っているんです。彼女は元々日本でパン屋をやっていたのですが、作り方が特別で彼女しか作れないんですよ」                                 「そうなんですか。80歳のおばあさんがね。でもこれなら家からちょっと遠いけど買いに来たいですね」なんて話をしながら、紹介してくれたH氏の話などもしていると、店の裏側あたりから食パン一斤を持ってきてくれて、               「あの、これちょっと焼き過ぎて商品にならないので、よかったらどうぞ。お近づきの印に」「え、いいんですか?でもどこが焼き過ぎなんですか?私はむしろこんがり焼けた”耳”の方が香ばしくて好きなんですけどね。サンドイッチもこんなきれいに耳を取り落としたものより耳付きの方おいしいと思いますけど」             「そう言ってもらえると嬉しいです。ほんと耳おいしいですよね」なんて適当に調子を合わせてくれているような気がしないでもなし。                            「私は主に総菜や和菓子を作ってるんです。トンカツとかコロッケとか饅頭、おはぎとか。基本的には毎週月曜日に注文していただいて、その週の木、金、土に引き取りに来てもらっています。ではこのメールアドレスにメールしていただければ、注文票を送りますのでよろしくお願いします」

*これで焼き過ぎで商品にならないとは、良くわかりません。私は一番端の茶色の一切れなんか好きですけどね、香ばしくて歯ごたえもあって。
*茶房未来のオーナー、塚本恭子さんのメールアドレスカード。

エレベーターの故障で部屋に入れず

先日外出先から帰ると、エレベーターの入り口に”修理点検中”の案内板が置いてあったので、良くある定期点検中で少し待てば使えるようになるだろうと、しばらく前で待っていました。10分ほどすると、鍵の束を持った男が現れて、何やら言っています。 どうやら”このエレベーターはしばらく使えないので、もう一つのを使ってくれ”と言っているようです。普段使う事はないけど、もう一基勝手口用(荷物や掃除人などの)エレベーターがあったことを思い出しました。

*英語で、”MAINTENANCE SERVICE” とあったので、しばらくすれば動き出すと思ったのですが・・・

”OK、OK”と理解した旨を伝え、勝手口用のエレベーターで自分の部屋がある15階に。途中、”ひょっとしたら鍵が違うかも”という不安がよぎりましたが、鍵は一個しか持っていないので考えても仕方ありません。共通の鍵であることを祈るのみです。        果たして、勝手口の鍵は別でした。じゃ、表のエレベータの点検修理が終わるのを待つしかないか、とまたエレベーターの前でしばらく待っていると、また同じ男が現れてなにやら言っています。私が理解できないという表情をすると、”ついてこい”と勝手口用エレベーターで12階まで連れてきました。                    そこには中国人風のアジア人とオートバイ用ヘルメットを持った男がいたのですが、そのアジア人は日本人で、                           「エレベーターは明日まで動かないようです。私もちょっと買い物に行った間に締め出されてしまい、どうしようもないので持っていた携帯で“鍵屋=鍵を開けてくれる業者”を探して、来てもらったんですよ。150レアル(3,000円)でやってくれますがどうしますか?」                                「そうなんですか。でもこれはエレベーターの故障だからビルの責任なのに、住民が150レアル払って鍵を開けてもらうってのは納得がいかないですね」                    「確かにそうなんですが、ブラジルでは勝手口の鍵も持ち歩くのは常識だそうです。 私は12階に住んでいるんですが、今開けてもらったところです。どうしますか?」 「そりゃもう入れなければ、ホテルを探すしかないですから、150レアルで開けてもらえるなら頼むしかないですね」                        「現金がなければPIXでもいいそうです」                    家に入れば、150レアルくらいあるかもですが、PIXを使えるようにしておいて良かった!

