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ラーメン”あすか”のうどん

書道の先生とは月に1度くらいのペースぐらいで実際にお会いして、作品の講評とか指導をいただくのですが、私が単身でいることから、必ずと言ってよいほど手料理を持って来てくれます。期待しているわけではないですが、もう1年以上続くともう遠慮することもなく、当然のようになってしまいました。                             9月だったか、手料理の他にうどんも持って来てくれて、さほど期待しないで食べてみたら、意外に旨いではありませんか。単にショウガを入れためんつゆで食べただけですが。                                     後日、「あのうどんはどこで買えるのですか?」と聞くと、              「いや、売り物ではなくてラーメンあすかでもらったんですよ」ラーメンあすかとは以前取り上げたリベルダージ(日本人街)にある”手作り麺”が売りのラーメン屋です。 「あそこで商売とは無関係に趣味かなんかでうどんを作っているんですか?」   「さー、良く分からないんですけど、時々分けてくれるんですよ」        「お金出して買えるものなら喜んで買いますので、今度聞いてもらえませんか?」

11月になって先生から、                           「では明日夕方ラーメンあすかに行ってみましょう。うどんのことも頼んでおきましたので」                                   「そうですか、それは楽しみです」                       当日ラーメンあすかで餃子をつまみにビールを飲んでいると、店のご主人と思われる人が紙袋を下げて私たちのテーブルまで来て、                  「今日はご来店ありがとうございます。これ少しですがどうぞ」          「はじめまして。O先生の弟子のXXです。ありがとうございます。過日O先生にいただいて食べてみたのですが、感動しました。これは趣味で作っているんですか?」   「いやいや種明かししますと、これはギョウザの皮を作った残りで作るんですよ。餃子用に丸い型を取った後は、どうしても残りが出るんですが、それを合わせてうどんにしているんです」「なるほど!」                         「残りの部分をまた練り直して餃子の皮にしているところもあるんですが、そうするのはあまりよろしくないんですね」                       「買えるものなら喜んで買いますけど」                    「いやいや、O先生のお弟子さんならいつでも差し上げますよ」O先生とこのご主人の関係はよくわかりませんでしたが、なんだかO先生が急に偉く見えてきました。     「10分ほど茹でて、冷凍庫に小分けしておくといつでも食べられますよ」      聞けば元横川電機のサラリーマンで、退職後このラーメンあすかを始めたとか。   今では連日列をなす大繁盛です。特に餃子の評判が良いようです。

紙袋には5袋入っていたので私は2袋いただいて、翌日早速茹でました。そのまま冷凍してもOKのようですが、茹でてからの方が良いとのことでしたので。        たった2袋でしたが、大型の鍋を使っても2回にわけて茹でて、タッパーに小分けしたらなんと5パックにもなりました。   

*いただいたうどん。茹でる前。
*茹でたうどんをタッパーに小分けしたもの。これらは結構大型のタッパーです。

早速冷たい”おしぼりうどん”を作ってみました。正確に言うと、私のはオリジナルで、大根おろしを絞らないでそのまま使った、”おろしうどんみそ味”といったところです。 十分満足するものなのですが、いかんせん”ねずみ大根”ではないので、例えて言えば辛くないカレー、あるいはワサビ抜きのお寿司と言ったところです。           

イグアスの滝-アルゼンチン側

アルゼンチンは、ガソリンの値段がブラジルの半額ほどのため、アルゼンチンがオープンになってから国境越えに連日長い列ができるとのことで、その混雑を避けるために朝7時に出発。運良くさほど混んでいなくて、PCR検査結果とワクチン接種証明、ブラジルのIDカードを提示してほどなくアルゼンチン側へ。途中にあったガソリンスタンドでは既に長い車の列で、およそ50-60台も並んでいたでしょうか。ガイドによると夜中に国境を越えてガソリンを買いにくるのだそうです。それも一人15リットルまでと決められているので、入れてからまた列に戻って、それを2-3回繰り返してからブラジルに帰るとか。そういえばシンガポールとマレーシアの関係も同じでした。シンガポールからマレーシアに入る車は、タンクの残量が2/3以上無いと国境を通過できないという規制でしたが。