早速15階に移って鍵開けの作業に入ってもらったのですが、ドライバーのような針金のようなものを鍵穴に入れて上下にカチャカチャこまめに動かしはじめました。こんなことで開くのだろうか?先ほどの12階の日本人も、開くまでに10分かかったと言っていましたが、15分以上かかってもまだ開きません。開かなければ150レアル支払わないだけのことだけど、ホテルに泊まるのは高いし面倒。何とか開けてくれると信じつつ、待つこと20分ほど。なんと開いたではないですか。あんなことをやって、頑丈な鉄の板が横に大きくスライドする構造の鍵が開くのだろうか!?でも目の前にはシリンダーを壊すことなく開いたドアが見えます。助かった!                   鍵屋さんも相当てこずったようで、うっすら汗もかいています。鍵屋さんありがとう。そして12階の日本人(名前も聞き忘れました)の方ありがとう。もしこの日本人と会う事ができなかったら、私はその日部屋に入れなかったでしょう。

*勝手口のドアの鍵をこじ開けようとする業者。小道具を使って、20分以上かかりましたが、簡単に開くようでも困りますね。

それにしても、日本だったらエレベーターの故障は無いとは言わないけれど、即刻直してくれると思われます。仮に深夜であっても。ブラジルの基準では、翌日の修理ならまあまあ良いほうなのかも。                           この日以来外出時には2つの鍵を持ち歩くようにしております。ブラジルでは常識なのかも知れないけど、これまで誰もそんなこと教えてくれなかったな・・・        尚階段もあるのですが、階段は裏口=勝手口のみに通じていて、表の入り口にはエレベーターでしか行けないという、考えてみれば裏口重視のちょっと変な構造です。

腎臓結石で地獄の苦しみ-その2

尿検査の結果からは、微粒子状の結石も存在していたようですが、それはほとんど誰にもあるようなもの。最終的にはX線CT(トモグラフィー)での確認が必要ということで、トモグラフィー検査室へ。 X線CTはSIMENS製のもので、撮影者が部屋から出てからは、なんと日本語での案内が流れてきました。それはロボットがしゃべるような発音で             「息を吸って、止めてください」                       「はい、楽にしてください」といった、バリウムを飲んでレントゲン写真を撮る時と同じです。きっとトモグラフィーの中に既に各国の言語で案内されるようにプログラムされているのでしょう。                                 撮影事態は15分ほどで終わり、1時間後に写真を見ながら別の医師からの説明がありました。                                   「尿管の出口近くに4㎜の結石が認められます。でももう膀胱に入る直前なので、尿とともに自然と流れるでしょう。もう痛くもないでしょうし、何もする必要はありません」                                    「そうですか。それは良かった。入院して手術で取り除くなんて事になったらどうしようかと思ってました」                                  「6㎜以上なら手術が必要になりますが、4㎜だったら自然に流れてくれるでしょう」  「では痛み止めの薬と尿道から結石が出やすくする薬(筋肉弛緩剤)を出しますので、飲んでください。水分を多く取った方がいいです」                私の大好きなビールも水分には違いないのですが、プリン体を含むので飲まない方が良いそうです。でも飲むけどね。のど元過ぎたし。                 仮に10年に一度罹るかかからないだろう腎臓結石を恐れて、ビールを辞めるぐらいなら、10年に一回数時間の痛みを我慢する方を選びます。というか、もう経験したので同じ症状が来たなら、それに備えて鎮痛剤を用意しておけば済むことなのではないだろうか。                                                               それにしてもあの痛さはなんだったのか。悪夢としか言いようがありません。尿管結石の痛さは”痛みの王様”(King of Pain)と呼ばれていて、失神してしまう人もいるとか。女性の出産時の痛みも相当らしいですが、それを経験できない男にとってはそれに匹敵する、あるいはそれ以上の痛さというわけです。(もちろん比較はできませんが)

*写真はPHILIPSのX線CTですが、SIEMENSのもほとんど同じです。
*私の腹部の断層写真。15分ほどの間に100枚ぐらい撮ったと思われますが、プロとはいえよくも4㎜程度の”石”を発見できるものと感心します。背骨の左上の小さな白い粒が結石と説明されたと思います。

家に帰って薬を飲んでからは、尿道よりいつ出て来るかと気を付けていると、夜9時頃寝る前のトイレで、コロッとした個体が尿道を通過するものを感じました。便器の中に流れてしまいましたので、結石そのものは確認できませんでしたが、とうとう体外に出てしまったようです。ようやく長い一日が終わりました。

ところで、もし一日ズレていればO氏は旅行に行っており、SPには居なかったそうです。仮にそうだったとしても、他の誰かが助けてくれたかも知れませんが、海外での一人暮らしでは、何かあった時の備えは考えておかなければならないと改めて思った次第です。

腎臓結石で地獄の苦しみ-その1

それは歳の瀬も迫った火曜日の早朝3時頃。トイレに起きてから水を飲んでしばらくすると、下腹部が急に痛みだしました。”なにか悪いものでも食べたか?”と自問するも心当たりは無く、今飲んだ水が原因か?でもそのペットボトルはもう空に近く、これまで飲んだ水でなんともなかったのだからこれも原因では無さそう。          まあ、しばらく我慢すれば良くなるだろうと楽観視してまたそのまま寝ようとしたのですが、痛みは増すばかり。                           痛いところを良く探ってみると、やや背中左側の腰の上あたりで、胃腸部分とはちょっと違うようです。もう既にこの時自分なりに”これが噂の腎臓結石というやつかも”と疑い始めたのですが、経験があるわけでもなし、”あるいは盲腸か”とも考えました。  盲腸も経験ないけど、散らしたらマズイということは聞いていたので、早く手術する必要があるだろうなとは思いつつ、でもまだ朝の3時半ごろ、深夜と言っても良い時間です。誰かに連絡するのも憚られ、でも痛みは増すばかり。あまりの痛さに吐き気を催し、吐こうとするのですが、そんな時間に胃袋には何もなく、わずかの胃液を排出するばかり。顔からは油汗が流れ、震えも襲ってきて止まらなくなってきました。    動けないわけではないので、寝返りをうったりうつ伏せになってみたり、少しでも痛くない方法をないかと試してみるのですが、一向に収まりません。そうこうしているうちに我慢も限界にきて、救急車を呼ぼうかと思いましたが、方法もわからず、そもそもポル語ができなければ状況の説明も出来ません。                  もうその頃は5:30ぐらいだったでしょうか、申し訳ないと思いつつも会社で日本語ができるO氏のところにSOSの電話しました。幸運にもO氏は家に居てくれたのですが、痛みのために息も絶え絶えで、”とにかく来てくれ。そして病院に連れてって欲しい”とだけ言うのが精いっぱいでした。

病院はOZWALDO CRUZというドイツ系の評判の良い病院でしたが、そこまでたどり着くまでの時間の長かったこと。そして救急入口に到着しても、病院のスタッフはのんびりしたもので、車いすを用意してくれたものの、私を押しながら鼻歌なんか歌っています。私は痛くて痛くて震えているのに。しかも急いで連れて行くわけでもなく、病院内をゆっくりゆっくり歩いています。「おいおい、走ってでも行って、早く処置してくれよ」と心なかで叫んでいたのですが、私の外見は血が流れているわけでもなく、ほとんど普通の状態に見えたかも知れません。

若い女性の医師が診てくれて、症状を説明すると、定番の血圧と脈を診て、血液検査をし、鎮痛剤を売ってくれたのですが、それがなかなか効かなくて、注入から15分ぐらいかかってようやく少し楽になりました。その後しばらく寝てしまったようです。   結論的には腎臓結石が原因だったのですが、病院でももうその時は腎臓結石と見通しを立てていたのだと思います。その先生は、盲腸の場合は右側の下腹部が痛くなると教えてくれました。                                   その後尿検査とトモグラフィー(断層写真)を撮る予定とのことで、その頃はもう10:30ぐらいだったと思います。鎮痛剤は2時間ぐらいで切れるとのことで、もうとっくに切れている時間のはずなのに痛くなってきません。それどころか、もういつも通りの体に戻ったかのようです。

PIX

PIXとは画像解像度などを表すピクセルではありません。             ブラジルの金融当局によって作成され、管理される即時支払いプラットフォームで、2020年11月からブラジルで稼働しています。私も昨日まで知りませんでした。