出発前、イグアスの滝はアルゼンチン側からの方が良い、と聞いていたのですが、そもそも80%がアルゼンチン側にあるわけですから当然といえば当然です。それは”悪魔の喉笛”と呼ばれるイグアス最大の滝を間近に見た時に納得しました。すごい迫力です。こちらも文字や写真では伝わらないと思いますが、以下いくつか写真を紹介します。

*悪魔の喉笛。瞬く間に水しぶきを浴びて、たちまちカメラも水滴だらけに。
*悪魔の喉笛から左へ(下流方面)。
*さらにその左側。アルゼンチン側は遊歩道がとてもよく整備されていました。川の向こう側はブラジルです。

ランチはガイド紹介のステーキ屋。ブラジルもそうですが、アルゼンチンといえば牛肉です。これでその日の朝ご飯を除くとステーキ3連チャン。飽きを感じ始めているものの、”ここは牛肉を食べるべきところ”と思うせいか、結構食べれます。しかし、お勧めのフィレ肉のステーキは500gもあろうかというボリューム。普通の日本人ならまず完食できないでしょう。もちろん結構なお味でしたが、アルゼンチンだからといって特にどうということはなかったように思います。

*写真はもちろん2人分です。それにサラダとビール。ステーキのお値段は日本円にしてなんと1,500円ほど。この後はアルゼンチンワインで昼飲み満喫してあとは帰るのみ。
*ビールはパタゴニアという銘柄の地ビール。パタゴニアはアルゼンチン南部、南極に近い有名な観光地ですが、その名前だけでもおいしく感じます。珍しくエールビール。

最後にガイドさん。Paul Yanoさんという日系2世の人。18歳の時(1990年)日本の岐阜に”出稼ぎ”に行って、それから20年間三菱自動車で働いていたということで、日本語は全く問題なし。日本に居た時は、若かったし、皆親切にしてくれて楽しかったそうです。彼の日本語には少し名古屋弁が混じっていて、私には懐かしかったです。

*向かって右側がPaul Yano氏。イグアス空港にて。

イグアスの滝-ブラジル側

世界三大瀑布は、ナイアガラ、ビクトリアそしてイグアスの滝ですが、ブラジル、アルゼンチン、パラグアイ三国の国境付近にあるイグアスの滝はその広大さにおいて最大と言われています。約2.7㎞にわたって滝が続いていて、昔米国のルーズベルト大統領夫人がイグアスの滝を訪れた折、「これではナイアガラの滝が惨め」と言ったとか。                                     赴任から半年足らずでコロナになってしまい、それから1年半以上観光どころか家や会社以外に行くことはほとんど無くなってしまいました。まだ毎日数千人の感染者が出ていても、(ひと頃に比べたら格段に良くなっているので)ブラジルはほとんど普段の日常に戻っているので、この際にとゴルフ仲間のHさんの賛同も得て2人で週末にイグアス観光に行って参りました。

SPからおよそ1時間半ほどのフライトでイグアスに行けますが、イグアスの滝全体の20%ほどがブラジル側に属し、残りの80%がアルゼンチン側にあり、正確に言うとパラグアイに属する部分はありません。                      予約したときは9月。その時点ではアルゼンチン側はコロナの為入国できなかったのですが、出発直前になってオープンになったので、急遽プランを変えてもらって1日目がブラジル側のイグアス、2日目がアルゼンチンからのイグアスということに。そして出発前にはまたまたPCR検査です。数えてみたらこれで11回目のPCR検査。国がやってくれる検査もありましたが、自費でやるものも多く、検査費用だけでも10万円近くになっているでしょう。コロナがなかりせば不要な経費です。                    以下滝の写真を添付しますが、やはり自分の目で見ないことにはその迫力は感じられません。動画はまだマシなのですが、ここに動画を添付できないようなので、残念ですがサイトを探せば見れるような写真ばかりです。  

*ブラジル側から最初に目に入るイグアスの滝。全体2.7㎞の最も下流付近と言ったところです。川の向こう側はアルゼンチンで、すなわちアルゼンチンにある滝を見ていることになります。
*上の写真の少し上流。雨期の水嵩が多いときは全体的に滝が続くそうです。(この日は右半分が枯れたような状態)
*さらに上流。遊歩道があって、水しぶきがかかるあたりまで近ずけます。