ゴルフ一人合宿の最後の25日(土曜日)はクリスマスでほぼすべての店が休みということもあり同じ8時の会のS氏も宿泊。帰ろうか、泊まろうかと迷っていたN氏も巻き込んで、本当に合宿となりました。PLゴルフのレストラン”愛”は午後7:30まで営業という、従業員にしてみれば”ブラック企業”と言えなくもない、だけどメンバーにしてみれば誠にありがたい運営。(平日は午後3時で閉店)                5:30分ぐらいから飲み始めて、そのうち暗くなるだろうから降るような星空を眺めながら食事をしようかなんて、これ以上の贅沢はあるだろうかと思えるほどのシチュエーション。でも残念ながら途中から曇ってきて星空を眺めながらというわけには行かなかったですが、実に気持ちの良い楽しいひと時となりました。調子に乗ってカイピリーニャ(サトウキビを原料に作られた蒸留酒=カシャーサのカクテル)を少々飲み過ぎて、足がふらつきましたが、そこは歩いて1分でベッドにたどり着けますので問題なし。  

*レストラン愛にはこんメニューもあったのかと思わせるものがいっぱい。ポテトサラダ、豚肉のから揚げ、ギョーザ、ソーセージと玉ねぎの炒め物(ブラジルの定番おつまみ)等。どれもクオリティー高し。手前のレモン入りのグラスがカイピリーニャ。

その夜の合計額は3人でR$420(8,400円)。私はその日現金をほとんど持っておらず、S氏がまとめて払って後からS氏に現金で返すか、S氏の銀行口座に振り込むことにしたのですが、N氏はその場でPIXでS氏への送金を済またようです。私はその頃酩酊気味で良く覚えていないのですが、PIXを知らなかったので、”電子決済はどうも気が進まない”とかごまかして、後から銀行振り込みしますとか言っていたとか。

翌日の朝、再度S氏に金額を確かめたのですが再度PIXの便利さを教えられたのですが、近くでこのやり取りを聞いていた他のメンバーからも”PIXも知らないのか”的な雰囲気が背中に感じられ、それならばと翌日屈辱をバネに私の使っている銀行のアプリから、ポル語と格闘しながら、なんとか導入してみたのでした。(言葉が分かればすごく簡単です)                                    早速S氏に送金の為の情報(CPF=納税者番号)を聞いて、金額を入れて送金ボタンをタッチ。ほぼリアルタイムに送金完了。これは便利です。たぶん相手の携帯番号やEメールアドレスを入れることでも送金できると思われます。               これまで振り込みにはインターネットバンキングで不自由はなかったので、それ以外の方法など考えもしなかったのですが、インターネットバンキングよりははるかに簡単。しかもリアルタイムで終了します。                          ブラジル政府はPIXの普及を強く進めているようで、近い将来は紙幣を無くしてゆく計画とか。間違いなく日本よりは進んでいます。というか単に日本が遅れてしまったのだろうか。あるいは強盗事件が頻発するブラジルでは、現金を無くす必要に迫られてのことなのか。以下は携帯のPIX画面のスクリーンショットです。

*携帯のPIXの画面。今回はCPF番号で送金しましたが、携帯番号とかEメールアドレスを入れることでも出来ると思います。

ゴルフ一人合宿

ブラジルはクリスマス休暇に入り、これから新年まで長期のお休みに入ります。   どこかに観光に行くのもいいのですが、この時期は混むだろうし、値段も高いだろうしで、”ゴルフ一人合宿”をすることにしました。                  ホームコースであるPLゴルフクラブには、Lodgeと呼ばれる宿泊施設があり、そこに泊まり込んで精進しようというわけです。全部で4部屋あるのですが、一泊なんと60レアル(約1,200円)。しかも朝ごはん付。私は車も無いし、SPからの往復(片道約1時間ほどかかる)を考えたら泊まり込んでのゴルフはかなり合理的と思えます。一緒にプレーするメンバーには不足しませんし、場合によっては一人ゴルフもまた良いもんです。 ちなみにメンバーである以上、いくらプレーしようとも料金は同じ(月会費のみ)です。メンバーなのにその都度プレーフィー(グリーンフィー)を取るのは、私の知る限り日本だけではないでしょうか。

*Lodgeの外観。4部屋のみですが、平日はほとんど空いています。
*Lodgeというにふさわしいシンプルな部屋。電子レンジがあれば最高なんですが。でも60レアルですからね。
*鮭おにぎりと味噌汁の朝ごはん。茹で卵とヤクルトはオプションです。ハムとチーズのサンドイッチとオレンジジュースのメニューもあります。