夜の食事とショウも組み込まれており、案内されたレストランはこれまで行ったどのレストランよりも大きいと思われるもので、最大1,500人が入れるそう。その日もほとんど満席に見えました。ほとんどがブラジルからの客で、我々日本からと米国とドイツから各一組くらいあったようです。                          そこの売りは、南米9カ国の歌とダンスを披露するということで、9カ国とはブラジル、ペルー、パラグアイ、コロンビア、アルゼンチン、ウルグアイ、メキシコ、チリ、ボリビアなのですが、その事でこの店はギネスブックにも登録されているとか。          私たちの席はステージの真ん前あたりであったこともあり、ダンサーの顔も良く見えて、ペルーやメキシコあるいはブラジルのサンバなど、日本人にとってもある程度お馴染みの音楽でもあり、とても楽しめました。                           1時間半ほどのショーなのですが、順番に国は変わっても演者は同じ。衣装をとっかえひっかえ大変そうなのですが、週末だけやっているのかと思いきや、ガイドさんによると日曜日を除き毎日やっているそうです。今日みたいに満席ならまだしも、平日は客も少ないだろうし、来る日も来る日も同じショウを続けるのもさぞかし大変だろうと余計なことを考えたりしましたが、ライブのショウって基本的にそういうものですね。    

*客が入る前のレストラン。これで全体の4分の1ぐらいです。左のスクリーンのあるあたりがステージ。
*まずはパラグアイから。
*これはチリだったか。
*アルゼンチンタンゴ。それらしい衣装です。
*ボリビア。
*ご存知ブラジルサンバ。もちろん演者はみな同じ人達です。

おしぼりうどん

おしぼりうどんという料理を聞いたことがある人はたぶん信州にゆかりのある人だけだろうと思います。うどんには変わりないのですが、タレは大根おろしの絞り汁に味噌とネギなどの薬味を入れて、ざるそばのように、釜揚げうどんを入れてそのまま食べます。もちろん釜揚げでは無くて、冷やして食べるのもありで、私自身はそちらの方が好みです。                                   大根は普通の大根ではイマイチで、信州の坂城(さかき)町特産のネズミ大根を使うのが正統派です。なんでねずみ大根というのかというと、その形がネズミに似ているかららです。信じられないかも知れませんが、その坂城町には”ねずみ”という地区があって、そのあたりで採れるのでねずみ大根というのかも知れません。あるいはねずみ大根が採れる地域だから”ねずみ”という地名が付いたのかも知れませんが、卵が先か鶏が先か見たいな話しで、本当のところはよくわかりません。なお、地名のねずみの発音は動物のネズミとは多少ちがって、”ね”にアクセントがあります。

*ねずみ大根。確かにネズミに似ています。味はかなり辛みが強く、これが信州みそと混ぜると、絶妙なうどんのタレがが出来上がります。極めてシンプルな健康食とも言えます。

このおしぼりうどんを食べさせてくれるところが新橋にありました。店の名前は”おにかけ”。おにかけ、というのも信州の食べ物ですが、おにかけとは“お煮かけ”のことで、野菜や肉などを煮込んだ煮汁の中にうどんやそうめんを入れて、煮汁を切って食べます。スープが少な目のにゅう麺とかうどんといった感じでしょうか。         でもその店には”おにかけ”も”おしぼりうどん”もメニューには書いてありません。 たぶん仮に書いてあっても客は何のことか分からないでしょう。           おにかけというメニューは本当に無くて、釜揚げうどんというメニューがあって、それがすなわちおしぼりうどんのことだそうです。   