Lodgeの設備は、ベッドが2つ、冷蔵庫、TV、シャワー、湯沸かし器ぐらいのシンプルなものですが、寝泊まりには問題ありません。もちろんWiFiも使えます。問題は夜の食事。朝ごはんは付いているけど、夜をどうするか。(昼はゴルフ場で適当に食べられます)部屋で料理が出来る設備はないし、電子レンジもなし。またこのPLゴルフは山の中にあって、歩いて行けるところに店やレストランなどありません。         よってクラブのレストランを利用するしかないのですが、平日は午後3時に閉まってしまいます。(週末は午後7:30まで)よって3時までにレストランのメニューを注文しておいて、夜それを食べるということになります。                              その日注文したのはとんかつ定食。カツ丼とかカレーなんかもあるのですが、とんかつ定食なら野菜サラダなんかも付いてくるので、栄養のバランスも良いかと。     3時に作ったものを6時ごろに食べるわけですから、当然冷めています。でもコロナで閉じ込められた日本のホテルの弁当のように冷蔵庫で冷やしたようなものではなく、まだほんのりぬくもりが残っていますので、夏でもあるし問題なし。

*とんかつ定食。カツが2段重ねのすごいボリューム。ビールとおつまみ用の漬物などは自宅から持ち込んだもの。お値段は52レアル(約1、040円)。このクラブレストランは”愛”という名前なんですが、クオリティーは高いと思います。

顔認証システム導入

3週間ほど前にO氏から連絡があって、                      「顔認識システムを導入するので、来週月、火、水の朝8時から1Fファンクションルーム(パーティールーム)で登録してください」とのことでしたので、早速初日の8時過ぎに行ってみると鍵がかかったままです。                     知らせてくれたO氏にWhatsAppで、                          「行ってみたけど、誰もいなくて鍵がかかったままでしたけど」と連絡すると、          「もうちょっと待ってみてください。そのうち始まると思います」         まあここはブラジル、日本人的に8時開始を真に受けた私の方が間違っていたかと反省し、9時過ぎに行ってみるとカメラとPCを設置して2人ほどの業者が待ち受けておりました。たぶん私が最初です。顔写真を登録するのはすぐに終わりましたが、              「このシステムはいつから使えるようになるんですか?」と聞くと、       「来週水曜日からです」                            しかし、その水曜日になっても木曜日になっても一向に設置されません。      結局2週間ほど後にようやく設置完了。                     

これまでは人差し指の指紋認識で開錠されていたのですが、歳をとったせいか指紋認識に時間がかかるかかる。悲しいことに指紋が薄くなっている上に、肌に(指先に)みずみずしさが無くなってきているので、認識しずらくなっているのでしょう。時には1分以上も人差し指を当てたまま、”ピッ、ピッ、ピッ・・・”と認識作業中の信号音を聞かされることも珍しくなくて、うんざりしておりました。時には私の顔を覚えている門番が、親切にも内側から鍵を開けてくれることもありましたが、門番もいろんな人がいて、”我関せず”となると指紋認識での開錠は一苦労でした。                                 この新しいシステムはちょうどiPhoneなんかの顔認識システムと同じようなもので実にスムーズです。一瞬で認識してくれます。もちろんマスクは取りますが。         これまで”指紋認識ストレス”がいやで、なるべく外出を控えたほどでしたが、そのストレスからの解放されるのは、ちょっとしたことではありますが、毎日のことですので実に大きいです。                                それにしても人間の顔の違いなどわずかだと思うのですが、まず絶対に間違いを起こしませんね。ネットで仕組みを検索すると、カメラから3万本の赤外線を発光させて、反射してくる赤外線を検知し(すなわち赤外線カメラ。よって夜でも問題ない)、あらかじめ撮影されている顔写真と一致させるという仕組みになっているようですが、よくできていて感心します。

*ゲート脇に新たに設置された顔認識用カメラ。Panasonicとか日本製かなとおもいましたが、そうではないみたいです。

出社再開

11月から私の働く職場も徐々に出社体制に戻すべく、社員は週に2日ほど事務所に出社することになりました。それ以前も月に2度くらいのペースで事務所に来てはいたのですが、せいぜい1-2時間ほど。でも当然ですが出社日は丸1日事務所です。                        出社日の最大のイベントと言えばランチ。その日は4人だったのですが、            誰かが「今日はどこでランチしようか?」と言うと、                     「もう廻りのレストランはほとんど店じまいしてるからね、どうしましょうか」             アパートの廻りも同様なんで驚くこともないのですが、いざ職場でもそんな現実を見せつけられると改めてコロナの影響の大きさを感じます。

仕方がないので、その日は車で10分ほどのところにあるO氏の知り合いの店に行ってみることにしました。店の名前はSlualo。O氏もその意味は分からないとか。     日系2世か3世の経営で、家族みんなで手伝っているような、レストランと言うより”街の食堂”といった感じです。                                 その日の日替わりランチの一つに牛の背の肉料理があったので、それを注文。野菜炒めと豆のスープがついて30レアル(600円ほど)とまあリーズナブル。肉の量は例によってとても食べきれる量ではなかったですが、味はGood。                   ふと壁に貼ってある写真メニューの中にハンバーガーがあったので、最近ブラジルのハンバーガーにちょっとハマっている私は、                      「ここのハンバーガー旨いですか?」とO氏に聞くと、              「おいしいですよ。少なくともMacよりはぜんぜん良いですよ」          では次の機会に食べてみよう。

*早速2回目にハンバーガーを注文。確かにMacなんかよりはるかにベター。しかも安い。但し、袋に入っていないので手が汚れてしまうので、O氏に「水を通さない紙で作った袋に入れるように言っといて」と注文を付けときました。

この店はO氏の自宅からも近く、彼は日本でいう“付け”で食事をしています。    来た回数をレストラン側が記録していて、それに30レアルを掛けて月毎にまとめて払うそうです。仮にハンバーガー(20レアル)やステーキ(定食よりは高い)などを食べることがあっても、1回30レアルで計算。要は何を食べても1回30レアル。       O氏自身は(店に気を使って)平均すればおおよそ30レアルになるぐらいに、高めのものを食べた後は安いものにしたりと、自分のなかでテキトーに調整しているそうですが、なんともブラジルらしい鷹揚さがいいですね。                                                   以下これまで食べたメニューを2-3紹介しますと、

*沖縄そば。そばというよりうどんです。夏とは言えもうちょっと温かかったらもっとよかったのに。     この店の主人は沖縄がルーツなのでしょう。値段は25レアルぐらいだったか。
*その日の定食は”豚肉のショウガ焼き”があるというので、注文してみると日本のショウガ焼き定食とは似ても似つかないもので、”豚肉生姜炒め丼”といったところ。最初からこういうものと分かっていればさほど問題なかったのですが、少々ガッカリ。写真はないですが、チャーハンも日本風で良かったです。

筆はお湯で洗うべし

書道の筆は長く使っている間に墨が付け根のあたりに溜まってきて、筆先が割れてしまいます。墨の原料である煤とそれをまとめる役目の膠(にかわ=接着剤のようなもの)が墨とともに筆の付け根あたりに溜まって、一点にまとまるべき筆先が2本や3本に割れてしまい、結果全く見栄えがしない書になってしまいます。               擦る墨ではなく、墨汁を使うと膠の代わりの合成樹脂などが使われており、さらに割れる傾向が強いとか。                              それを防ぐには、使った後は良く洗って、墨(と膠)を洗いながすことなのですが、どのように洗ったら効果的なのかを先生や以前日本の書道店なので相談したところ、  「指で軽くもみほぐすように、良く洗ってください」とか「筆の部分を摘まんで捻じってもいいですから、溜まった墨を出すようにしてください」などというアドバイスでしたので、その方法を忠実に守っていたのですが、しばらくすると墨が溜まってしまうのかまた先が割れてしまって悩んでおりました。                          「先生はその方法で筆先が割れることないですか?」と聞いても、         「大丈夫ですよ。使おうと思えば10年でも使えますよ」ほんとかなー。                        書を趣味とする他の友人に聞いてみるとやはり同じ悩みを抱えているようで、                   「そうなんですよ、半年も使っていると奥に溜まった墨が取れなくなって使い物にならないので、買い替えてますよ。私などもう10本近くも買い替えていますが、古い筆ががこんなに。でも私捨てられないんです・・・」                    「やっぱ、そうですか。そうですよね」                                    ブラジルでは200万人以上も日系人がいるので、SPでも筆を売っている店はないことはないですが、品数は限られているし、高いしでそう頻繁に買い替えるわけにも行きません。                                     専門の書道店や先生が言っていることだから、これまでなんの疑いも持たなかったのですが、ふと同じ悩みを抱えている人がいるに違いないと、”筆先の割れを防ぐには”などとインターネットで検索してみると、あるある情報満載です。ほんとインターネットはありがたし。                                    結論的にはお湯で洗うことがポイントのようです。膠(とそれに付着している墨)はお湯に溶けやすいということで、その投稿者は時には熱湯に近いお湯で洗うこともあるとか。                                     早速お風呂よりやや熱めぐらいのお湯で洗ってみると落ちる落ちる。瞬く間にお湯の入った容器が真っ黒になりました。2-3回洗い、もうお湯が濁らないかなと思われてから、さらに穂先だけをペットボトルのお湯に浸けておくと(これも投稿者のおススメの方法)、30分もしないうちにお湯が真っ黒になるぐらい墨が出て来てくれました。              これにはちょっと感動。これほど墨が筆の奥に溜まっていたと思うと、筆先が割れるのも無理ないわな、とこれで筆が再生できたに違いないと、うれしくなってしまいました。                                     翌日使ってみると、断然違いました。やっぱ弘法筆を選ぶんじゃないだろうか。弘法には遠く及ばない私のような人は尚のこと。でもこの問題は高価なものが良いか、廉価でも良いかについては同じ事だと思われます。