*右手で持とうとしている徳利が大根の搾り汁。その脇の3つの肉団子のようなものが信州みそです。

 子供のころは、おしぼりうどんなどちっともおいしいとは思わなくて、おしぼりうどんの日には姉なんかと別のものを作って食べたりしていた思い出があります。”女・子供”などといったら今では叱られるでしょうが、男と女、あるいは大人と子供では好みの味が違うのも事実で、このうどんの味は大人の(男の?)味と言っていいでしょう。           東京にこんな店はあるけれど、おしぼりうどんもおにかけももう地元でも食べられていないかも知れません。ねずみ大根はたくあん漬けにするとこれまた絶品なんですが、さすがにたくあん漬けは時間と手間がかかるので、今度の帰国時には坂城町まで買いに行って、おしぼりうどんでも作ってみようか。 

海の見える理髪店

今日は珍しく本の紹介です。                          6日間のホテル監禁、そして片道24時間にも及ぶフライトの時間を潰すにはTVや映画もいいですが、本は欠かせません。                        今回も”Made in Japan”で3冊ほどお借りして、ブラジルからの道中とホテル監禁中にお世話になりました。いわゆる”待合室の本”的な推理小説の類ですが、ただなにもすることなくぼーっと時間を潰すよりはるかにマシです。                      ブラジルに帰る前にはBook Offに立ち寄って、帰りの飛行機のなかで読む本を仕入れたのですが、今回利用したLH(ルフトハンザ)便は、行きも帰りもほとんどが夜の運行。暗い機内、皆寝ているなかで自分専用とはいえ照明を点けて本を読むのは少々憚られましたが、たった50ページにも満たない短編小説ながら深く感動を覚えたので紹介させていただきます。

作者は荻原浩。この作家は20年も前でしたでしょうか、職場の同僚の一人であるこちらも荻原氏から”あの日にドライブ”という本を勧められて読んだのが最初でした。   とても面白かったので、その後”オイアウエ漂流記”や”神様から一言”などを読んでみましたが、どれも外れ無し。                          今回の”海の見える理髪店”はたまたまBook Offで目に留まっただけのことですが、読後は久しぶりに”余韻”に浸ることができました。おすすめです。なお、この作品は2016年直木賞を受けています。                            直木賞とは大衆小説の秀作という格付けみたいですが、大衆小説で大いに結構。   人生に大切なことは、大衆小説や大衆映画、流行歌などにすべて語られていると思うのは、歳をとったせいでしょうか。

レンタカーで無事ご帰還

6日間のホテル隔離を終え、10月19日の午後無事”出所”となりました。     さすがに6日間ホテルに閉じ込められてから外に出ると、よろめくとまでは言わないまでも、足が地に着かない感じです。6日間ほとんど歩いてないので、無理もありません。一日の歩数は100歩もなかったでしょう。若かったらさほどのことは無いと思われますが、もう歳も歳ですし。                          ホテルからバスで羽田空港まで戻され解散。電車を使ってはならないということなので、私は空港内の日本レンタカーの窓口へ。ネットで予約してあったのですぐに受付完了、近くの営業所までマイクロバスで送ってくれました。この辺の対応の良さは、さすが日本の会社、なんにも不安材料がありません。                 借りた車はスズキのワゴンR。軽自動車です。羽田から田無の営業所乗り捨て、24日間レンタルで11,000円ほど。その内乗り捨て代が3,500円ほど。安いのか高いのかよくわかりませんが、仮に2つの荷物を宅急便で送って、自分自身は電車で帰ったとしても6,000円ぐらいかかるでしょうから、まあまあリーズナブルと言えるでしょうか。

自分で車を運転するのはおよそ2年ぶり。都内を走るのは20年ぶりぐらいだろうか。 でも今はナビが誘導してくれるので、さほどのストレス無しです。昼間の午後で道路もそれほど混んでいなかったし。およそ1時間半ほどで無事自宅に帰還。  

翌日、返却前にガソリンを満タンにしなくてはなりません。でも、ガソリンスタンドで”浦島太郎”であることを思い知らされました。                 給油スタンドの脇に車を止めると、アルバイトと思しきお兄ちゃんが居たので          「満タンで」と言ったら、                            「セルフですから」なるほど、日本も今やそうなってるんだなと、給油口をつかむと、  「お金入れないと出ないっすよ」                        「はー?何それ?」数秒沈黙が入り、お兄さんは、”こんなことも知らないのか、このオヤジ”と明らかにバカにしたような目でみます。たまたまそのお兄さんは私より背が高かったので、物理的にもまさに”見下す”目線を感じました。今風に言うと”上から目線”です。                                  日本でガソリン入れるのも20年ぶりくらいか。先にお金(もしくはクレジットカードなど)を入れて、自分で給油して、出てきたレシートを精算機にかざして精算するシステムとは知らなかった。                             私の知っているセルフは、まず給油してからスタンドの事務所に行って、スタンド番号を告げて精算というプロセスでしたが、これだと事務所に行く必要もないし、より合理的です。たぶんクレジットカードだと精算する必要もないでしょう。        ちなみに私は現金で1,000入れて、精算すると500円弱ほどおつりが出てきました。羽田から自宅まで500円ほどとガソリンの値段が上がったとは言え、軽のせいか安いもんです。

*真ん中あたりの画面で支払い方法を選んで始め、給油が終わるとレシート(清算票)が出てきます。素俺にしても張り紙(広告)が多いこと!
*レシートのバーコードを読まると、おつりが出てきます。これらのシステムは日本に住んでいる人にとっては当たり前のことでしょうね。

似たような弁当を如何に美味しく

今日はホテル監禁6日目。明日午後ようやく”釈放”になります。もちろんPCRが陰性であればですが、羽田空港に到着時点で陰性、ホテル滞在3日目のPCR検査でも陰性、ならば明日の検査も疑いなく陰性でありましょう。                             今回のホテルはかなり良く、弁当も前回よりは良さそうに見えたのですが、日を追う毎にそうでもない感じがしてきました。というか、そもそも3食とも”弁当”ではさすがに飽きてきます。弁当のおかずというのは定番みたいのがあって、たとえばコロッケとかシューマイ、鶏唐揚げ、煮魚など大体決まってきます。                            また弁当納入業者が2‐3社あるようで、これは良かれと思って複数社採用しているんでしょうが、”弁当の定番” があるゆえに同じようなおかずが続くことがあり、3日目などは鳥の料理が3回続いたことがありました。元々鶏肉などさほど好きでもないし、これにはさすがに参ってしまい、最後ほとんど手を付けずに捨ててしまいました。                       これがもし1社のみから仕入れているなら、こんなことはないでしょう。過去のメニューが分かってますから。  

*右上は3回続いた鶏料理。しかも鳥の味を全く殺したひどい味付けで、一口食べて捨ててしまいました。シンプルに塩して焼いたもの(焼き鳥と同じ)だったらずっとマシだったのですが。ちなみに右下にには煮魚(ブリ)と昆布の佃煮、左下には里芋など野菜の煮つけが入っていました。

さらに私にとって重要な一品が欠けていました。それは漬物。たまに申し訳程度にご飯の片隅に柴漬けなんかが載っていることもありますが、多くの場合無しです。お酒のおつまみとしても欠かせないお漬物。ビールや日本酒とともにこれも持ち込むべきだった、と大いに後悔したのですが、”待てよ、ここは日本。通販で簡単に買えるはず” と思いついて即楽天にアクセスしてみました。                            あるあるよりどりみどり。しかも値段も手ごろで、多くは翌日配達です。即刻注文し、4日目からは漬物の一品が増え、たちまち満足度の高い弁当にランクアップしたのでした。ちなみにご飯は新米のせいでしょうか、冷たいながらもかなりのクオリティーです。持ち込んだ味噌汁もあるし、これで漬物があれば私にとって”ご飯”としては問題ありません。 

*楽天で購入した漬物セット。3袋で1,100円は安い!しかも送料込み。

仮に電子レンジがあれば弁当も格段に変わります。では電子レンジが無いなかで、いかに冷たいものを温めるか?下の写真は、湯沸かし器の中に備え付けのマグカップを入れて冷たいハンバーグを温めているところです。焼き立てみたいなアツアツにはなりませんが、十分温まって味も断然良くなります。

*涙ぐましい努力、と自分で言うのもなんですが、結果は雲泥の違いになります。写真はまだ温める前ですが、温まったハンバーグは艶々して見た目も全然違います。

それにしても弁当以外のメシが食べたーい!すし、ラーメン、そば、焼き立ての魚とか。果物も一週間も食べてない。野菜も不足気味。でもあと一日の辛抱!