      

*お湯で2-3回洗った後に、ペットボトルに入れたお湯のなかに宙釣りにすると、まもなく墨が溶けて下りてきました。
*30分もすると(お湯が水になるころ)、醤油かコーラのように真っ黒に。
*筆は動物の毛(豚やイタチなど)でできているので、シャンプーを使って悪いはずがないと、試しにシャンプーで洗ってみるとやはり落ちました。すぐにお湯が真っ黒に。この後リンスもしたのですが、こちらの筆はやや古すぎたのか(約10年前に買ったもの)、元に戻ったとは言えない結果でした。

                          

3回目接種終了

4月と7月に1回目と2回目の接種を終え、来年3月に3回目が予定されていたのですが、オミクロン株の流行により3回目の接種が早まり、昨日(12月14日)打ってもらいました。なんの予約も無しで、また長い行列に並ぶこともなくほんの10分ほどで終了です。もっとも最初の接種場では、3分ほど列に並んでいたら、            「今日はあと10名ほどでワクチンが終了してしまいます。この後は何時入荷でくるか分かりませんので、一旦お帰りください」となってしまったのですが、車で案内してくれた会社のO氏がなぜか近くの別の接種場に連れて行ってくれて、そこでササっと終わりました。もちろん接種券も無し。                           イギリスでは3回目接種に長い行列、などと報道されていましたが、この違いは一体なんなんでしょうか。私が年配だから優先的にやってくれたのかと思ったのですが、連れて行ってくれたO氏(50歳直前ぐらい)も一緒にやってもらえたので、希望者は順次やってくれるのでしょう。ちなみに今回はファイザーでした。                                  その日私は2回の接種証明を家に忘れてしまったのですが、CPF番号(納税者番号=マイナンバーカードのようなもの)を持っていたので、それでパソコンからすぐに検索してくれて即OK。ブラジルはいい加減なところも大いににありますが、この辺のイージーさというかフレキシブルさというか、その辺は誠に魅力的で、確か以前ポルトガル語の先生が言っていたのですが、日本とブラジルを足して2で割った国があったら最高、なんて言うのも良く分かる気がします。

ファイザーは今回初めてなのですが、ちょっと腕が痛くなりますね。打った昨日の時点ではなにも症状はなかったのですが、翌日の今日は腕を動かすと結構痛いです。でもまあ塩水ではなく、間違いなくファイザー製を売ってくれた証拠でもあります。              ブラジルでもオミクロン株の患者数は12日の時点で11人ほどとのことですが、これは日本と同じくらいでしょうか。でも重症化しにくいみたいだし、ボルソナロ大統領の言うように、もはや風邪程度のやはり病と見ていいのではないでしょうか。      

*3回目の接種証明。2回までは緑色でしたが、今回は青です。