2度目のホテル監禁

24時間のフライト(乗り換え等入れたら30時間以上)でまたも懲りずに日本に帰ってまいりました。コロナの水際対策がブラジルからの帰国者にはさらに強化され、”ホテル監禁”が3日から6日に延長されました。これはブラジルだけでなく南米の多くの国が対象になっているのですが、同じ南米でも対象外の国もあってその基準が良く分かりません。ブラジルからは来ないで欲しい、という事だと思いますが、今回は息子の結婚式があるので仕方がありません。前回(5月)に経験したあの”冷や飯”を6日間も食べ続けるのか・・・と覚悟はしましたが、今回は2回目。経験を生かして、インスタント味噌汁やほとんど毎日欠かさない牛乳なども持ち込み、万全の準備で臨みました。ビールなどの酒類ももちろんです。(一応禁酒のお触れは出ていますが)

ホテルは今度もアパホテル両国だろうと予想していたのですが、移動バスに乗る直前に係員に聞いてみると、今回のホテルは羽田空港のすぐ近くの”ビラフォンテーヌ”というホテルとのこと。名前は立派だけど聞いたことないし、がっかりするのも嫌だから期待しないでおこう、などと考えていると本当に一分でそのホテルに着きました。歩いて行ける距離です。なんとそこはアパホテルとは比べ物にならないような立派なホテルで、日本の基準で言うと少なくとも4つ星以上か。

*部屋から(9階)から見た羽田空港。ほとんど同じ敷地です。

食事も前回よりはかなり良いようです。ホテルが良いからそう感じるのだろうか。いや間違いなく良くなっています。作ったところも全然別ですし。

*初日のランチ弁当。内容はコンビニ弁当並みの豪華さでご飯も良質。少なくとも室温状態で、お茶も付いてきました。前回は水のみ。

部屋には立派なTVもあり、その大きさは部屋とのバランスを考えると不釣り合いなほどです。スイッチを入れるとお馴染みのNHKの桑子アナウンサー。まずその画像の鮮明さにびっくり。ブラジルのアパートの小型TVではとてもきれいなお肌に見えていたのですが、この大型で鮮明なTVで見ると、顔にシミのようなものまでうっすら見えたりして、これが4K放送というものだろうかと感心したり、ちょっとがっかりしたり。彼女もそう若くないし(34歳)、仕方のないことであります。大きなお世話だけど。

*このぐらいのサイズではわかりませんが、顔がアップされた時はちょっと気になった次第です。

ブラジル製の納豆とほんだし

世界広しと言えども、日本以外の国で納豆とほんだし(味の素)を生産、販売しているのはブラジルぐらいではないでしょうか?中国やタイなども日本人が多いので、あるいは現地産の納豆などもあるのだろうか。でも中国人やタイ人が納豆を食べるとは聞いたことがないし、やはり海外で最大の日本人コミュニティーを持つブラジルならではでしょう。これもまた先人のお陰でもあります。

納豆は、1カップに日本の3倍以上の量が入ってR$90(180円)と日本からの輸入品に比べるとかなりお得。人によっては日本からの輸入物と味が違う、という人もいるようですが、私は違いは少しあるけど、立派な納豆であると思います。           一人暮らしだと一回で食べきれる量ではないので、3回ぐらいに分けて食べるのですが、そうすると他の容器に移さねばならず、わずかひと手間ですが、これが結構面倒。洗い物も一つ増えるし。量は少ないけど日本のカップ納豆は食べきりで”使い捨て”ができるのでとても便利ということに気がつきました。発砲スチロールに入った納豆もほぼ同じくらいの量で、食べきりを考えてあの大きさにしているんでしょうね、きっと。 でもまあ資源の有効活用ということもあるし、たっぷり入った納豆に文句を言うべきではありません。

*大きさは日本のカップの納豆より一回り大きいぐらいです。タレもからしも付いていませんが、タレを開ける時は結構面倒で手が汚れたりするし、シンプルで返って良いかも。

味の素の”ほんだし”も日本からの”正規品”と比べたらとてもリーズナブルなお値段で、味も日本のものと遜色ないと思います。重い物ではないけれど、SPに住む限り日本で買って帰る必要はありません。                        ところが、一つだけ違いがあります。6つほどに小分けした袋に入っているのですが、その袋に切り口が付いていなくて、簡単に開けられません。ハサミで切る必要があるのです。こちらもほんのひと手間ですが、これが意外に面倒なんです。

*味の素はヤクルトとともにブラジルでは古くから最も成功した企業と言われています。

みそもしょうゆもまた日本酒も現地産があるのですが、どれも共通する問題は、簡単に封が切れず、ハサミとかナイフが必要なことなんです。              ブラジル人にとってみれば、そんな細かい事と思うかも知れませんが、痒い所に手が届くというか心憎いまでに使いやすさを追求した日本製の物に慣れてしまうと、意外にイライラするものです。一つ切り口を入れるだけ、あるいはプラスチックのカバーをはがして取るための”耳”が付いているだけで解決するはずなんですけどね。

ブラジル製の靴

コロナのお陰で会社に行くことも少なくなり、靴といえばカジュアルなものがあれば事足りるのですが、来月息子の結婚式を控えフォーマルな靴が必要になりました。   東京の家に何足かの革靴はありますが、結婚式に履いて行くのに相応しいような靴は無かったような。日本では2週間の自主隔離もあるし、その期間は前回にも増してより厳しいチェックになったそうです。前回(5月)の時は位置情報の確認がスマホに来て”今ここ”というボタンを押せば済んだのですが、今は現在地の背景をビデオで送らなければならないとか。                                 靴は日本人であれば日本の物を買いたいのですが、そんな事情で日本で買う時間がないかも知れないので、思い切ってブラジルで買ってゆくことにしました。以前ポル語のN子先生の”ブラジル製の靴は良いですよ”という情報もありましたし。

家から歩いて10分ほどのショッピングセンターに”CNS”というなかなか立派な靴屋があります。ここは会社に通っていたころいつも前を通っていて、それとは無しに展示されていた靴を見て気にはなっていたのでした。                   言葉が通じなくとも、靴を買うぐらいならなんとかなるだろうと行ってみると、ラッキーなことにその店には英語を少し話す定員さんがいて助かりました。仮に通じないところがあっても紙に書けばOKです。

*CNSというやや高級靴店。

ブラジル製の靴は日本人の足に合うかどうかはしばらく使ってみないとわかりませんが、ブラジルは牛が豊富なせいか革靴の値段もとてもリーズナブルに思います。もちろんブラジルレアル安というのもありますが、一番高いものでも日本円で一万円ぐらいで買えます。むしろナイキやアシックスといったスポーツシューズの方が高いくらいです。                                      靴はいくつあってもいいですね。足は大きくなるわけでも無し、太るわけでもありません。そもそも”足元を見る”という言葉は悪い意味で使われますが、その言葉通り足元を見た時、靴が汚なかったり貧相だととてもみすぼらしく見えるものです。フォーマルな靴だけを買うつもりが、ついついもう一つ買ってしまいました。値段はどちらも同じくらいで、現金払いだと5%の割引とのこと。普段そんな現金は持ち歩いていませんので、カードで支払おうとしたところ、店としても現金で欲しいらしく、近くのATMまで案内されてめでたく5%割引にしてもらいました。

*その日買った2足の靴。しばらく履いてみないと良し悪しはわからないでしょう。

ところで、結婚披露宴での父親の服装はモーニングが定番ですが、こちらは貸衣装で済ませます。料金1万円弱とかなり手ごろ。本当は紋付き袴にしたかったのですが、相手方(新婦の父親)がモーニングなので、合わせて欲しいということで妥協しました。母親は留袖というんでしょうか、黒の和服なんだからそれに合わせて父親も和服にすべきと思うのですが、なぜか父親はモーニング、母親は和服というのが現代の定番のようです。                                     ノーベル賞授賞式なんかもモーニングが決まっているそうですが、前回だったかノーベル生理学賞の授賞式での本庶佑さんの紋付袴姿は格好良かったので憧れたんですけどね。